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農水省、コメや麦の在庫調査で虚偽データを作成するなどしていた職員53人を処分

6月20日7時33分配信 フジテレビ

農林水産省は、コメや麦の在庫調査で虚偽のデータを作成するなど不適切な業務をしていたとして、職員53人の処分を行った。
農水省は19日、会見で「深くおわび申し上げる次第でございます。申し訳ございません」と謝罪した。
この問題は、農家のコメや麦の在庫調査で、農水省の出先機関の職員が、生産者から調査協力が得られなかったとして、虚偽のデータを作成するなどして報告していたもの。
農水省が、過去3年間にこれらの業務にかかわった職員1,800人余りを調べた結果、データねつ造や謝礼品の流用など、不正な行為が34件発覚した。
農水省では、退職者を除く32人を停職や減給などの懲戒処分に、管理監督責任者ら21人に訓告の処分を行った。
53人もの職員が処分されるのは、データが残る1978年度以降初めてだという。

最終更新:6月20日19時38分

Fuji News Network.