実践 ＤＴＭ・楽曲制作 基本編 １
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さてさて、これより先はついに実践的な事を説明しながら、実際に作曲をしていくコーナーです。
無論、今までの記事で書いた作曲の基礎・基本〜ＴＭＤまで、惜しみなくどんどん使っていきますよｗ ・・・と言っても、ゆっくりと音楽を手掛けていられる時間は土日とか祝日くらいしかないのだけどね orz まぁ、のんびりまた〜りな事は以前より宣言している通りなので、どうかお許しください。
今回は画像で説明が殆ど済んでしまっていますので文章は短めですが。
お題は「ＭＩＤＩを打ち込んだ後〜楽曲をネットの動画・楽曲投稿サイトにアップするまでの流れ」です。 （今日は、この画像の作成に半日ほど時間取られたな。。。）
※↓は自動縮小されていますので、画像をクリックして拡大して見てください。
まずは、用語の説明からしておきます。
【ＶＳＴ・ＶＳＴｉ】
厳密には「エフェクト・イコライザーなど」のプラグインは「インストゥルメント」とは呼びません。
音源が「ＶＳＴｉ」で、音響効果などが「ＶＳＴ」です。後者は「インストゥルメント」ではないのです。 まぁ「どっちでもいいじゃんｗ」って感じで、当ブログではどっちもインストゥルメント扱いしてますが。 呼び出して使う分にはモジュール・プラグインであることは同じだし、そういうところはアバウトでＧＯｗ まぁ、一応正しくはそういう解釈なので覚えておいて下さい。
【インサート】
ＶＳＴｉ（音源）に直接、ＶＳＴ（音響効果）を繋げること。
通常は、【音源１つ１つにＶＳＴを繋げて微調整＆チューニング】してから、ソロ演奏をそれぞれ録音。
さらに【ミキサーでもう一回調整】そして最後の編集で【部分的にエフェクトを掛けたり】 【全体との調和を整えるために有用なＶＳＴなどを選んで掛けます】が、 一番最初の「チューニング目的で音源に直接ＶＳＴのエフェクトを繋げる」のを【インサート】と言います。
同じ「インサート」という言葉を冠している商品は数々ありますが、
どれも同じく「最初から埋め込んでおく・○○に××が埋め込んである」という意味です。 音楽的には「曲に合うように、ＶＳＴでＶＳＴｉを初期調整しておくもの」と考えても差し支えないでしょう。
【センドリターン】
ミキサーのつまみでＯＮ・ＯＦＦ等を切り替えられるように、ＶＳＴをミキサーのつまみにセットすること。
主にリバーブ系のＶＳＴが、インサートされた「コンプレッサー系・イコライザー系」のＶＳＴに影響され、 正しくリバーブが掛からないケースがあります。 特に同じＶＳＴｉ に「歪み系のＶＳＴ」と「リバーブのＶＳＴ」を同時にインサートすると・・・
それを回避するために、後からミキサーで任意にリバーブを付け加えられるようにセッティングすることです。
【サウンドカードとオーディオカードの違い】
これは明確には【現状でも混同されています】
音楽の高音質再生を主としたデバイスを持つカードが「サウンドカード」で、
生演奏による録音を重視して「ＭＩＤＩケーブル・キャノンケーブル」などなど、 楽器を直接繋ぐことを目的としたものがオーディオカード＋オーディオインターフェイス。。。
なのですが・・・明らかにサウンドカードなのに「オーディオカード」と名乗っている業者がいたり、
結構認識＋商標・広報がバラバラです。一応、ウィキペディアでは「再生＝サウンド」 「録音＋機器取り扱いのためのカード＋ボックス＝オーディオ」とされているみたいですけどね。
とりあえず、生演奏系を使わないのならサウンドカードの高音質処理による再生・録音で十分です。
外部から音を取り入れないのなら、ＰＣ内での音声処理のレベルだけが問題ですので。
ただし【ソフトによって音が変わる】＋【オーディオカード・インターフェイスにはソフトが付いている】
その点があるから、良い・悪いでは正直どちらが良いとも断言できかねますよね。 サウンドカードの場合はソフトは付いてきません。まぁ、それだけで十分なのは十分なんだけど、 【最高の音質】を求めるのなら、別途ソフトもどこかから仕入れることになるでしょう。
