2009年06月20日
最近いつも携帯電話のネタを書いてるので、今日はちょっと違った趣向にしてみようかなと思います(笑)。
実は少し前、大学の学科のWEBページを作る(リニューアルする)機会があったんです。まぁそもそも、一研究室の4年生に学科のWEBページを作らせるのはどうなのっていう話もあるんですが、ある程度形にはなって(むしろ現行のものより10倍は素晴らしくなったと思います)、 いったん保留という感じで、公開に向けてちょくちょくXHTMLのミスを修正してるって感じです。
が、何を思ったのか、誰か(恐らく学科の教授?)が勝手にWEBページをいじり始めて、気がついたときには手がつけられないくらいXHTMLのソースコードが無茶苦茶になってました…。具体的には、W3Cの「Markup Validation Service」ってのを使って、少なくともTOPページはPASSしてたんですが、21個もエラーを!!
WEBページはいろんな人が更新しますし、デザイン的にも変更したい場所はあるでしょうから、ある程度は仕方ないのかなと思いますが、 せめてXHTMLくらいは書けるようにしてもらいたいです。
実は少し前、大学の学科のWEBページを作る(リニューアルする)機会があったんです。まぁそもそも、一研究室の4年生に学科のWEBページを作らせるのはどうなのっていう話もあるんですが、ある程度形にはなって(むしろ現行のものより10倍は素晴らしくなったと思います)、 いったん保留という感じで、公開に向けてちょくちょくXHTMLのミスを修正してるって感じです。
が、何を思ったのか、誰か(恐らく学科の教授?)が勝手にWEBページをいじり始めて、気がついたときには手がつけられないくらいXHTMLのソースコードが無茶苦茶になってました…。具体的には、W3Cの「Markup Validation Service」ってのを使って、少なくともTOPページはPASSしてたんですが、21個もエラーを!!
WEBページはいろんな人が更新しますし、デザイン的にも変更したい場所はあるでしょうから、ある程度は仕方ないのかなと思いますが、 せめてXHTMLくらいは書けるようにしてもらいたいです。
2009年06月17日
速報レビュー エリア限定でスタート、ウィルコム「XGP」の実力を試す(ケータイWatch)
ウィルコムの“次世代PHS”「XGP」を試す 秋葉原で下り通信速度11Mbpsを記録(日経PCオンライン)
おぉ、意外に速いぞ:ウィルコムの「WILLCOM CORE XGP」、さて何Mbps出る?(ITmedia)
なんということでしょう(笑)。
256QAMの変調で通信してるよコイツ!!
これもマイクロセルの威力なのだろうか…。
同じ2.5GHz帯を利用して、同じようにOFDMを使ってるUQ WiMAXがあんな状態なんだから、驚きを隠せないです。
ただし、UQ WiMAXとXGPの違いってどうもかなり少ないみたいですね。大抵の人はセル半径の違い(と、強いて挙げればアンテナの種類)をポイントとして挙げるかも知れないんだけど、日経コミュニケーションを読んでる限りはUQ WiMAXも都心部のセル半径を500mくらいにするつもりらしく、そのうち差は縮まるんじゃないだろうかというのが俺の考え。
とりあえず、2.5GHz帯のモバイルブロードバンドに明るい兆しが見えてきたのかな?
しかしなんというか、携帯電話会社は無理にモバイルブロードバンド通信分野で勝負しない方が良いんじゃないかと思ってきました。巨人のNTTドコモがやけっぱちで着いてくるかもしれませんが、都心部(人口カバー率50%)だけLTEのネットワークじゃ勝てるか怪しいラインですよコレ。そもそもネットワークの考え方が抜本的に違ってて、XGPやWiMAXのネットワークって結構シンプルですもん。ましてやWILLCOMなんてフルIP化したネットワークを既に全国に持ってるという…。
ソフトバンクの場合、イー・モバイルのMVNOでデータ通信定額のサービスをしていて、自社の回線ではそのプランを提供してないっていうのが現状ですが、ソフトバンクは意外に賢いのかもしれませんね(笑)。
とりあえず、WILLCOMのことはこれからも応援していこうと思っています。一応毎日クリアな音声通話でお世話になってますので。最近、カード会社に電話だ、カラオケ店に予約の電話だ、就職先の企業に電話だと、いろいろ固定電話に電話する機会が多いので助かってます。
ウィルコムの“次世代PHS”「XGP」を試す 秋葉原で下り通信速度11Mbpsを記録(日経PCオンライン)
おぉ、意外に速いぞ:ウィルコムの「WILLCOM CORE XGP」、さて何Mbps出る?(ITmedia)
2009年06月13日
昨日の朝のことなんですが、大学でWILLCOMのパケット通信の調子がすこぶる悪くなりました。
メールの自動受信はしないわ、手動でこちらから取りに行っても、「ネットワークエラーが発生しました」と出て通信ができなかったり…。送信するときや、WILLCOMの公式サイトにアクセスするときも同じ現象がッ!
