ハンカチで顔を覆う川田=都内
三沢さんの通夜が18日、都内でしめやかに営まれ、急逝後、沈黙を貫いてきた川田利明(45)が出席した。川田は栃木・足利工大付高レスリング部、全日本プロレスで三沢さんの1年後輩。全日本では“四天王”として名勝負を繰り広げた。00年のノア旗揚げ時には全日本に残留し、たもとを分かったが、05年7月のノア・東京ドーム大会の一騎打ちで“再会”した。現在はハッスル参戦で別の道を歩いている川田だが、会場入りの際、ハンカチで目頭を押さえ、悲しみを新たにした。
また、全日本時代の先輩となる天龍源一郎をはじめ、高山善廣、鈴木みのる、北斗晶、ノア所属選手では名古屋大会に出場していない秋山準、丸藤正道、菊地毅、本田多聞、泉田純至、川畑輝鎮、橋誠ら、約100人が参列。祭壇には遺影と花が飾られた。ひつぎの三沢さんの表情は参列者によれば、「安らか」だったという。