19日夜、東京・狛江市で、24歳の男が祖母の家に火をつけたとして、警視庁に逮捕されました。男は、「父親とケンカし、むしゃくしゃした」と話しているということです。
19日午後7時半ごろ、東京・狛江市で木造3階建て住宅の3階と2階の一部を焼く火事があり、川崎市多摩区の無職、牧田直人容疑者(24)が放火の疑いで現行犯逮捕されました。
警視庁の調べによりますと、牧田容疑者は19日、ひとり暮らしの祖母の自宅を突然訪れ、2階の廊下に木くずをまき、その中に火をつけた新聞紙を投げ込み放火した疑いがもたれています。
「孫が暴れて手に負えない」と、祖母が隣の家に駆け込んだ直後、火が上がったということです。けが人などはありませんでした。
警視庁の取り調べに対し、牧田容疑者は、「父親とケンカして、むしゃくしゃしてやった」と供述しているということで、警視庁は、放火に至った経緯を追及する方針です。(20日01:58)