Q&A’05f・「ガイア・アセンション」シリーズ

頂いたメールへの応答の中から、共通の関心事と思われるものを抜粋して掲載しています。

原文のまま掲載していますが、固有名詞はアルファベットなどに置き換えてあります。

また、冒頭・末尾の挨拶やテーマに直接関係ない部分は省略してあります。

 

【目次】

(05/09)部活の指導で土日がつぶれる

(05/09)自分探しで落ち着かない

(05/09)選挙の結果とこれからの生き方

(05/09)ブログをやめようと思うが・・

(05/09)職場の人たちに腹が立つ

(05/09)ハリケーン被害のアメリカを思う

 

(05/09)部活の指導で土日がつぶれる

(Q) 私は中学校で教師をやっています。中学校と言えば、「部活動」があります。毎日授業後、日暮れまでの1〜2時間。そして、土曜日、日曜日も活動する部が少なくありません。そんな状況ですので、私も自分の部活動だけ全く土日の練習をなしにすると言うことも出来ずに、出勤して多少はやっています。

しかし、私には大切な妻と娘が居ます。平日はともかく、土曜日や日曜日は、最大限家族と共に過ごしたいと常々思っています。ですから、部活動に対する私のやる気は決して熱心とは言えません。運動部ですので、勝つことが最大の目標という面もあり、その部分でも考えが相容れません。

ところが、周りを見回すと、大多数の教師が、生活のほとんど大部分をそれに捧げています。私が部活動に対して後ろ向きな発言をすると、「やる気がない」と一蹴されます。私からすれば、あなたたちこそ、家族をどう思っている。家族がその生活を望むのか?と言ってやりたいほどです。

学校は、変わっていくのでしょうか。わたしのような者は、今の学校には不必要なのでしょうか。時間の多くを家族と過ごす時間に充てたいと考える私は、教育現場で生きていくことは難しいのでしょうか。

 

(A) 社会の歪みのツケを学校に回すという、好ましくない状況があることは事実です。

昔なら、様々な年齢の子供たちが近所から集まってきて、いろんな遊びが自然に生まれて、巧まずして「部活」が出来ていました。

今は、学校の後は、「塾通い」になっているわけでしょう(さもなければビデオやゲームに浸る、良くても受験勉強――どれも、大人たちが仕掛けを作って、子供たちを巻き込んだものです)。

 

そうした状態がすぐには変わらないという前提で、子供たちに何を与えてあげることができるかを考えることがポイントだと思います。

中学生の段階では、授業自体は日常のルーチンとしての意識しかなく、むしろ部活の方を、楽しみや生き甲斐にしている子供が多いのではないでしょうか。

この年齢の頃に、授業を受けること以外に、何かをやったという印象を残せるか残せないかは、その先の人生に大きい違いが出てくると思います。

 

一方、教師の立場としては、部活は、学習指導要領に拘束されないで、自分の創意工夫によって、自由に子供たちを指導できる機会でもあります。

有給でそれが出来ることは、誰でも望めば得られるステータスではないでしょう。

会社勤めをしながら、ある町内の少年バレーの指導を永年続けてきた知人がいます。

 

ともかく、現実にニーズがあることは事実で、それにどういうスタンスで応えるかについては、あなた自身の大切なお子さんの(将来の)学校生活に、何を与えてあげたいかという視点で判断することもできるでしょう。

子供たちは、社会の貴重な共有資産で、次世代の市民です。それを育成する仕事は、あなたが考えている以上に、重みがあるとみるべきでしょう。

 

あとは、上級生のリーダーを養成して子供たちが自主的に練習する時間を設けることや、土日の練習についての枠組みを設定して周知しておくなど、多少の工夫の余地はあるのではないでしょうか。

 

(05/09)自分探しで落ち着かない

(Q) 自分の悩みとか心配ごと、これから先のことなど、それに焦点を合わせなくてもいいのについ、合わせてしまいます。

先日は、あるチャネラーの方に相談までしてしまいました。

なんだか相談したあと、あと味が悪く、心の開放が出来なくて・・。

相談とか、内に秘めているものは、やはり、口に出して言うべきではなかったのでしょうか。

プラスもマイナスもない、そう思う自分の心があるだけなのでしょうか?

 

そう思いながらも自分の過去世を聞き、カルマの浄化ができたら・・・なんて思ったりします。

自分探しに翻弄されています。どうすれば落ち着くことができるでしょうか?

