介護が必要な79歳の祖母に殴る蹴るの暴行を加え死亡させたとして、30歳の孫の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、千葉市若葉区の無職、高田義広容疑者(30)です。
警察によりますと、高田容疑者は18日午前2時ごろ、自宅で祖母の黒田錦子さん(79)の脇腹を蹴るなどしたうえ、一人で立つことができない黒田さんの両脇を抱えて無理矢理立たせ、手を離して、後頭部を木製の床にぶつけさせるなどした疑いが持たれています。黒田さんはその後、死亡しました。
「悲鳴を聞いた人が何人かいる。女性の悲鳴で、ものすごい声が聞こえたと」
「(容疑者は)良い息子さんに見えたけど」(近所の人は)
取り調べに対し、高田容疑者は、「祖母が言うことを聞かず、かっとなってやった」と供述、警察は、暴行が死亡の原因とみて、容疑を傷害致死に切り換え、調べを進めています。(19日18:08)