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ヤマダ電機、太陽光発電システムで低価格PB開発へ
ヤマダ電機は太陽光発電システムで、低価格のプライベートブランド(PB)商品開発の検討に入った。すでに複数の国内外のメーカーなどに打診しているもようだ。ヤマダは来年3月までに太陽光発電システムの取扱店を400店まで拡大する計画。低価格のPB開発で値ごろ感を出し、集客力を強化する方針。
ヤマダは現在、国内主要メーカーや中国製の太陽光発電システムを約100店で扱っている。今後は急ピッチで扱い店舗を増やしていく。太陽光発電システムは一般的に200万―300万円と高額だが、政府の補助金が消費意欲を刺激している。そのため、さらに低価格のPB商品を開発し、消費意欲の一層の喚起を狙う。
太陽光発電システムはシャープ、京セラ、三洋電機など国内メーカーは輸出に力を入れていたが、最近では日本版グリーン・ニューディールもあり、国内も重視。中国のサンテックパワーなども参入、国内市場の争奪戦を繰り広げている。
(掲載日 2009年06月17日)
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