自分の内面と話が出来るようになるには、どうすればよいのでしょうか?

 

(A) 何があなたの「悩みとか心配事」なのか、肝心のことが書いてないので推測になりますが、あなたは、外から仕入れた情報を自分に当てはめて、(あれこれしなければならないと思って)悩みを創っているのではないでしょうか。

宇宙的観点からすれば、この時代に、この地球で生きていること自体が、ものすごく冒険的で、たぐい希な体験です。

その11日を、地に足をつけて歩んで行く---それが出来れば、ほぼ完璧です。

 

霊能者やチャネラーに見立ててもらったところで、その言うことの信頼性を保障する手段がありません。

何を言われても、おそらく半信半疑で、具体的に役に立つものは何もなく、あなたは依然として宙ぶらりんのままでしょう。

結局、頼りになるのは、時おり顔を出すあなたが持つ潜在的な傾向と、各瞬間での自分の判断だけでしょう。

迷いながら、自分で発見して、自分で方向付けしていく---これで結構ではないでしょうか。

 

過去生は、誰でも似たようなものです。つまり「あらゆること」をやってきて、今日があります。

その平均像を知っておけば十分でしょう。

次は、《アセンション・オンゴーイング[第7回]》にある、《『イナンナの真実』第1部・第4》の抜粋です。

《マイケルは冷たい地面に倒れ、そのからだは急速に変容していた。一瞬のあいだに彼は、彼が地球で過ごしたすべての人生と、他次元で別の形態で経験した全人生を回想した。彼は、自分が拘束された奴隷で、むちで打たれながら巨大な石を引いているのを見た。また彼は、終始暴れまわる非情な軍隊にいて、血で血を洗う争いを味わった――兵士として村を焼き、男を殺し、女を強姦した。

心の眼で彼は、小さな農家で生身の自分自身を、愛する女と子供たちも一緒に、焼いているのを見た。彼はまた別の戦、別の軍隊を生きるというサイクルの中で、愚かしい忘却を何度も繰り返すのを観察した。彼は戦争犠牲者であり、時には戦勝者だった――どちらの体験も空虚で何の感興も残さなかった。

一つの人生から次の人生へとマイケルは、生と死、情熱と悲哀のサイクルを果てしなく繰り返した――そして彼は、なぜだろうといぶかった。これらすべては何を意味したのか? なぜ過去の体験から学ぶことをしなかったのか? なぜ同じ失敗を何度も何度も繰り返したのか? 同じ過去を愚かに繰り返すよう、なぜ縛り付けられたのか?》

歴史や体験から学ぶことをせず、同じ失敗を何度も繰り返すのは、地球人類の共通項です。

「堕落したメディア」に踊らされて投票し、後で「臍(ほぞ)を噛む」のも同じことです。

こうした傾向を克服していくことが時代の要請で、まずは真実を知って目を覚ます必要があります。

「メディアと共に踊る」ことをやめて、「自分の人生を生きる」ことは、歴史を通じて人類を操縦してきた「コントロール」の影響範囲外に出るための、最低限の条件です。

 

ちなみに、自分の先祖のことも含めて、過去を癒し、浄化するには、個別のディテールを知らなくても、一括してやることができます。例えば次のように。

 

私は、( )で、意識的または無意識的に行った、自己に対する、他者に対する、または地球に対する、加害のカルマを、すべて解き放つことを意図します。

-----( )の中に、(今生)(過去生)(先祖の過去生)などを入れる。また、「他者」を具体的な名前に置き換えて、全文を簡略化してもいいでしょう。

 

これに拘わらず、あなたの実情に近いバリエーションを、いくらでも考えることが出来るでしょう。やってみてください。

 

(05/09)選挙の結果とこれからの生き方

(Q)騒乱状態にどんな形で決着がつくのかと、ついテレビの選挙速報を見てしまいました。番組が始まったとたん自民圧勝の報道で、気分が暗くなりました。
2
週間ほど前、船井幸雄さんのHPで《「ガイア・アセンション」シリーズ》をぜひ読むようにとの文章を見つけました・・・。
そこから郵政民営化の側面やアメリカの「年次改革要望書」を知りました。
政治はアセンションとは遠いところにあると思い、関心がなかったのですが、一人の指導者の言葉に右へならえ状態を見ていると、この選挙で多数の人が「NO」と言わなければという想いが強くなりました。

