☆ね年…門を出でて遙かに瑞雲を見ん。遠地に旅して吉
☆うし年…早起きの家には福神来るという。この心掛けで大吉日となる
☆とら年…盲亀が大海に浮かぶ浮木の穴に百年に一度入る如し。神仏の縁を尊べ
☆う年…世の中は縁に触れて惑う。善縁善報、悪縁悪報
☆たつ年…旅路の宿にて眠り覚め遙かに妙曲を聞く象。思わぬ吉事あり
☆み年…欲多ければ利を求むる事多し。だから苦悩も多し、目覚むべし
☆うま年…往生は死んで後の事でない。信心に抱かれていると目覚めし時なり
☆ひつじ年…妄信により迷いの世界が現れる。妄信が消えれば迷いがなくなる
☆さる年…安居して心は楽土にありといった坐して天恵を受ける日
☆とり年…寂室にて古書を読む。温故知新して明日に備えよ
☆いぬ年…人の悪は隠して善をば揚ぐべし。信用ありて発展せん
☆い年…聖人に夢なしという。希望欲望多すぎぬよう注意して吉運
(松雲庵主)