[PR]
ニュース: 政治 RSS feed
【西松事件公判】「政治とカネ」再び 民主党が火消しに躍起 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:西松建設事件
もっとも、民主党は初公判の日程を踏まえ、事件の影響を回避しようと、布石を打ってきた節がある。
岡田克也幹事長は、事件後に設置した第三者委員会(座長・飯尾潤政策研究大学院大教授)が今月10日に最終報告をとりまとめて党として襟をただしたことを強調。党政治改革推進本部(本部長・岡田氏)も、企業・団体献金の全面禁止などの方針を取りまとめるなど、党への批判をかわす予防線を張っていた。
それでも、党内では「衆院選への影響はないとはいえない。あると言わざるを得ない」(岡田氏)とみる向きが少なくない。渡部恒三最高顧問は「(起訴された)大久保(隆規(たかのり))君を信頼する。違法行為はまったくなかったと思っている」と火消しに躍起だ。
当の小沢氏はこの日、衆院本会議を途中退席し、「『天の声』について反論はないか」との記者団からの質問にも終始無言で、足早に国会を後にした。
その後は、取材要請にも応じず、いつものように雲隠れした。
中堅議員はあきらめ顔で語る。
「(小沢氏は)やっかいな人だよなぁ。でも、今日の公判のゴタゴタを乗り切ったら、西松事件も下火になる。しばらくの間、この問題は無視するしかない」
関連ニュース
- 自民党の古賀氏 「(山梨の)長崎議員は反党行為」と批判
- 【西松事件公判】与党幹部が一斉に民主の小沢氏を総攻撃
- 骨太2009の了承先送り 自民党党総務会で紛糾続く
- 臓器移植法改正案 参院厚労委での実質審議入りは30日以降
- 民主の輿石氏が臓器法案で「審議延ばさぬ」と釈明
- 【志位インタビュー(9)】「当面は資本主義の枠内で経済社会をつくる」
- 【志位インタビュー(8)】「11の比例代表ブロックにして定数を増やす」
- 【志位インタビュー(7)】西松事件 「自民、民主双方に問われている」
- 【志位インタビュー(6)】日米安保廃棄 「軍事同盟のない世界が…」
- 【志位インタビュー(5)】政権構想「今の民主党とは一緒にできない」
関連トピックス
[PR]
[PR]