でもコレ、実は前からちょこちょこあったんです。
基本的に学校ではWILLCOMを使ったメールも電話も少ししかしないんですが、メールの送信時に何回かこのエラーは見てましたし、電話の発信時にも繋がらないときがありました。
そこでちょっと起こっていることを冷静に考えたんですが、これ基地局側が輻輳してるんじゃないでしょうか?
今現在大学の敷地内に設置されている基地局は、屋外が2つ、食堂に1つです。なので、実質的に大学関係者のトラフィックを2つの基地局で捌いてることになるんですが、これどちらも旧型の古い基地局なんですよ。
俺の記憶だと、ウィルコムのW-OAMに対応していない基地局が使えるチャネルは4つ。そのうち1つは制御用に用いるので、実質3チャネルになります。これが2つあるので6チャネルになります。
果たしてこのチャネル数は、教員・学生合わせて3,600名以上が存在している大学にふさわしいのか。
6チャネルとは言え、これは6回線収容できるわけではなく、特にパケット通信を利用している端末は、通信中に複数のチャネルを占有することになりますから、事態はますます深刻ですよね。しかもPHS端末は通信速度が遅いので、平均占有時間も長くなるものです。
まぁ常時この人数がキャンパス内にいるわけではないですし、実際にその中のどれだけの人がWILLCOMを使っているのか疑問ではありますが、一応理系の大学なので使ってる人意外に多いんじゃないかな…。この間もラウンジでアドエス使ってる少年いたし(笑)。
てなわけで、普通に考えると輻輳としか考えられないんです。
そう思ってWILLCOMのお客様センター(116番)に電話をかけたんですが、この時の対応にちょっとムカつきました。
電話での対応自体はまったく問題ないんですが、基地局の調査をすごく渋られたわけです。
電話機の故障を疑うことは問題ないんですが、何度もしつこく症状を確認され(3回くらい保留で待たされました)、「そうですかぁ…。」とか「うーん…。」とか、聞いてるこっちが明らかに不安になるような返答でした。
基地局自体のトラフィックや混雑状況はどうなってるのかと聞いても、
「キャンパス内ですと、半径100m以内に2つも基地局がありますので、電波状況とは考えにくいですねぇ。」
とQ&Aになっていない上に、ごり押しで基地局調査をお願いしても、
「番地を含めた正式な住所がない場合、調査できないことになっているんです。」
とこんな感じ。
うちの大学、番地がないんですよ。いや、本当はあるんですけど、表向きに公開してる住所に番地がないんです。「知ってる人いないんじゃないかな?」と言われているほどで…(笑)。
さっき基地局の場所確認できてるじゃねーかよ…。
しょうがないので友達何人かに手伝ってもらって、番地まで調べて電話をかけ直し、調査してもらえることになりました。
総通話時間30分オーバー、調査まで入れると1時間振り回されました。
ちなみに今日は土曜日で生徒も教員も全然いないので、朝から問題なくパケット通信は流れてます。うーん、俺の考え方は間違っているのだろうか?
