えびの市発注の橋の公共工事をめぐり、業者に不正に最低制限価格を漏らしたとして、えびの市長ら2人が20日夜、競売入札妨害の疑いで、警察に逮捕されました。捕まったのは、宮崎県えびの市の市長、宮崎道公容疑者、73歳と、造園土木会社社長の2人です。警察によりますと、宮崎容疑者は、去年、えびの市発注の、橋の補修工事をめぐる指名競争入札で、造園土木会社の社長に最低制限価格を事前に電話で伝えて工事を落札させ、競売入札妨害の疑いが持たれています。警察の調べに対し、2人は容疑を大筋で認めているということです。宮崎容疑者は、2002年、えびの市長に初当選し、現在2期目を務めています。
小林市の保育園に勤める女性が、新型インフルエンザに感染していたことを受け、県が、女性の行動を調べた結果、園児を含む89人が、女性と接触していたことが分かりました。感染が確認されたのは、小林市の「認定こども園日章」に勤める43歳の女性です。「認定こども園日章」は、園児と職員、合わせておよそ100人がいて、県では、接触者の特定を進めています。県によりますと、20日午後1時現在、女性との接触者は89人で、このうち、濃厚接触者は、園児6人と家族3人の合わせて9人だということです。今のところ、発熱などの症状を訴えている人はいないということです。また、女性と接触がない、園児の保護者が、3日前から、熱を出していて、県では、現在、遺伝子検査を行い、感染の有無を調べています。「認定こども園日章」は、県の要請を受けて、きょうから1週間、休園することを決めました。一方、小林市は、きょう、対策本部会議を開き、市民の不安解消に努めるとともに、広報車で、手洗い、うがいの徹底を呼びかけることなどを決めました。また、小林市では、新たに電話での相談窓口を市役所内に設けていて、24時間体制で相談を受け付けています。
子どもだけの落語一門、「ひむかこども落語会」による落語発表会が、日向市で開かれ、子どもたちが、日頃の練習の成果を披露しました。この発表会は、日向市にある子どもだけの落語一門「ひむかこども落語会」が、今年8月に開かれる全国大会に向けて、実戦経験を積むために、開いたものです。発表会は、「紅白落語合戦」と銘打って行なわれ、落語会のメンバー8人が、4人ずつ紅白に分かれ、訪れた観客を前に、軽妙な言い回しの落語を披露しました。(子どもたちの落語)訪れた人たちは、子どもたちが演じる大人顔負けの本格的な落語を楽しんでいました。「ひむかこども落語会」も参加する、「こども落語全国大会」は、8月1日と2日に、日向市の文化交流センターで開かれます。
日南市では、子どもたちに、農業の大切さを学んでもらおうと、小学生を対象にした農作業の体験学習会がありました。「ワンダースクール」と名づけられた、この学習会は、JAはまゆうが、初めて開いたもので、20日は、日南市の小学生26人が参加して開校式が開かれました。子どもたちが、最初に臨んだのは、ミニトマトの栽培教室。職員たちの指導を受けながら、苗を植えつける作業にあたりました。このあと、子どもたちは、場所をビニールハウスに移し、ピーマンの収穫作業を体験。ハサミを使って、1個1個、丁寧に収穫していきました。(参加した小学生は)「おっきいのを見つけてうれしかった」「野菜をたくさん育てて、いろいろなことを勉強したいです」子どもたちは、これから、月1回のペースで、そばの種まきやみかん狩りなど、様々な農作業を体験することになっています。
筋肉が徐々に動かなくなっていく難病、ALSの患者やその家族らでつくる団体の、定期総会が、宮崎市で開かれました。ALSは、運動神経が侵され、筋肉が動かなくなっていく進行性の難病で、治療法もいまだ、確立されていません。20日は、宮崎市で、日本ALS協会県支部の定期総会が開かれ、県内の患者やその家族など、およそ40人が出席。理学療法士の吉野喜裕さんが講演を行い、日常生活の中にリハビリを取り入れることが重症化の予防につながると、述べました。現在、県内のALS患者は、およそ100人いるということです。
ニチレイPGMレディス2日目。横峯さくら選手は、スコアを5つ伸ばし、単独首位に立ちました。21日の最終日で、今季3勝目を狙います。
ご意見、ご感想をお聞かせください。
mrthodo@mrt-miyazaki.co.jp
[Back]