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邑智病院、7月から外科医不在 「外来体制は維持」 '09/6/20

 ▽院長ら住民に説明

 公立邑智病院(島根県邑南町中野)の外科の常勤医師が7月中旬から不在になる問題で18日夜、住民説明会があった。病院側は、後任の確保まで緊急的に、外科系の医師3人で外科外来の週5日体制を維持する方針を示した。

 邑南町中野公民館であった説明会に約40人が参加。石原晋院長が(1)開腹を伴う手術はできなくなる(2)急患は従来通り(3)外科外来は麻酔科や泌尿器科、産婦人科の医師が交代で診療し、外傷などには対応できる―と述べた。

 会場からは「邑智病院で手術を受けた患者の経過観察のため、週1日でも外科専門医の診察を」との意見が出され、石原院長は「その方向で頑張っている」と答えた。

 説明会は24日午後8時から同町出羽公民館でも開催。川本町でも7月6日午後7時からすこやかセンターかわもとで石原院長が邑智郡の医療をテーマに講演する。(馬場洋太)




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