っていうかですね、結局言いたいのは、“いい加減W-OAM対応基地局に切り替えてくださいよ!”っていう一点(笑)。
「キャンパス内ですと、半径100m以内に2つも基地局がありますので、電波状況とは考えにくいですねぇ。」
とQ&Aになっていない上に、ごり押しで基地局調査をお願いしても、
「番地を含めた正式な住所がない場合、調査できないことになっているんです。」
とこんな感じ。
2009年05月28日
大学の研究室で投げられた仕事が超忙しかったので、最近はなかなか更新できませんでした…。
そんな中、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルが夏モデルを発表したりしましたが、個人的にもっともインパクトがあったのは、やはりKDDIの「指定通話定額」です。
“KDDIがやっちゃったからにはドコモもやらざるを得ない”というのは、パケット定額制が導入された頃からそんな雰囲気があったわけですが、今回もNTTドコモは追従するんでしょうか?個人的にはNTTドコモの携帯電話も使っているので、それはそれで利用価値があるならば嬉しい限りです(笑)。
一方で、ソフトバンクモバイルの事が嫌いそうな某ブログで、「今回KDDIが指定通話定額ができたのは、基地局をどんどん増やしているからだ」というお話をしているようですが、僕はその説に疑問を投げます。
確かにKDDIの保有する基地局免許数は、5月2日現在で37,234局となっており、ソフトバンクモバイルのそれが37,777であることを考えると、かなり増えてきたように思えます。しかもソフトバンクモバイルは光張り出し局や小型基地局を多用しているので、普通に考えれば“KDDIはトラフィックに余裕があるっぽい気がする”になります。
が、冷静に考えてみると、この基地局のうち17,300は2年後に周波数再編で撤去されます。
KDDIが1年間に建設した基地局を見てみると、2GHz帯が約2,500、新800MHz帯が6,000程度です。3月期の決算での話が本当だとすると、今期は1割程度増えるらしいので1万局、それに屋内局をプラスした程度を建設するようです。
一言で言ってしまえば足りません。
最終的なKDDIの基地局数は、今と同じくらい±アルファー程度ではないかと個人的に見ているんですが、どうなんでしょう?もちろんBTS装置の収容数も新しいものであれば増えるんでしょうが、ドコモと違ってグローバルな製品を使っているので、そこまで過度な期待は禁物。
とりあえず今のところ、旧800MHz帯の設備もちゃんと動いていますから、総力戦でトラフィックを捌くことになります。が、今申したように、中期的に見ればそこまで増えているとは言い難いような…。
とすると、交換機やバックボーン側の増設が大きく貢献しているような感じがしますね。さらに言えば、実際のところ、音声通話定額ってどこまでトラフィックに影響するんでしょうか。この辺りもよく分かりません。ソフトバンクモバイルはなんだかんだで、ほぼ2,000万人分のホワイトプランのトラフィックを捌いてますし、あのドコモでさえ音声定額に関しては「無理」ではなく、「自信がない」程度のものみたいですし。
と、いろいろ思うところはありますが、ややこしくなるのでこの辺で終了。
2009年05月08日
結構前の話になりますが、NTTドコモが様々なアフターサービスの充実と、料金プランの値下げ、そしてHSUPAの導入などを発表しました。
この発表を見て、ある種絶望を感じた人も、中にはいるんじゃないでしょうか?いや、別に今回のNTTドコモの発表は特に問題ないんですよ。じゃあ何がショックかというと、「定額データプランスタンダードバリュー」の発表とHSUPAによる上り通信速度5.7Mbps化っていう点です。
これまで携帯電話業界では、イー・モバイルがデータ通信の分野では先駆者になっていて、7.2Mbpsのデータ通信サービスを安値で提供し、さらにはドコモに先駆けてHSUPAを導入するなど、この点において携帯電話業界ってのは競争が凄く活性化していたんです。
ところが実際は違っていたようで、ドコモにとってこれくらいは水鉄砲程度だったのでしょう。「イー・モバイル調子乗ってるな、そろそろ反撃してみるか?」くらい余裕をぶっこいて、定額データ通信の料金値下げとHSUPAの導入をさりげなく発表。イー・モバイルのお尻を後ろからムチで叩き始めたんですよね。
これ非常に面白くなくて、俺はこの発表を見て、「あぁ、やっぱり資金力が桁違いで設備投資もバンバンできるドコモが独占してしまう時代に戻ってしまうのだろうか…。」って思っちゃいました。まぁ冷静に考えればそりゃそうです。設備投資競争と値下げ戦争に突入すれば、間違いなく体力のあるドコモが勝ちますからね。
ドコモにとってはまだまだ余裕があるでしょう。恐らく競争という意味で周りからブーイングを食らうので大人しくしているだけで、まだまだ手札には強力なカードが残っているでしょうし、遊戯王カード風に言えば他社の戦略に対するトラップだって用意しているでしょうね(笑)。
なんかこう、もっと上手いこと、もっともっと競争が活性化しないもんでしょうか…。