「アイマス」人気で、「Xbox Live」加入率が世界一！

■夕刊あいますニュース
　「アイドルマスター」人気がXboxも救う？　マイクロソフトの家庭用ゲーム機「Ｘｂｏｘ３６０」のオンラインコミュニティサービス「Xbox Live」の販売台数に対する加入率のトップは日本であることが、複数の関係者の話から分かった。

　「Xbox Live」とはＸｂｏｘ３６０用のオンラインサービスのことで、ゲームのデモ版の無料ダウンロードや、懐かしいゲームやアイテムを有料で購入できる「マーケットプレース」が利用できる。オンライン対戦もゲームによっては可能だが、対戦するにはゴールドメンバーシップ（有料。月８１９円もしくは年間５２２９円）が必要。

　Ｘｂｏｘ３６０の全世界の出荷台数は１０４０万台を超えているが、日本は苦戦中。だが、「Xbox Live」の加入率のトップは、なんと日本だというのだから驚きだ。

　その理由についてマイクロソフトの関係者は「今や『Xbox Live』の売上げのほとんどはバンダイナムコゲームスさんの『アイドルマスター』ですね。本当に凄いです」と話す。

　関係者によれば、マイクロソフトポイント*の販売数量は、年末商戦期とそれ以前では２．３倍に拡大。特に、「アイドルマスター」が発売される前日の１月２４日と発売当日の２５日のコンビニエンスストア販売の数量をを比較すると、その差は４倍もひらくと言う。

　ちなみに、ソフト発売から１カ月経過した今も人気は衰えておらず、専用カタログ「７６５ショップ」＝写真＝で用意された１０００ポイント（１５００円）のアイテムも順調に売れている。

　以前から、Ｘｂｏｘ３６０の一番のウリは「Xbox Live」にあると言われてきた。マイクロソフトの関係者は「『ＵＮＯ』などのカードゲームをオンライン対戦で遊ぶ楽しさは、ファンの間では良く知られているが、その楽しさは伝わっていないのも事実。『アイドルマスター』をきっかけに、『Xbox Live』の楽しさを伝えていきたい」と語っている。

*マイクロソフトポイント　ユーザーが有料アイテムを購入する際に必要となるポイント。１ポイント＝１．５円。７００ポイント（１０５０円）、１４００ポイント（２１００円）、３５００ポイント（５２５０円）がある。コンビニエンスストアほか、クレジットカードを使用したネット購入も可能。

「アイドルマスター」（C)窪岡俊之　(C)2003 2007 NBGI

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