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最終更新:2009年6月19日(金) 18時56分

北朝鮮船を米軍が追跡、貨物検査は?

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 国連安保理決議に違反するミサイル関連の部品を積んだ可能性のある北朝鮮船籍の船をアメリカ軍が発見、現在、追跡していることが明らかになりました。安保理決議に基づいた貨物検査は行われるのでしょうか。

 アメリカ軍の追跡を受けているのは、北朝鮮船籍の貨物船「カンナム」。アメリカ国防総省筋によると、安保理決議に違反するミサイル関連部品などを運んでいる可能性があるとみて、航空機や偵察衛星などで追尾しているということです。

 日本政府筋などによると、「カンナム」は北朝鮮西部のナンポ付近を17日に出港、現在、台湾の南方を航行中だということです。行き先はミャンマーのヤンゴンとみられています。

 この「カンナム1号」は結局、香港の港には接岸できずに、今も海上に停泊したままになっています。これは3年前、香港で撮影された「カンナム」の映像です。2年前、ヤンゴンに入港した際には、軍事関連物資を積んでいたとされ、そのときの様子をJNNのカメラはとらえていました。

 今月12日に国連安保理で採択された対北朝鮮制裁決議。北朝鮮船舶への貨物検査などを定めたこの決議を、アメリカ側は実行する構えです。

 「我々は停止要請や質問なども含め、国連安保理決議1874を着実に実行するつもりです」(アメリカ マレン統合参謀本部議長)

 しかし、制裁決議では、公海上での貨物検査には船が所属する国の同意が必要です。このため北朝鮮側が検査を拒否した場合、アメリカ軍側は、「カンナム」に最寄りの港に寄港するよう指示。寄港地の国が貨物検査を実施することになるということです。(19日16:46)

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