誰が4強の同伴者になるのか。 15日(日本時間)カリフォルニア州アナハイムで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第2ラウンドで、日本が6-1でメキシコを破ったことを受け、米国と日本の運命が韓国の手にかかることになった。
世界野球4強まで‘半歩’を残した‘ミラクル韓国野球’は、16日の第2ラウンド最終戦で日本と対戦する。 日本戦の結果しだいで、韓国・日本・米国・メキシコが属する1組の上位2チームの輪郭が表れる。 1・2位チームは準決勝に進出し、19日昼12時にもう一度、決勝進出をかけて対戦する。
現在、韓国が2勝で、日本と米国が1勝1敗。 米国が17日の最終戦でメキシコ(2敗)に勝つと仮定した場合、韓国が日本に勝てば、韓国と米国が準決勝に進出する。 したがって米国は韓国を応援しなければならない立場になった。
しかし韓国が日本に敗れた場合、韓国・日本・米国の3チームが2勝1敗で並ぶ。 この場合、順位を決める方法は相手チーム間の最小失点の順となる。 韓国は米国に3失点し、日本は米国に4失点した。 米国は、韓国と日本を相手に計10失点した。 したがって韓国が日本に敗れても、6点以下の失点なら米国が脱落し、韓国と日本が準決勝でまた対戦する。
韓国にとって最悪のケースは6-7や7-8のスコアで敗れることだ。 この場合、韓国と日本の失点は米国より多い状態で等しくなる。 すなわち、米国の準決勝進出が決まり、韓国と日本のどちらが4強入りするかという問題になる。 失点が同じ場合、守備イニングの多いチームが有利だが、韓国は日本戦で先攻となるため不利な立場となる。 先攻で敗れた場合、守備イニングが1イニング少なくなるからだ。
一方、2組ではドミニカ共和国が2-1でベネズエラを破って2勝1敗とし、準決勝進出を決めた。