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Die Weblogtagesschau laut dem Kaetzchen
今どきの中高生の保護者の価値観はおかしい!
「外見で不合格」4人に計850万円 神奈川県教委和解(朝日新聞)
kaetzchen にしては 保守的な と言われるかも知れないけれど,私は 「旧県立神田高校 (現・平塚湘風高校) の服装検査は正しい」 と考えている.逆に言えば,単に 「県教委が公表している選考基準では、調査書と面接、学力検査を点数化するだけで、外見や服装は選考基準になっていなかった」 という,あら捜しのような「わが子可愛さ」で弁護士を雇い県教委を訴えた,子供たちの保護者の 価値観そのものがクルッテイル のではないかと考えているのだ.
確かに,生まれつき髪の毛の色が違う子供は現実にいる.私は横浜の下町の海軍キャンプの隣で生まれ育ったので,米兵と売春をするのを職業としていた母親から生まれた同級生が小学校のクラスには何人もいたから,「生まれつきの髪の毛の色」 に関してはまったく偏見がない.ところが,現実には 保護者の「自由にさせる」(押し付ける) 価値観で,染色している 子どもの割合は小学生も含めてかなり多い.しかも,子どもが自らの意志で髪を染色している比率は,保護者の意志で染色している割合よりもはるかに少ない,つまり 保護者が子どもの髪の色を決めている というのが馴染みの理髪店の主人の話である.彼も商売だから請け負っているけど,心の中では「何という親だ」と怒りに燃えているという話だ.実際,彼は共稼ぎのために自らの子育てに失敗し,何回警察へ頭を下げに行ったか分からないと言う.しかし,もう中学生と小学生の子どもがいる当の本人は今では真面目な経営者だ.本人も子どもの時に荒れたのは寂しかったからで,子供たちにはできるだけ接する時間を取っていると話しているし (彼の奥さんも非常にしっかりした価値観の女性だ),親や親戚や他人の前ではできるだけしつけを厳しくして「荒れないように気を遣っている」と言う.もちろん,高校に入っても,髪染め・ピアスなどは論外だと言っている.自ら「荒れた」経験者の発言は重い.
ピアスの穴あけにしても,医学的な知識なしに ファッション感覚 で医療行為の資格者にしてもらっていない若者がほとんどなのではないだろうか.そう,毎年内科病棟を困らせている 「B型肝炎ウイルス」「C型肝炎ウイルス」 の温床が,実は素人によるピアスの穴あけなのだ! 最近でこそ外科医や形成外科医や皮膚科医が商店街の空きテナントに開業して,ピアスの穴あけにとどまらず,ウイルス検査や皮膚疾患や刺青治療などを看板に掲げていたりするけれど,そういう「医療機関」でお金をかけてスキンケアをしている若者はこの不況下でどれだけいるのだろう.肝炎ウイルスはまず素人には防御不可能だ.先日のインフルエンザ騒ぎを見たまえ.幾ら高価なマスクをしても,人混みに出れば肝炎ウイルスやインフルエンザウイルスの洗礼にあってしまうのである.ましてや,傷が治りかけのピアス穴を無理に広げたりすると,当然殺菌していない場合には他の病原菌が入り込んで膿んだりするし,もっと悪いことに 昨日取り上げたアルコールには肝炎ウイルスを殺菌する効果がないという論文が出ているのだ.
# 引用すると,ウイルス肝炎感染対策ガイドライン−医療機関内−改訂 III 版 (1995 : 厚生省保健医療局エイズ結核感染症課) では,次亜塩素酸,グルタラール,ホルマリン,エチレンオキサイドガスを有効とし,消毒用アルコールは無効,その他についてはその有効性について確実な成績はないとしている.
つまり,中高生たちの健康を守る,B型・C型肝炎のキャリアにさせないためには,多少荒療治でもまず「ピアスの穴を空けさせない」ことが最優先課題になる.インフルエンザウイルスになると検疫してホテルに閉じこめたり,学校を休校させたり,ありとあらゆる所に消毒液が置かれるのに,この価値観の違いはまさに「無知による犯罪」だと言っても良い.つまり,神奈川県教育委員会は裁判所できちんと,保護者たちを計画的な犯罪者として検察から訴追してもらい,和解金の返却を求める必要性がある.