「都合の悪いことは隠す」ということがここまで浸透しているということにも腹立たしさを覚えました。


アメリカの没落ぶりが、「カトリーナ」によってより鮮明になってきていますが、日本もますます混迷の度合いを深めていくのでしょうか・・・。
Q&A
で「自分の立場をキープして状況を明瞭に評価すること」は簡単でないようにみえます、と書いておられますが(「
ハリケーン被害のアメリカを思う)、このことについて具体的に教えていただけないでしょうか。自分の立場をキープするには、どのようにすればよいのでしょうか。

また、「職場の人たちに腹が立つ」という質問がありましたが、私もつい最近、理由もなく職場がいやになり困っています。
特定の人がいやとか、仕事が嫌いというのではなく、流れている空気?にずれを感じています。

 

(A) あなたのメールは、多くの心ある人々の思いを代弁しているようです。
この先4年間に起こりそうなことを予見して、暗澹たる気持ちになるということでしょう。
教育の現場でも、強烈な嵐が吹き荒れることになりそうだという---
それはあたかも、ナチス・ドイツの台頭や、「9/11」の延長上でのブッシュ再選を見た、ドイツやアメリカの心ある人々の心情に通じるものがあるでしょう。

そもそも今回の選挙は、多くの国民が、歴史から学ぶことをしないで、空疎な「言葉のトリック」に酔いしれた結果が出たものです。
歴史といっても、5兆円の血税を使って再生させた長期信用銀行が、わずか10億円でアメリカの投資会社に買収されたのは、ごく最近のことです(現在の新生銀行)。
そのうちに国際資本が、民営化された「郵政会社」の買収を仕掛けてきた時、初めて、多くの人が目を覚ますことになるのでしょう。

郵政公社は、かつての国鉄や電電公社と同じように、サービス収入で職員の給与をまかなっているので、一般省庁とは違って、税金を給与に充てているわけではありません。
その部分を伏せて、ことさら「公務員」という名称を強調し、その数が減れば「小さな政府」が実現するかのように印象づける。
自ら公言した「30兆を超える国債は絶対に発行しない」を、舌の根が乾かぬうちに撤回して、(これまでの自民党政治と本質は何も変わらない)国債の乱発による国家資金のバラマキ行政を推進して、全体のプロセスを「改革」という言葉で包んで偽装する。
それどころか、そのバラマキ行政を空前の規模でやって、歴史上でも先進国の中でも最悪の、財政の窮乏状態をもたらしました。
その張本人が、その責任には一言も触れず、今度は、「財政再建」を「改革」に結び付けて、自ら造り出したその状態を利用してみせる。
そして、自分に賛同しない者を「守旧派」や「改革反対派」として一括する《二分法》で煙に巻く。
これほど国民と国会を愚弄した政治家は、かつて存在しなかったでしょう。
最もふさわしい称号は、《詭弁の天才》です。

一方、野党の人々は、トリックと戦っていることに気付かなかった。そもそも、トリックとの戦い方など、学習すらしてなかったでしょう。
だから、マジックショーの会場で、(トリックを暴いて見せるならともかく)聖書を読み上げるようなことをした。

これでは、受けるわけがないでしょう。

メディアが支配する社会で、受ける・受けないで勝負が決まる近年の流れは、「韓流」がブームになり、『世界の中心で、愛をさけぶ』のような恋愛小説がベストセラーになる現象と機を一にしています。
そうした風潮を最大限に利用したのが、今回選挙の与党でしょう(といっても存在感があったのは1人だけで、他の候補者は、ロボットのように「郵政民営化」を叫んだだけ。街頭に出ても出なくても、結果には関係なかったでしょう。実質的に最も「選挙を戦った」のはマス・メディアでした)。

今回の選挙結果を後味の悪いものにしたのは、小選挙区制(正確には小選挙区比例代表並立制)の問題もあります。
それによって、(与党が得た票数を超えて)2/3以上の議席を得たことで、与党の意のままに憲法を改正(改悪)することすら、簡単にできることになったのです。
民主党は、もともと小選挙区制に賛成だったのですが、この制度のもとでは、今回のように一夜で全議席を失って(例えば神奈川選挙区)、民意を国会に反映させる道を根絶させるのに「寄与」することがあることを思い知るべきです。
同党のこれまでの議席は、彼らの実力ではなく、単にフロック(まぐれ当たり)だったとみるべきでしょう。