・・・でね？・・・確かにそう言われてみれば、
「オーディオインターフェイス」を買った時に「何かのＣＤ」が付いてたな〜（−−：：：って。。。
ええ、私は「歌ってみた」のために「マイクとオーディオインターフェイス」は既に持っているのですよ。
Ｍ−ＡＵＤＩＯの「ｆａｓｔ Ｔｒａｃｋ」ってやつ。。。（マイクはＳＵＲＥのＢＥＴＡ５８Ａ）
ん？・・・もしかして。。。と思ったら、
はぁ・・・（−−；あの頃は何も知らなかったんだよねぇ。
シーケンスって何？それ美味しいの？って感じだったし。 そう思ったら、何か懐かしいですねぇ。まぁ、このソフトの使い方は追々理解してから書きます。 今日発見したばっかりだからねぇ。（ホント、画像を探していた最中に起こった偶然でしたよ）
（「歌ってみた」は、音師としての技術の基本を一通り覚えてからの参戦になるけどね。
あのね、人間の声を加工するのって本当に難しいよ。カラオケのエコーがいかに優秀なのか分かった）
さて、話は元に戻って。。。
何せ、ややこしいのは「ミク」の【ボカロエディター】ですよねぇ。。。 ２００７年製の有料商品の割に、ＶＳＴにも対応していないわ、ＶＳＴｉとして使った時には、 今度は「歌詞・音程・ゲート＋ＶＳＴ＋ダイナミクス（ＭＩＤＩ側でいうベロシティ）」 これ以外は触れない。。。
つまり、ミクの全機能を使いながらエディターに直接エフェクト掛けられるのは事実上デバイスと外部のみ。
他のどのソフトとのパラメータのやり取りも「歌詞・音量・音程・音の長さ」以外は不可能。 何なんだよ！これはｗｗｗ
・・・まぁ、可愛いから何でも許しちゃうんだけど（＾＾* ※【カワイイは正義】です。
この子の声は高音域の倍音が大きいせいか、リバーブやディレイの掛け方次第で結構変わります。
フィルターで７０４０Ｈｚ以上をカットした後でも↑を若干強く掛けただけで 高音部分だけがさっきのバランスより若干大きくなってる（−−；；；ってくらいですから。 さすが、ミクの超音波は伊達じゃないです。
ですからエフェクトを掛ける前と後では、若干ニュアンスが変わるのですよね。
最初から基本的なエフェクトは掛けておいて、調整だけを考えれば良いという状況を作るのが手っ取り早いです。
さて、それでは次回はミクのターンですね。↑実際にこれをやっていきたいと思います。
・・・なんだかんだで、ぜんぜん文章短くねぇなｗ・・・もう長文書くのクセになってるわ。 |
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実践 ＤＴＭ・楽曲制作 基本編 １
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2009/6/1(月) 午後 9:53 [ 日々是DTM ]
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>※【カワイイは正義】
カワイイだけでなく、カッコイイも正義ですよね。
ってか、カッコイイのは何度見ても泣ける。
たとえばナイト君。なぜだろう？
それはそうと、ミクの明るい歌声と例の曲って、本当に合うのだろうか？
いまだに良く解かりません。(笑)
2009/6/17(水) 午前 2:22
暫定案ですorz
≪イントロ≫
遠い蒼の 深山に 抱かれ
渓の緑 雫を 集めて
≪メイン≫
雲を抱く 高みの 彼方に
巡る想い 雲間に 彷徨う
流れ雲は 嶺間を 馳せ降り
霧降る森 緑は 震える
≪サビ≫
霧間に咲き 風に揺る 花達
時を越えて伝う 輝き
遥か遠い 稜線を 飛び越え
風わたる高みの 彼方に
≪フィル≫
遠い尾根は 悠久 抱いて
永久に伝う 命は 息衝く
≪サビ≫
霧間に咲き 風に揺る 花達
時を越えて伝う 輝き
遥か遠く よみがえる 想いは
風わたる高みを 彷徨う
2009/6/18(木) 午後 7:24
♪渓（たに）の緑 雫を 集めて
は、「しずく」の部分が音の上がり方との兼ね合いもあって今一なので、
