埼玉県の工業高校に勤める男性教師が、教え子の男子生徒にわいせつな行為を繰り返していたとして懲戒免職処分になりました。
懲戒免職処分となったのは、埼玉県の工業高校に勤める41歳の男性教師です。
県の教育委員会によりますと、この男性教師は今年4月までのおよそ2年間に、教え子らを「補習」や「合宿」と称して自宅に呼び、勉強を教えた後、風呂場で生徒の下半身を洗うなどのわいせつな行為を繰り返していたと言うことです。
被害にあったのは、男性教師が当時担当していた高校1年と高校2年の男子生徒ら10人で、男性教師は「男同士のつきあいをしよう」などと言って、風呂場に誘っていたということです。
男性教師は、「わいせつではなく、父親のような気持ちで洗ってやった」と話しているということですが、教育委員会は、「教師としてあるまじき行為で誠に遺憾。教職員倫理の確立に向け、学校指導して行きたい」としています。(19日19:52)