いわゆる《2大政党》が、彼らにとっても国民にとっても、幻想であることが明確になったこと。
これが、今回選挙の唯一のポジティブな成果といえるでしょう。
民主党の人たちの錯覚は、《リーダーシップの欠如》が問題だと思っていることです。
本当の問題は、党内の全員が合意するような明確な《対立軸》を見出せないことにあります。
したがって、これが出来ないなら、このさい解党して、認識を同じくするもの同士が新しい合従連衡を組む方が、まだ国民のためになるでしょう。

 

残念ながら、日本の現状では、多数の国民が《メディア浸り》になる中で、動物的な直感やサバイバル本能を失っているようにみえます。

例えば、どんな経緯や動機からにせよ、もし《参戦》することになれば、前線で最も危険な目に遭うのは、今回の「圧勝」に大きく寄与した、20歳代の若者でしょう。

したがって、彼らこそ、平和憲法を骨抜きにする動きに、最も抵抗するグループになるはずでした。

 

ここで唯一の光明は、そして1931年から1945年の《15年戦争》の時代と決定的に違う点は、いまアセンションが進行していることです。

それに気付いている人にも気付いていない人にも、宇宙からの絶大なサポートがあります。

積極的に、その波に乗ることがお勧めです。

それには、歴史や時代の真実を正しく認識すること。---それが、力の源泉になります。

そして、その力によって、ポジティブな創造を行うことです。

《意図する》をうまく使って、大いに《自分の創造》を楽しんでください。

 

イメージとして、上に行くほどその径が大きくなる右回りの《エネルギー・スパイラル(螺旋)》を、前方に進みながら上昇していきます。

スパイラルの縦軸は、波動のレベルです。その径の大きさは、視界の広さの表象です。

スパイラルの半周が、あなたの領域です。そして、その中間点が、あなたのホーム・ポジションです。

スパイラルに沿って進むにつれ、先頭に新しい世界が現れ、後尾にある不要になった古い世界の一部が視界から消えていきます。

そして、《新しいあなたの領域》と《古い世界》とが重なる部分が、少しずつ減少していきます。

依然として《古い世界》で踊ることを選んでいる人たちについては、その人たちの選択に任せましょう。

あなたは、ひたすら前に進み、あなたが創造する《新しいあなたの領域》で生きることに専心することです。

重要なことは、「堕落したメディア」に絶対に浸らないこと。そして、積極的に太陽と自然に浸ることです---簡単でしょう。

 

(05/09)ブログをやめようと思うが・・

(Q) 私は、今年の1月からブログをやってみていているんですが、最近、どうも疲れてしょうがないです。
ネット上の人付き合いから、荒らし対策のことで、時間を取られているのは、ちょっとおかしいことだと思えてきました。

明らかに気をとられているし、そうかといって、自分のブログを、そんな輩たちのせいで辞めるのは、断腸の思いです。
たいした記事は書いていなくても、その時その時の正直な気持を書いているので、一気に消してしまうのは忍びないです。

それに、気をとられてしまうという意味で、リンク先の方や、そういう人たちとの共通の話題などには、追いてゆけないと思うところがあり、そのことでも非常に疲れるので、これは問題なのかな、と思います。
こういう場合は、断腸の思いであっても、これはきっぱりと辞めるか、あるいは、引っ越したほうが、身のためだと思われますか?

ネットの友人に、「続ける事は意味がある」といわれて、それもそうだなと思うし、そうかといって、苦しいのに続けるのはおかしいな、というところです。

せっかくお友達になったのに、そんなことで嫌われたくないとも思います。その人は結構気に入っているので。
それもひょっとして、その人に気をとられていることになるんでしょうか?

正直に自分の問題を書こうとしても、状況からして、なかなか言えないこともあり、黙っているのも心苦しいし、なんだか訳がわからなくなっております。
これは完全に操られているんでしょうか?
自分は、AC
アダルト・チルドレン)だし、潔癖症がひどくて、仕事もままならないんですが、そのことをカミングアウト(公言)するべきかどうかとも悩んでいます。

それぐらいだったら、辞めればいいのかもしれませんが、ここで辞めたら負け犬だと思われるし辛いです。
記事には、どうでもいいようなことを書いて、今のところは続けていますが、毎日ブログの番人をしていなければ落ち着かず、明らかに気をとられているような気がします。

この場合は、しばらく辞めて、休む必要があると思われますか?
お恥ずかしい話、自分ではちょっと判断できづらくなってきているので、是非とも小松様のご意見をお聞きしてみたいと思いまして、メールをさせていただきました。
つまらないことで悩んでいると思われることと思いますが、どうか、何卒よろしくおねがいします!

