今月13日、試合中にマット禍で急死した、プロレス団体「ノア」社長で人気レスラーの三沢光晴さん(享年46)の告別式が19日、東京・中野区の宝仙寺で営まれた。会場には親族やレスラー、知人ら約200人が参列し、故人をしのんだ。また、ファンも参加できる「お別れの会」が7月4日、東京・江東区のディファ有明で行われることが正式発表された。
ノア・仲田龍統括本部長(47)はこの日、三沢さんが生前、選手のセカンドキャリアを憂慮していたことを明かした。社長兼任だった三沢さんは一般企業と提携することで、出場機会が少ない選手や引退した選手を派遣し、不足する収入を補う方策を模索していたという。年内での引退を視野に入れていた三沢さんは、自身のことを含め選手の第2の人生にも思いをめぐらせていた。