滋賀・米原市し尿タンク女性遺体事件 女性と同じ会社に勤める40歳男を殺人容疑で逮捕
滋賀・米原市のし尿タンクの中から女性の遺体が見つかった事件で、滋賀県警は、19日朝から事情聴取を続けてきた女性と同じ会社に勤める40歳の男を殺人容疑で逮捕した。
滋賀・米原市のし尿タンクの中から、小川典子さん(28)が遺体で発見された事件は、新たな展開を迎えた。
殺人容疑で逮捕されたのは、森田繁成容疑者(40)。
森田容疑者は小川さんの上司で、2人は交際していた。
森田容疑者は、小川さんが働いていたガラス工場で現場を指揮する立場だった。
警察が交友関係を中心に調べを進めた結果、小川さんの携帯電話の履歴から、森田容疑者が浮上した。
小川さんは10日午後8時ごろに退社後、会社前で人を待つ姿が目撃されたのを最後に、行方がわからなくなっていた。
そして12日、し尿タンクの中で遺体で発見された。
死因は汚泥を飲んだことによる窒息死だった。
頭には鈍器で殴られたあとがあり、生きたままし尿タンクに突き落とされたとみられる犯行に、親族は「もう、はらわた煮えくり返っています」と話した。
妻と2人の子どもがいるという森田容疑者。
近所では、自治会の活動にも積極的に参加するなど、子煩悩な父親だったという。
近所の人は「見た感じ子煩悩な方ですよ。だんなさん背が高くて優しい感じの人ですよ」、「きちっとした礼儀もされる。あいさつもやられる。仲のいい家庭だな、夫婦だなということは今でも思っています」などと話した。
(06/20 00:12 関西テレビ)