 

(A) 拝見しました。
自然に湧いてくるような、継続的に掲載する種があるかどうか。あなた自身の向上に役立っているかどうか。社会に寄与するものがあるかどうか。---などで判断するといいと思います。
単に時流に乗っただけの場合や、時間つぶしが主体の場合は、やめた方がいいと思います。

 

(Q) 的確なアドバイスを、ありがとうございました!

≫ 自然に湧いてくるような、継続的に掲載する種があるかどうか。

これといったテーマがありません。

≫あなた自身の向上に役立っているかどうか。

向上はあまり見られないし、最初は精神的憩いの場だったのが、だんだん、辛くなってきています。

≫社会に寄与するものがあるかどうか。

あまり、社会の為にはなっていません。

≫単に時流に乗っただけの場合

行き当たりばったりという感じです。

≫時間つぶしが主体の場合は、やめた方がいいと思います。

最近は時間つぶしがほとんどです。

こうしてみてみると、いかに無駄なことに振り回されているかということを感じますので、折を見て、辞めるなり、方針を変えたいと思います。
やはり、小松様に相談してよかったです!

的確にアドバイスしていただき、なんとか気持が整理されそうです。
小松様の意見を参考にさせていただき、判断しようと思います。
本当にありがとうございました!

 

(A) まあ、そんなところでしょう。
自分でブレーキをかけたのは、健全な感性がある証拠です。

いま、陽に当たることが大切な時に、仕事以外の目的で1日のかなりの時間を、パソコンの前に座る膨大な人口が生まれつつあります。
アメリカで、「サンタン(日焼け)」を皮膚ガンに結びつける大キャンペーンが張られているのと併せて、偶然ではないように思います。
Web
の中には、つい足を取られてしまう仕掛け(あなたの依頼心や好奇心に火を付けて誘い込み「迷妄集団」を生み出す、アリ地獄のようなサイト)がいっぱいあって、地雷原を行くようものだと考えておいた方がいいでしょう。
「ヒマつぶし」が、いちばん危険です。
予め明確な目的があってインターネットを利用するのなら、地雷に触れる気遣いはありません。
ヒマがあるときは、ともかく自然に近付くことを、お勧めします。

 

(05/09)職場の人たちに腹が立つ

(Q) 職場でいろいろな出来事があり、「怒鳴るように怒る人」がつい先日まで同じ部署でいまして、私とは犬猿の仲でしたが部署が変わりました。

その方とは、変わるあたりには、表面上は普通に挨拶ていどのお話しができるようにはなりましたが。

ほっとしたのもつかの間で、今度は、あまり仕事をしたくなく、アルバイトさんに押し付けて自分は仕事をしない人が近くにきて、どうにもやるせない気持ちで、腹がたってくるようになりました。

また上司もそのことについて何も言えないようで、上司自身も仕事も慣れていないこともあり、毎日愚痴をこぼされて胃が痛くなっています。

そういうような状況のなかで、腹がたつのも気にするからかな?と思ってみたり、そういうことも自分もたくさん休みととることで解消しようかな?と思ってみたり、単に(出身などの、劣等感から甘える人がとても多い職場で)劣等感からの甘えなので、その人を思いやりをもって接することが大切なのかな?と思ってみたり、劣等感があるから、不幸な境遇だから、といって、いま現在がそういう態度で良いもの?と思ってみたり・・・やっぱり腹がたちます。

 

いっそのこと私が仕事を辞めてしまったほうが、考えなくてよいのかも・・・とかも考えてしまいます。地域性の問題も含んでいます。

たわいもないことなのかも知れませんが、入社当時からこの「自分は仕事をしない人」を知っていますが、厳しく接しても反発しますし、甘えさせても上手く行かないし、どう接したらよいのかわかりません。

小松様のお考え(気にならなくなる方法)を教えてください。

 

(A) 拝見しました。

とりあえず、次を読んでください。
認識を拡大する(U)

 

少し間隔をあけて、5回から10回ぐらい読むといいでしょう。

 