先日,京都教育大の女子学生が泥酔時に多くの運動部の学生たちによって強姦されたことが明るみになった.ところが,その被害者である女子学生を非難したり,強姦した犯罪者の学生たちを擁護する書き込みが mixi などの掲示板サイトに溢れ,書き込んだ学生が処分されたという話を聞いた.強姦された若い女性が悪いという 「日本の美しき伝統」 という価値観が,彼らを狂わせているのだ.さらに 「コンドームをつければ和姦」 などという 「日本の美しき伝統」 もまた,諸悪の根元である.この記事に反発する者は,携帯電話でQRコードを読み取るがよい.但し,通信料などは自己責任とするので,私は知らない(笑)
ついしん 世間を騒がせている「臓器移植法」について.私個人は基本的に「脳死は人の死」であり,意識を持たなくなった時点で既に「それ」は瀕死の「生き物」に過ぎないという見解を持っている.この考え方は一年前に親父を亡くしてから,確信を持てるようになった.一年半前に痴呆に陥った時点で,既に親父は「生物学的な親子」でしかなくなっていたのである.そして,心臓疾患の痛みで眠れない日々が続き,精神科医が処方した睡眠薬で親父は眠るように,苦しみを覚えることなく死んでいった.十年以上苦しんできた心臓病にピリオドを打つための,結果としての「安楽死」そのものはそれで一つの解決法だと私は合理的に考えている.しかし,母親や妹はその反対で,未だにその精神科医への不信を隠していない.
結局のところ,肉体に霊魂が宿るという,日本イデオロギー から抜け出せない人にとって,「臓器移植法」が問題なのではないかと私は考えている.つまり,日本人は自らの「宗教」に縛られて,肉親をドナーにしたくない,という妄想を持っているだけなのではないかと考えられるのだ.そういう意味では余りにも直接的なA案よりはC案を検討し直すべきではないかと「政治的」には考えている.医学という「技術」と「政治」とはあえて切り離す必要があるだろう.
唯一,抜け穴があるとすれば,これは大人も含めてだけど, ドナーの個人情報が「漏れた」時の対処法である.「情報」というのは恐ろしいもので,誤った情報でも,一度漏れるとそれは「真実」として人々の記憶に植え付けられてしまうのだ.当然,闇の臓器ビジネスも裏で介入してくることだろう.虐待を繰り返すような「保護者」にとって,大金と子どもの肉体との交換は代え難いギャンブルだ.同様に,育てられないために捨てられる赤ん坊の個人情報もビジネスのチャンスとなる.「民営化」というのはこういうことなのだ! 実際,開業医の団体である日本医師会もA案に関しては時期尚早だという見解を述べているほどだ.ましてや,生まれつき脳障害のある子どもの場合はどうするのか.(ただ,このケースの場合,成長そのものにも障害が現われることが多いため,ドナーには適していないから,あとは身勝手な「保護者」対策を法律でどう縛るかという問題になる)
実際,上記の京都教育大の強姦事件だって,どこかで被害者の女子学生の名前が漏れてしまった事で,誤った思想を持つ若者たちによって「ファシズム」へと変化してしまった のである.
ちなみに,私は重症の糖尿病だから,すべての臓器を提供することができない.いくら他人の役に立ちたくても,それができない悔しさも分かって頂きたい.
kaetzchen にしては 保守的な と言われるかも知れないけれど,私は 「旧県立神田高校 (現・平塚湘風高校) の服装検査は正しい」 と考えている.逆に言えば,単に 「県教委が公表している選考基準では、調査書と面接、学力検査を点数化するだけで、外見や服装は選考基準になっていなかった」 という,あら捜しのような「わが子可愛さ」で弁護士を雇い県教委を訴えた,子供たちの保護者の 価値観そのものがクルッテイル のではないかと考えているのだ.
