県内ニュース
イブニング・シックス
松本清張の直筆原稿などを展示(06月20日)
作家松本清張の直筆の原稿や手紙などを展示した企画展がきょうから郡山市で始まりました。この企画展は数々の社会派小説や推理小説などを送り出した作家、松本清張の生誕100周年を記念して開かれました。会場には代表作のひとつ「黒革の手帳」の直筆の原稿などおよそ300点が展示されています。なかには、今回が初公開となる未発表の原稿や編集者とのやり取りが記された手紙も含まれています。この松本清張展は来月20日まで、郡山市民文化センターで開かれます。また同じ郡山市のこおりやま文学の森資料館では、来月26日まで企画展「松本清張と松川事件」が開催されます。
全国出場目指して高校囲碁県大会(06月20日)
全国大会への出場をかけた高校囲碁の県大会が福島市で行われました。大会は県内10の高校から男女あわせて47人の高校生が参加して行われ、初日のきょうは団体戦と個人戦の予選が繰り広げられました。去年、県大会の女子団体の部で優勝した学法福島は全国大会で優勝していて、県内の高校囲碁は高いレベルを誇ります。参加した生徒たちは盤上で熱い戦いを繰り広げました。試合の結果、団体の部の優勝は男子が磐城高校、女子は福島高校で、女子準優勝の安積高校とあわせて3チームが来月、東京で開催される全国大会に出場します。
721作品を展示 県総合美術展が開幕(06月19日)
県民や県内出身者が製作した絵画や彫刻を集めた美術展がきょうから、福島市ではじまりました今回で63回目を迎える県総合美術展は、公募の展示会としては県内で最も規模が大きく会場には絵画や彫刻など5つの部門で入選した721点の作品が展示されています。今年の県美術大賞には独特の世界観が描かれたいわき市の遠藤有信(えんどうゆうしん)さんの洋画がまた準大賞には森の中のサカナを描いた相馬市の諸星美喜(もろほしみき)さんの日本画が選ばれました。県総合美術展は今月28日まで県文化センターで開かれています。
ゴボウの産地偽装事件 1年6か月を求刑(06月19日)
外国産のゴボウを国産と偽って販売していたとされる南相馬市の元会社社長の初公判がきょう開かれ、検察は懲役1年6か月を求刑しました。不正競争防止法違反の罪に問われているのは南相馬市の食品加工会社の元・社長島(しま)秀正(ひでまさ)被告です。起訴状などによりますと島被告は、『中国産』の切りゴボウおよそ955キロを『茨城県産』などと偽って販売したとされています。きょうの初公判で検察は「犯行は利益を得ることが目的であり、産地偽装が社会問題化している中で社会的影響は大きい」として、島被告に、懲役1年6か月を求刑しました。判決は、来月10日に言い渡されます。
衆院選福島4区に小熊慎司氏が出馬表明(06月19日)
会津若松市選出の県議会議員小熊慎司(おぐましんじ)さんが福島4区に無所属で出馬することを明らかにしました。小熊慎司さんは会津若松の市議会議員を経て平成15年に県議会議員に初当選、現在2期目を務めていました。小熊さんはきょうは午前、県議会の佐藤議長に辞職願いを提出し県議会議員を辞職しました。また、自民党にはすでに離党届を出していて今回は、無所属での出馬となります。福島4区には自民党の現職で2期目を目指す渡部篤さん、民主党の現職で14期目を目指す渡部恒三さんと新人で幸福実現党の鈴木規雄さんがすでに出馬の意向を明らかにしています。
いわき国道49号で正面衝突 男女2人死亡(06月19日)
昨夜、いわき市の国道で乗用車とトラックが正面衝突する事故があり、乗用車に乗っていた男女2人が死亡しました。事故があったのはいわき市三和町(みわまち)の国道49号線で、きのう午後10時ごろ乗用車が対向車線にはみ出し、走ってきたトラックと正面衝突しました。この事故で、乗用車を運転していたいわき市の会社員、村上栄一(むらかみえいいち)さん22歳と助手席に乗っていた郡山市の会社員平澤里奈(ひらさわりな)さん21歳が全身を強く打って間もなく死亡しました。トラックの運転手にけがはありませんでした。現場は片側1車線のゆるやかなカーブで、警察が事故の原因を調べています。この事故の影響で現場は、およそ4時間にわたって通行止めになりました。