♪渓の緑 恵みを 集めて
とかのほうが良いでしょうか？
♪流れ雲は 嶺間（みねま）を 馳せ（はせ）降り
の、「みねま」は不自然でしょうか？
♪霧降る森 緑は 震える
の次に、
♪霧間に咲き 風に揺る 花達
という「霧」続きは自然に感じないでしょうか？
あと、「森」と「緑」は共通する表現でもありますが、
「森」→「渓」とかにすると少しテンションが抜ける気がしますが如何でしょうか？
っていうか、歌入りのイントロはイントロとは呼ばないでしょうか？(笑)
ご意見お願いします＜(_"_)＞
2009/6/18(木) 午後 7:24
＞っていうか、歌入りのイントロはイントロとは呼ばないでしょうか？
本来、厳密には、そういうものはイントロとは言わないですねぇ。
（現代的には、イントロ＋歌＝サビも同じ成り立っている曲もありますので、
別に気にする必要はありませんが、全編において歌が途切れる事がない、、、
つまり常に歌の無いイントロや間奏がなく、ボーカルがずっと歌いっぱなしというのは、
一般的な曲作りの傾向から考えて余り良くないかと。きちんと伴奏だけで魅せる部分を作らないと）
イントロは「イントロダクション」の略語で、
歌有りの音楽の場合は基本的に「歌の部分へ導く前奏」になります。
始まりへと導く「イントロ」と、終盤へと導く「間奏」は、
それでその音楽への評価が決まってしまうと言っても良いくらいに大切なものですから、
細かい調整へのこだわりよりも何よりも、そういう骨組みをしっかりしておいた方が。。。
とは思います。私もその部分は一番最初に気になったので、
アレンジ版でイントロと間奏はちゃんと作ってありますけど。
2009/6/18(木) 午後 11:10
基礎的なお話ありがとうございますorz
ところで新着から偶然みつけたエントリから。
http://blogs.yahoo.co.jp/tatupulin/53258922.html
>皆様は、本格的なオーディオ装置では、歌謡曲やアメリカンポップスが
もうひとつ楽しめないとお感じになったことはないでしょうか。
>
>私は、この手の音楽をかけると、伴奏部の低音ばかりがドンドンと大きく、
聴きたいヴォーカル部にかぶってくるのを邪魔だなと思うことが多いのです。
これは、店頭効果やラジカセでのプレイ、
最近では携帯オーディオで聞く若い層を意識しての下ぶくれバランス。
まぁ当然のことですけどね。
自分の作品は、十分な品質で聴けるオーディオ装置でも
ギリギリ許容できる程度の低音補強を目指したいと思います。
（山々のベース補強は、ちょっと遣りすぎてるけど、直すの面倒だなぁorz）
2009/6/19(金) 午前 1:24
携帯機器で聞く場合はイヤホンの性能に左右されますからねぇ。
それ用に作られているとまともな環境だと不備が出ますね。
主に使われている現行のイヤホンに合わせた音だと、
低音が下膨れという現象は避けられないのでしょう。
無論、シュアー（ＳＨＵＲＥ）のＳＥ１００番台のシリーズとか、
まともなイヤホンを使っている場合はまだ良いですが、
そんなに良質なイヤホンを使っている人って珍しいでしょうから。。。
どちらに合わせるかで制作の方向性も変わってきますので、
（特に音圧に関しては、携帯環境以外にもステレオだけなのか、
それともウーファー有りなのか※２．１ｃＨステレオなのかによっても変わってくる）
その辺はどのみち妥協するしかないですね。
こちら側でリスナーの環境を指定するわけにも行きませんから。
2009/6/19(金) 午前 10:00
>きちんと伴奏だけで魅せる部分を作らないと
元々笛【だけ】だった部分はイントロとしての機能を果たしていると考えており、
そこは歌【だけ】に置き換えれば良いかな？そんな軽い考えでしたが、
そのうち、ミクだけではキビシイだろうから軽くギター入れたら？と成り、
それも寂しいのでストリングスも。。。と成ってしまい、
結果としてイントロでは無くなった(笑)という経緯がorz ←アホすぎて死にそう