確かに,生まれつき髪の毛の色が違う子供は現実にいる.私は横浜の下町の海軍キャンプの隣で生まれ育ったので,米兵と売春をするのを職業としていた母親から生まれた同級生が小学校のクラスには何人もいたから,「生まれつきの髪の毛の色」 に関してはまったく偏見がない.ところが,現実には 保護者の「自由にさせる」(押し付ける) 価値観で,染色している 子どもの割合は小学生も含めてかなり多い.しかも,子どもが自らの意志で髪を染色している比率は,保護者の意志で染色している割合よりもはるかに少ない,つまり 保護者が子どもの髪の色を決めている というのが馴染みの理髪店の主人の話である.彼も商売だから請け負っているけど,心の中では「何という親だ」と怒りに燃えているという話だ.実際,彼は共稼ぎのために自らの子育てに失敗し,何回警察へ頭を下げに行ったか分からないと言う.しかし,もう中学生と小学生の子どもがいる当の本人は今では真面目な経営者だ.本人も子どもの時に荒れたのは寂しかったからで,子供たちにはできるだけ接する時間を取っていると話しているし (彼の奥さんも非常にしっかりした価値観の女性だ),親や親戚や他人の前ではできるだけしつけを厳しくして「荒れないように気を遣っている」と言う.もちろん,高校に入っても,髪染め・ピアスなどは論外だと言っている.自ら「荒れた」経験者の発言は重い.
ピアスの穴あけにしても,医学的な知識なしに ファッション感覚 で医療行為の資格者にしてもらっていない若者がほとんどなのではないだろうか.そう,毎年内科病棟を困らせている 「B型肝炎ウイルス」「C型肝炎ウイルス」 の温床が,実は素人によるピアスの穴あけなのだ! 最近でこそ外科医や形成外科医や皮膚科医が商店街の空きテナントに開業して,ピアスの穴あけにとどまらず,ウイルス検査や皮膚疾患や刺青治療などを看板に掲げていたりするけれど,そういう「医療機関」でお金をかけてスキンケアをしている若者はこの不況下でどれだけいるのだろう.肝炎ウイルスはまず素人には防御不可能だ.先日のインフルエンザ騒ぎを見たまえ.幾ら高価なマスクをしても,人混みに出れば肝炎ウイルスやインフルエンザウイルスの洗礼にあってしまうのである.ましてや,傷が治りかけのピアス穴を無理に広げたりすると,当然殺菌していない場合には他の病原菌が入り込んで膿んだりするし,もっと悪いことに 昨日取り上げたアルコールには肝炎ウイルスを殺菌する効果がないという論文が出ているのだ.
# 引用すると,ウイルス肝炎感染対策ガイドライン−医療機関内−改訂 III 版 (1995 : 厚生省保健医療局エイズ結核感染症課) では,次亜塩素酸,グルタラール,ホルマリン,エチレンオキサイドガスを有効とし,消毒用アルコールは無効,その他についてはその有効性について確実な成績はないとしている.
つまり,中高生たちの健康を守る,B型・C型肝炎のキャリアにさせないためには,多少荒療治でもまず「ピアスの穴を空けさせない」ことが最優先課題になる.インフルエンザウイルスになると検疫してホテルに閉じこめたり,学校を休校させたり,ありとあらゆる所に消毒液が置かれるのに,この価値観の違いはまさに「無知による犯罪」だと言っても良い.つまり,神奈川県教育委員会は裁判所できちんと,保護者たちを計画的な犯罪者として検察から訴追してもらい,和解金の返却を求める必要性がある.