(Q) お返事ありがとうございます。

ご紹介のページ1回目を読みました。お薦めされたように、10回くらい間隔を空けて読んでいこうと思います。

とても参考になります。

 

文明世界のかなりの部分は、途方もない虚構を信じて、破滅に向けて高速で疾走しているように見えます。

私の勤めている職場も破滅へ向かっています。ある意味私の望んだ現実です。それは、辞めるきっかけになりそうです。

 

「もっと柔軟になり生活や信条を変えることへの圧力は、驚くべきペースでエスカレートしています。」

私の職場の方々は、いままでどおりの良い暮らしをしたいという、考えを変えようとする人はまだいないようです。

借金があるなどの理由もありますが、自分に見合った家屋ならそんなに借金も無いはずと思います。

無理をして良い暮らしをしなければ・・・と思いこんでいるのだと感じます。

 

その者たちは、しばしば狡猾で血に飢えた非物質的な存在に憑依されて」いるというわけです。

憑依されている人が多い地域でしょうね。たぶん。

普段から怒鳴ってしゃべる人、そしてそれを、びくびくして受け入れる上司などの構図が出来上がっています。がっかり。

心のヒダが消えるので徹頭徹尾強気で、それを読めない人には、頼もしく見えたりするものです。

また上司も頼もしく感じるらしく、「そういう人を上手に使え!」「そういう人に気を遣え!」と誤った方法を言ってくるくらいのものでした。

 

「驚くべきシンクロニシティー、そして祝福される関係を創ることができるでしょう。」

シンクロシニティは感じます。思ったものが手に入ったり、私の電話!と思うとやはりそうだったり、あります。

 

前回メールしました、「上司自身も仕事も慣れていないこともあり、毎日愚痴をこぼされて胃が痛くなっています」ですが、

胃が痛くなっているのは上司で、薬を良く飲んでいます。私は胃が痛いことはありません。周りのみんなには、元気だね〜といわれています。

わたしなりに「そんなに深刻に、暗く、考えなくっても、いいんじゃないの!」とかいって励ましていますが、こちらもかなり疲れます。

自分もこうなったかもしれないと自分に言い聞かせるように、言っています。

 

あなた自身に感じることを許し、そして判断することを控えて、感情の泉が湧き出るのを認める

自分で自分の素直な気持ちをまず認めることが、まだできていないのかもしれません。

 

彼ら自身の選択をするのを傍で見ていること

今は、傍観する優しさが必要な時期かもしれません。手を出すだけが優しさではないものですもんね。

 

タイムリーに「認識を拡大する(U)がHPに発表されたことこれもシンクロシニティかも知れないと思いました。

本当にありがとうございます。気が楽になりました。

 

(A) 早速効果が出て良かったですね。

繰り返し読むと、その都度、新しい発見があるものです。

その感じで続けてみてください。

 

ところで、どちらにしろ、この地球でのいろんな体験に価値があるわけですから、今の仕事をやめることは「必要条件」ではないと思います。

チャレンジングな体験には、それだけの価値があり、あなたが職場(の雰囲気)を変えることも出来ないわけではないですから。

 

(05/09)ハリケーン被害のアメリカを思う

(Q) 日本でも報道がなされていると思うのですが、ハリケーンが去った後の政府の対応に批判が出始めています。

ブッシュは自業自得の状態で支持率が落ちると思っていましたが、自然災害によってボロが出始めている感があります。

特にニューオリンズ市内の「避難指定場所」に避難した人たちの状況は悲惨を極めるものがあり、毎日のようにテレビで報道されています。

なるべくテレビは見ないようにしようと思うのですが、911の時と同じでつい見てしまいます。

指示に従って避難した住民に水も食料も与えられないまま数日が過ぎ、避難場所には水も電気もなく、猛暑と不衛生を極める、汚物や死体(救助を待つことなく亡くなっていた人たち)の中で、体力の衰えと闘っている住民の映像が流れ、「なぜ物資が届かないのか」、「ここはアメリカなのか」、「イラクに飛ばすヘリがあるならこっちへ飛ばせ」などといった怒りの声があちこちで聞かれます。

