全国に広がるオタマジャクシ騒動 現場周辺では「サギ」が相次ぎ目撃される
全国に広がるオタマジャクシ騒動。現場周辺ではサギが相次いで目撃されていた。
目撃者は「気持ち悪い。びっくりしました。もう乗れないです、車に」、「降ってきたんで...」などと話した。
宮城、愛知、愛媛、そして埼玉と、謎のオタマジャクシ騒ぎはますます拡大している。
およそ50匹のオタマジャクシが見つかった宮城・大和町では、さらに目撃者が現れた。
オタマジャクシの落下を目撃した人は「あれ、ひょうでもない、雨でもない。雨だったらぬれるよね。ここにも2匹落ちてたもん」と話した。
13日の岩手県と同じく、当時は風も穏やかで竜巻も発生しておらず、周りには、夫以外に人はいなかったという。
しかし、オタマジャクシの落下を目撃した人は「ウミネコいっぱい来てたんだ」と話した。
このあたりの水田には、数年前から多くのウミネコが餌を食べに来ているという。
伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターは「ウミネコは、オタマジャクシを食べます」と話した。
これまでの現場に共通しているのは、オタマジャクシが近くに生息しているということ。
伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターは「(ウミネコが食べて吐く?)吐き出さないとは限らないですけれども、ウミネコというよりもですね、サギですね」と話した。
専門家によると、体も大きく全国的に生息している「サギ」の可能性が高いという。
16日、数十匹のオタマジャクシが見つかった埼玉・久喜市の現場近くの寺には、たくさんのサギがいて、このサギたちは、オタマジャクシなどを餌にしているという。
オタマジャクシは、サギの大好物だという。
これについて、上野動物園の飼育普及課の佐川義明さんは「サギ類なんかだと、驚かすと吐くっていうのが見られますね」と話した。
これまでの証言でも、オタマジャクシが落下した学校では「学校の池の所なんかに、サギなんかが来ることがあるんですが」と話した。
空から降ってくるオタマジャクシは、サギの仕業なのか、謎はますます深まっていく。
(06/17 18:59)