2009年 6月 19日
岡山大学で「預け金」教授ら11人処分
岡山大学の教授ら11人が、国などからの研究費約2200万円を業者に架空の請求書を作成させるなどして、預けていたことが分かりました。大学は教授ら11人を停職処分としました。1ヵ月から2カ月の停職処分を受けたのは岡山大学大学院の自然科学研究科、医歯薬学総合研究科、岡山大学資源生物科学研究所の、40歳代から60歳代までの教授や准教授など11人です。岡山大学によりますと、教授らは2002年から3年間、岡山県内の業者1社に架空の請求書や納品書を作成させた上、代金を業者に支払い、預けていました。預け金は97件で総額約2200万円に上っています。岡山大学が調査委員会を立ち上げ調べたところ私的流用はなかったということです。国からの研究費は1年間で使い切らなければいけないもので、教授らは、「継続して研究するための予算確保が必要だった」と話しているということです。

貯水率低下過去最速の早明浦に渇水の象徴
四国の水がめ早明浦ダムの貯水率が過去最速ペースで低下しています。ダム湖に沈み、水位が低下した時にだけ姿を見せる旧大川村役場の屋上が確認できる状態になりました。早明浦ダムの19日、午後5時現在の貯水率は36.2%で平年を約50ポイント下回っています。気象台によりますと四国地方の降水量は少ない状況が今後2週間は続くということでこのままいけばダムの運用が開始された1975年以降、最も早い来月4日ごろに貯水率が0%になる見通しです。こうした状況を受け、吉野川水系水利用連絡協議会は19日、貯水率が30%程度になる、今月22日の午前9時にも第3次取水制限を実施することになりました。その際、香川県は三豊市の調整池、「宝山湖」の水を放流し、夜間断水を回避することにしています。

エコカー補助金 受け付け始まる
政府の経済危機対策の一環で環境基準を満たしたエコカーの購入を促す補助金制度の受付が19日から始まりました。この制度は環境基準を満たした新車を購入する場合、普通車で10万円、軽乗用車で5万円を補助するものです。また、新車登録から13年以上たった車を廃車後、新車に買い換えた場合は乗用車で25万円、軽乗用車で12万5000円、補助します。岡山市北区のトヨタカローラ岡山では今月1日から18日までに新車登録から13年以上たった車を廃車後に新車を購入する人は前の年の同じ時期の約3.6倍に増えているということです。補助金の対象となるのは今年4月10日から来年3月末までに新車を購入した人で、補助金の予算がなくなり次第、終了します。

邑久光明園創立100周年式典
瀬戸内市の国立ハンセン病療養所邑久光明園で、19日、創立100周年の式典が行われました。入所者らが差別や偏見のない社会の実現へ決意を新たにしました。記念式典には、入所者や職員など約200人が出席しました。邑久光明園は、1909年に大阪市に設立された外島保養院が移転したのが始まりです。多い時には1171人いた入所者も現在は205人まで減り、平均年齢は81.3歳と高齢化が進んでいます。19日は納骨堂で献花も行われ、亡くなった3096人の入所者への冥福を祈りました。入所者はこの式典をハンセン病について考え、差別・偏見のない社会を作るためのきっかけにして欲しいと話していました。

AMDAと総社市が多文化共生で協定締結
医療を通して、国際支援活動を行っている岡山市のアムダと総社市が19日、外国人と地域住民が住みやすいまちづくりを目指して協定書に調印しました。総社市役所で行われた調印式には、アムダの菅波茂代表や総社市の片岡聡一市長らが出席しました。この協定は、ブラジル人ら多くの外国人が住む総社市が、世界各地で国際貢献活動を続けるアムダのノウハウを学び、文化の異なる外国人と地域住民が住みやすいまちづくりを進めて行こうと結ばれたものです。今後は、外国人の子育てや医療への支援、小学校への就学の手助けなどを連携して取り組むことにしています。

山里彩るアジサイ
花の山寺として親しまれている真庭市の普門寺でアジサイが見ごろを迎え山里を彩っています。アジサイが見ごろを迎えたのは真庭市田原山上にある普門寺です。寺の周囲にはニホンアジサイやセイヨウアジサイなど30種類、約3000株が植えられています。中でも寺の向いに咲くコバルトブルーのアジサイは目が覚めるような鮮やかさです。また仁王門の近くには赤紫や青に染まったアジサイが石垣や白壁を美しく彩っています。今の時期は青のアジサイが多く咲いていますがこれから日ごとに赤紫の花が数多く見られるようになるとのことです。この普門寺のアジサイは今月いっぱい、楽しめそうです。