(cache) 統一教会、証拠隠滅か パソコンからデータ消去 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 統一教会、証拠隠滅か  パソコンからデータ消去

     客の不安をあおり高額な印鑑を売り付けたとして、印鑑販売会社「新世」(東京都渋谷区)の社長らが逮捕された特定商取引法違反事件で、警視庁公安部が統一教会南東京教区の本部事務所から押収したパソコン数台は、データが消去されていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。

     公安部によると、事務所のパソコンには統一教会側が新世に提出させていた販売記録や顧客データなどが保存されていた可能性が高く、公安部は統一教会側が印鑑販売に深く関与していた実態を隠ぺいしようとしたとみている。

     公安部は2月に新世を捜索した際、印鑑購入者を統一教会に入信させる手順書などを押収。南東京教区の幹部が販売の指示を出し、新世が販売実績を教区に詳細に報告していたことを示すメールなどを発見したが、今月17日の教区事務所の家宅捜索では、関与を示す資料は見つからなかった。

     パソコンのデータも復元が困難なほど消し去られており、公安部幹部は「組織的な証拠隠滅工作だ」としている。

     統一教会は「データを消去した事実は承知していない」としている。

     公安部は20日までに、両罰規定を適用し特商法違反容疑で新世を書類送検した。

      【共同通信】
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