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【西松事件公判】「政治とカネ」再び 民主党が火消しに躍起 (2/2ページ)

2009.6.19 22:23
このニュースのトピックス西松建設事件

 もっとも、民主党は初公判の日程を踏まえ、事件の影響を回避しようと、布石を打ってきた節がある。

 岡田克也幹事長は、事件後に設置した第三者委員会(座長・飯尾潤政策研究大学院大教授)が今月10日に最終報告をとりまとめて党として襟をただしたことを強調。党政治改革推進本部(本部長・岡田氏)も、企業・団体献金の全面禁止などの方針を取りまとめるなど、党への批判をかわす予防線を張っていた。

 それでも、党内では「衆院選への影響はないとはいえない。あると言わざるを得ない」(岡田氏)とみる向きが少なくない。渡部恒三最高顧問は「(起訴された)大久保(隆規(たかのり))君を信頼する。違法行為はまったくなかったと思っている」と火消しに躍起だ。

 当の小沢氏はこの日、衆院本会議を途中退席し、「『天の声』について反論はないか」との記者団からの質問にも終始無言で、足早に国会を後にした。

 その後は、取材要請にも応じず、いつものように雲隠れした。

 中堅議員はあきらめ顔で語る。

 「(小沢氏は)やっかいな人だよなぁ。でも、今日の公判のゴタゴタを乗り切ったら、西松事件も下火になる。しばらくの間、この問題は無視するしかない」

【西松事件公判(1−10)】

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