先日,京都教育大の女子学生が泥酔時に多くの運動部の学生たちによって強姦されたことが明るみになった.ところが,その被害者である女子学生を非難したり,強姦した犯罪者の学生たちを擁護する書き込みが mixi などの掲示板サイトに溢れ,書き込んだ学生が処分されたという話を聞いた.強姦された若い女性が悪いという 「日本の美しき伝統」 という価値観が,彼らを狂わせているのだ.さらに 「コンドームをつければ和姦」 などという 「日本の美しき伝統」 もまた,諸悪の根元である.この記事に反発する者は,携帯電話でQRコードを読み取るがよい.但し,通信料などは自己責任とするので,私は知らない(笑)
ついしん 世間を騒がせている「臓器移植法」について.私個人は基本的に「脳死は人の死」であり,意識を持たなくなった時点で既に「それ」は瀕死の「生き物」に過ぎないという見解を持っている.この考え方は一年前に親父を亡くしてから,確信を持てるようになった.一年半前に痴呆に陥った時点で,既に親父は「生物学的な親子」でしかなくなっていたのである.そして,心臓疾患の痛みで眠れない日々が続き,精神科医が処方した睡眠薬で親父は眠るように,苦しみを覚えることなく死んでいった.十年以上苦しんできた心臓病にピリオドを打つための,結果としての「安楽死」そのものはそれで一つの解決法だと私は合理的に考えている.しかし,母親や妹はその反対で,未だにその精神科医への不信を隠していない.
結局のところ,肉体に霊魂が宿るという,日本イデオロギー から抜け出せない人にとって,「臓器移植法」が問題なのではないかと私は考えている.つまり,日本人は自らの「宗教」に縛られて,肉親をドナーにしたくない,という妄想を持っているだけなのではないかと考えられるのだ.そういう意味では余りにも直接的なA案よりはC案を検討し直すべきではないかと「政治的」には考えている.医学という「技術」と「政治」とはあえて切り離す必要があるだろう.
唯一,抜け穴があるとすれば,これは大人も含めてだけど, ドナーの個人情報が「漏れた」時の対処法である.「情報」というのは恐ろしいもので,誤った情報でも,一度漏れるとそれは「真実」として人々の記憶に植え付けられてしまうのだ.当然,闇の臓器ビジネスも裏で介入してくることだろう.虐待を繰り返すような「保護者」にとって,大金と子どもの肉体との交換は代え難いギャンブルだ.同様に,育てられないために捨てられる赤ん坊の個人情報もビジネスのチャンスとなる.「民営化」というのはこういうことなのだ! 実際,開業医の団体である日本医師会もA案に関しては時期尚早だという見解を述べているほどだ.ましてや,生まれつき脳障害のある子どもの場合はどうするのか.(ただ,このケースの場合,成長そのものにも障害が現われることが多いため,ドナーには適していないから,あとは身勝手な「保護者」対策を法律でどう縛るかという問題になる)
実際,上記の京都教育大の強姦事件だって,どこかで被害者の女子学生の名前が漏れてしまった事で,誤った思想を持つ若者たちによって「ファシズム」へと変化してしまった のである.
ちなみに,私は重症の糖尿病だから,すべての臓器を提供することができない.いくら他人の役に立ちたくても,それができない悔しさも分かって頂きたい.
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http://www.asahi.com/national/update/0617/TKY200906170324.html
「外見で不合格」4人に計850万円 神奈川県教委和解
2009年6月17日23時4分
神奈川県平塚市の旧県立神田高校(現・平塚湘風高校)の受験生が、選考基準にない「茶髪」や「スカートの長さ」など外見や服装で不合格にされた問題で、県教育委員会は17日、不合格とされた22人のうち4人について、慰謝料を含め計856万円を支払うとする和解案を合意した、と発表した。19日開会の県議会に和解案を提出する。
県教委によると、05、06、08年度の同校入試で、当時の校長の指示により、髪の色やピアスの跡、スカートの長さなどを教員が出願時や受験日にチェック。合格圏内に入っていた22人が不合格とされた。県教委が公表している選考基準では、調査書と面接、学力検査を点数化するだけで、外見や服装は選考基準になっていなかった。
不適正な合否判定は、昨年10月末に発覚。県の顧問弁護士にも相談し、「紛れもない不適正な合否判定で、精神的な苦痛を与えた」と判断した。県教委は不合格とした受験生に謝罪を始めるとともに、今年3月から受験生側と賠償交渉を始めていた。
今回合意した和解金は1人につき190万〜241万円。慰謝料のほか、私学へ進学した場合の入学金差額分などで個人差があるという。
県教委は残る18人とも交渉を続けているが、「お金の問題ではない」と態度を硬化させている保護者もいるという。県教委高校教育企画室は「被害者には大変申し訳ないことをした。誠心誠意交渉を続けたい」としている。
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