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KID4年2カ月ぶりK-1復帰

7月のK-1出場が決まった山本“KID”(右)と山本篤
7月のK-1出場が決まった山本“KID”(右)と山本篤

 総合格闘家山本“KID”徳郁(32=KRAZY BEE)が、4年2カ月ぶりにK-1のリングに復帰する。18日、都内で会見し、7月13日の「K-1 WORLD MAX」(日本武道館)で、チョン・ジェヒ(23=韓国)と対戦すると発表した。山本のK-1参戦は05年5月のマイク・ザンビディス戦以来。右ひざの故障を乗り越えて1年5カ月ぶりの復帰戦となった5月の「DREAM.9」では判定負けを喫したが、「原点」の地で完全復活への手応えをつかむ。

 山本が決めた復帰第2戦のリングはK-1だった。会見では「試合(5月のDREAM)が終わってすぐに谷川さんに『7月に試合をしたい』とお願いした。迷いはなかったですね。どんどん出て試合勘を取り戻したいから」と決断の理由を明かした。

 K-1は「原点」という。初参戦した04年2月に実力者の村浜を2回KOに下し、一気に知名度が全国区になった。同年大みそかには第一人者の魔裟斗と対戦。判定負けを喫したが、K-1ルール2戦目で、カリスマからダウンを奪う大健闘で、人気も爆発した。「みんなの前で試合をできるようになったのは、K-1に出場してから。だから(原点だという)思いはあります」。

 昨年8月に右ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂の手術を受けた。1年5カ月ぶりの復帰戦となった5月のDREAMでは、ウォーレンの寝技に苦しみ、相手との距離感がつかめないまま判定負けに終わった。「この前はずっと抱き合ったまま終わっちゃった感じだった。リングに上がらないと取り戻せないと思った」とブランクを痛感。だから得意の打撃力を存分に発揮できる原点のリングを足がかりの場に決めた。

 同じ日に、ライバルでもある魔裟斗の試合も組まれている。大会の主役は、もちろん年内で引退する魔裟斗だが、谷川イベントプロデューサー(EP)は「大いに目立って主役を取ってもらえれば」と山本に期待した。相手は韓国ムエタイジュニアライト級王者。強敵だが「いきなり王者と対戦させてもらって感謝。総合格闘技の打撃が通用するところを見せたい」と力を込めた。【浜本卓也】

 [2009年6月19日8時22分 紙面から]


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