2009年6月20日 21時1分更新
立命館大学経済学部の職員が、教員から集めた親ぼく会費少なくとも300万円を無断で引き出し着服していた疑いがあることがわかり、大学で処分を検討しています。
立命館大学によりますと、着服の疑いがもたれているのは滋賀県草津市にある「びわこ・くさつキャンパス」で勤務する経済学部の男性職員で、大学の預金口座から、教員から集めた親ぼく会費少なくとも300万円を引き出していたということです。
大学では、今月8日、金融機関から100万円単位が引き出されているという連絡があったことから内部で調査していたところ、親ぼく会費の管理を担当していた男性職員が無断で引き出して、着服していたことを認めたということです。
大学は男性職員を自宅待機を命じて着服の金額や使いみちについて調査を進めています。
男性職員は返済する意志を示しているということですが、大学では事実を明らかにした上で、処分を検討するとともに、警察と対応を相談しているということです。
立命館大学は、「職員の着服があったことは事実であり、きわめて深刻で恥ずかしいことだ」と話しています。