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2009年6月19日(金) 19:15 |
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邑久光明園が創立100周年
瀬戸内市邑久町長島の国立ハンセン病療養所「邑久光明園」が、創立100周年を迎え式典が開かれました。
「邑久光明園」は、1909年近畿地方のハンセン病療養所「外島保養院」として大阪に開設されました。 その後、収容人数増員にともなう移転問題などで邑久町長島に移り、1938年から名称が「光明園」になりました。 式典には入所者らが出席し、強制隔離などハンセン病患者にとって苦痛の100年の歴史を振り返りました。 最も多いときで1000人以上いた入所者は現在では205人まで減り、平均年齢は81.3歳になっています。 今年4月には、ハンセン病療養所を地域に開放することなどを盛り込んだ法律が施行されており、園の将来構想について、現在、検討されています。
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