メキシコ湾の湾岸地域は石油産業が多いため、全米のガソリン代が急上昇し、国民全体が痛みを感じる結果となっています。

ニューオリンズ市民は見捨てられたようになっていて、市民からの批判だけでなく、政治家も連邦政府を批判し始めています。

ブッシュはこの4年間、「テロ対策」と称して様々なことをやって費用もムダにしてきました。

ここにきて、テロではなく、国内の自然災害にすら素早い対応もできず、一般市民が野垂れ死にとなっている状況で、大規模なテロ攻撃などに対応できるわけがない、国は何をしていたのか、等などの批判とともにガソリン価格の高騰が拍車をかけ、ブッシュは苦しい立場にあるといわれています。

今朝のブッシュの記者会見では、いつものように子供のような発言しか聞かれず、そのまま現地視察に出発しました。
ハリケーン前から支持率は下降気味だったので(イラク戦争で息子を亡くした女性がブッシュに直訴して話題なったりしている)、ハリケーンでさらに悪くなる可能性はあります。

と言いましても、今はブッシュよりも避難市民のことが心配です。

言い方は悪いですが、インドの山奥やアフリカの僻地ならまだしも、世界一裕福であると自称する国で起こっていることとは信じられないような光景です。

お年よりや乳幼児が避難場所で次々に亡くなり、死体が放置されている状況は異常としか言いようがありません。

また、子供が病気であったり既に病院に入っていたりした場合や子供がヘリコプターで救助された場合、救助隊員が子供だけ連れて行き、残された親には子供がどこへ連れて行かれたのか(州内か他州か)見当もつかないようで、生き別れになっています。
猛暑と洪水と不衛生を極める環境で、万一、病気でも発生したら、その州だけでなく避難民を受け入れている他州にも影響が及ぶ可能性があります。

それでも、今週末の3連休に浮かれているニューヨーク市民の多くを見るにつけ、この国は広いなと思わされます。

 

(A) 参考になりました。ありがとうございます。

こちら日本でも、早くも14号と、「非常に強い台風」が続発しています。

その一方、残暑厳しい中で、1人の指導者の「狂気(凶器)」に国中が振り回されて、騒乱状態になっています。多くの人にとって、「自分の立場をキープして状況を明瞭に評価すること」が簡単でないように見えます。

 

確かに、おっしゃるように、孤立して救助を待っている人や避難所の人達の状態は気になりますね。

おそらく、クルマを持てず、事前の避難行動をとれなかった低所得者層が、集中的に悲惨な目に遭っているでしょう。

どうも、状況の把握が遅く、特に「時間との戦い」を、どう遂行するかという国家としての戦略が、信じられないくらい低レベルのように見えます。

空軍を動員して、水や食料を、水没地域や孤立地域、または無法地帯に投下することぐらい簡単に出来るでしょうに。

具体的には例えば、水と乾燥食料が入ったパックをヒモで連結して、要所に風船を付けたものを、過剰なくらい繰り返し「じゅうたん散布」するわけです。そうすれば、屋根や樹の上で救助を待つ人でも、手繰り寄せて餓えをしのぐチャンスが出てきたはずです。

 

まあ今回のケースでは、アメリカ社会の様々なウミが、まとまって噴出した感じがします。

この数年間の、貧富の差の拡大(窮乏者層の増大)が、根源にあるでしょう。

また、何事も自己責任を優先させ、銃社会を放任してきたツケで、治安の確保すら出来ない状況になりました。

イラク派兵のツケも出てきました。ルイジアナ州では、州兵の3分の1が、派遣中だそうですね。

そして自然の軽視です。これには、アメリカ独特の事情もあるでしょう。

 

地震やハリケーン、そして竜巻などの天災が多発する地域が限定されていて、そうした地域に住んだことのない人は、天災を実感することがないわけです。ほとんどの人は、「我が事」と思っていないでしょう(そうした人が、政府高官にも多数いるはずです)。

したがって、天災に対する自然発生的な連帯感は、日本とは比較にならないくらい弱いでしょう。

それに加えて、力ずくで自然をねじ伏せようとする「科学崇拝」が最も強い国です。

 

心配なのは、これをチャンスとばかり、ハリケーンや竜巻の人工制御の研究と称して、ケムトレイルの散布が激増しないかということです(大気中に異物を撒く行為は、地球とその生き物に対する重大な加害行為です。ちなみに、ケムトレイルの映像を見るには、Googleのイメージ検索で[chemtrail]を入力します)。

一方、この機会にアメリカの人たちの中に、自然に対する畏敬の念が広がってくるようになれば、長期的にみれば「災いを転じて福となす」ことになるでしょう。こちらを期待したいと思います。


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