尿検査を終えひと息つく高見盛=両国駅前
日本相撲協会は19日、東京・両国国技館で4回目の薬物尿検査を行った。錣山、春日山、朝日山、荒汐、田子ノ浦、花籠、東関の7部屋が対象で協会員110人が受検。花籠部屋の力士1人が病気のため欠席した。
受検力士の中には、東関部屋所属の幕内高見盛の姿もあった。検査を終えると、興奮しながら「後ろめたいことはない。もしもおれが(大麻などを)やっていたら、即刻(協会を)辞めてやる」と息巻いた。
前日に検査実施を通告され、「こういう検査はやっぱり落ち着かない」と険しい表情だったが、結果には自信があるようで「おれは潔癖だ。たばこも吸ってない」と胸を張った。ただ、「潔癖」と宣言したものの、受検後に手を洗うのを忘れたようで「それが問題だ」と頭を抱えていた。