陸自が温泉入浴付きでスキー訓練 レジャーとの批判も陸上自衛隊第2師団(北海道旭川市)が4月、東川町の旭岳スキー場で幹部対象の温泉入浴付き「スキー訓練」を計3日間実施していたことが20日、分かった。師団内部からも「訓練ではなくレジャー目的ではないか」などと批判が出ている。 第2師団広報室によると、訓練は佐藤修一師団長の発案で4月14、17、18日の3日に分けて実施され、師団長や幕僚長、部長ら42人が参加した。3日間とも師団とスキー場間は公用車で移動、ロープウエーの利用料約12万円を教育訓練費から出した。入浴料や昼食費は自己負担だった。 訓練目的は、旭岳スキー場付近の地形把握とスキー技術の向上としていたが、スキーをせずに眺望を見るだけの参加も認められていた。佐藤師団長は14日のみの参加で、3日間とも参加した人はいなかったという。 第2師団は「レジャー目的と思われかねない訓練で、勤務時間中の入浴など配慮に欠いていた部分は改善する」とした。 【共同通信】 |
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