まぁストリングスとかでイントロの前のイントロ(笑)は、
わりとスムーズにクルかとは思います。
>こちら側でリスナーの環境を指定するわけにも行きませんから。
想定するリスナーが絞り込まれた流行歌などは、
その層が主に使う再生機器を調べて対応するのは比較的【あり】でしょうが、
そうでもない今回の作品では、ドラムの低音を二段階に分けて、
バスドラムの重低音と、もっと音が高いドラムを重ねる、
ハイブリッド構造?は意識しています。
しかし他の部分が疎かになっていたことは、
Ginさんの耳に聴き破られてしまったわけで(^_^;ゞ
2009/6/19(金) 午後 8:00
音楽館記事にミク曲貼り付け完了。（２０曲くらい増えたよ）
＞元々笛【だけ】だった部分はイントロとしての機能を果たしていると考えており
・・・（−−；
つまりイントロを潰しちゃったわけですね。
じゃあ、もう１つイントロが必要ですね。
曲の流れ的には元イントロの後にイントロが来る形になるだろうけど、山々の場合。
＞しかし他の部分が疎かになっていたことは
プロの曲作りというか、大抵の曲作りの基本概念においても、
刑事さんの拘りは極所に偏りすぎ＋やりすぎですからねぇ。
「曲全体で８０点以上」ならそれで良いのですよ。（ｂｙ ＹＡＭＡＨＡ音楽院 教授より）
「曲の一部」を１００点にするつもりでいくら頑張っても、
他の所が疎かになって抜けていたら全く意味ないですからねぇ。
全体のバランスが順次進行でもなければ、ポイントとなる跳躍進行もない
曲全体の構成の問題もあるし、「伴奏がなぜないの？」という基本的な問題もあるし、
ベロシティとか表現の問題はそこを越えた後の話ですからねぇ。
2009/6/20(土) 午前 1:24
あと問題があるとすれば、大体一曲に使う音色数（ＭＩＤＩで言う「使用チャンネル数」）は
平均１２チャンネルです。刑事さんの曲の場合は平均でも６チャンネルのようですから、
私たちが普段聞いている通常の曲の約半分の音色数だけで構成されていることになりますね。
ちょっと余りに少なすぎると。。。（＾＾；；；
（ちなみに、アレンジｖｅｒは１６チャンネルをフルに使って作ってます。
フルに、、、と言っても１６チャン全て使っているというだけの意味で、
別に１６チャンネル全てが殆どノートで埋まっているわけでもなく、
そこまでする必要もありません。要は１２音色以上を使用するように
努力する事も完成度を高め、相性を見極める、更なるカウンターを模索する
良いきっかけになるわけなんでしょうねぇ）
2009/6/20(土) 午前 1:45
・・・作りかけのデータがＶＳＴホストのバグと共に飛んだぞｗｗｗ
（強制シャットダウンされる前に、ドミノの保存のボタンを押したのは良いが、
そこもバグったのかドミノファイルなのに「ファイルの種類が違います」と出る。。。
・・・（−−；最悪ですな）
2009/6/20(土) 午前 5:35
(-_-)昨日、美しい曲を作るけど性格は最悪；；な件が終了しました。
例に漏れず、気に入らないことは抹消！で終わらせるタイプでした。
嘘八百なのに、その自覚が無いのは特筆に価するでしょうか。
>「曲全体で８０点以上」ならそれで良いのですよ。（ｂｙ ＹＡＭＡＨＡ音楽院 教授より）
ピンポイントにテーマが定まっていない曲なら、
誰でもいいから美人・イケメンにすれば良いかも知れませんが、
限定的テーマのある曲は”別人”だと困る場合があり(^_^;ゞ
>ちょっと余りに少なすぎると。。。（＾＾；；；
曲が必要とする音というものがあり、多ければ良いというものでもないですが、
まだ音が足りないのは確かでしょう。特にサビ以前の部分が…。
とりあえずGtとかStを左右に振り分けることは考えるべきかと。
（音の解像感が良くなり、無理なく聞こえるようにもなる）
>「ファイルの種類が違います」と出る。。。
ミノ式ではなくドミノですよね。そのパターンは記憶にないなぁ；；
しかし、難しいことを遣っているからか、エラーが多いですね。
OSのストップエラーですか？
2009/6/20(土) 午前 9:43