Q&A’05g・「ガイア・アセンション」シリーズ
頂いたメールへの応答の中から、共通の関心事と思われるものを抜粋して掲載しています。
原文のまま掲載していますが、固有名詞はアルファベットなどに置き換えてあります。
また、冒頭・末尾の挨拶やテーマに直接関係ない部分は省略してあります。
【目次】
(05/10)邪霊に翻弄される
(05/10)「ガイア・アセンション」の内容を、授業で引用、発表させていただきたい
(05/10)感情というものについて
(05/10)ある伝道師
(05/10)邪霊に翻弄される
(Q)(前略)
ここまでおかしくなったのは、2年ほど前のメールにも書いたとおり、見えない存在の力を借りてでも社会を乗り切ろうと考えた後遺症です。
特に強い霊(山伏か武士かは分かりませんが)の力を借りられるようになってからは、気が強くなり、呪術を悪用して金儲けをしようという浅はかな考えに取りつかれた事もありました。
以前にも書いたとおり、実際に人を殺したり傷つけたりした事もあったようです。
他人の運命を弄べるという快感に浸っていた時期もありましたが、実際には弄ばれていたのは自分自身でした。
自分が操っていると思っていた邪霊の集団に翻弄される日々が続いています。それよりも、自分の作り出した想念の刃・自分の分身(エレメンタル)の方がやっかいですが・・・・・・。
このような破滅的な現実を創造したことを後悔し、時には投げ出してしまいたくなることもあります。
しかし、何かに気づくことができればこの状態から脱却できるのでは? という根拠のない希望が捨てきれません。
“自分探しで落ち着かない”のメールの質疑応答にもあるように、私の過去生もマイケルと似たようなものだと思います(ただし、彼よりも自己中心的で逃避的な人生を繰り返していたと思いますが)。同じ失敗を何度も何度も繰り返しているような気がします。
もちろん、今生におけるいくつかの重要な節目で選択を誤らなければ、普通の人生を歩めただろうと思います。
しかし、精神的・霊的な問題を抱えるようになったのは必然かもしれません。過去生においても、他者の肉体を破壊する行為はもちろん、黒魔術的なこともやっていた可能性があります。
他者を害することは自分を害することになる、という事を意識の深いレベルで気付く事ができなければ、この連鎖は終わらないのかもしれません。
肉体のレベルにおいても精神のレベルにおいても、やったりやられたりを繰り返しているのは自分だけではなく万人にほぼ共通だとは思いますが、僕の場合は少々程度がきつかったのだと思います。
また、性格的な偏りも他人よりも大きく、その事が社会で孤立し、生きるための突破口として見えない力を求めた原因かもしれません。
自分で認識している部分もありますが、自分では分からない部分もあります。
自分で認識している部分としては以下の通りです。
@強い自己顕示欲・・・霊的な力を求めた一つの原因だと思います。
A攻撃性・・・嫌な事をされると、相手を徹底的に痛めつけなければ気が済まない性分でした。三歳の頃に些細な喧嘩で相手の首を絞め殺す寸前までいったことがあります。前世からのものかもしれません。
Bシャイで他人の非難を極端に恐れる・・・@・Aと矛盾するようですが、社会や他人との接触を恐れ孤立した最も大きな原因は、この性格が影響していると思います。
C序列や社会的な地位、優劣などに強くこだわる・・・父方の家系にこのような性格の人が多いので遺伝的なものだと思います。これも、霊的なパワーを求めた一因です。
D他人に過度に依存する・・・これは前世からのものもあるかもしれませんが、挫折したことにより今世で身に付いてしまった部分が大きいと思います。
E後悔・愚痴が多い・・・失ったものや戻らない過去について悔やむことは誰にでもあると思いますが、他人よりも愚痴が多いと思います。事態を悪化させた原因だと思います。
このような事を書きつらねたりしても、修正する努力をしなければ全く意味がないかもしれません。
しかし、色々な人格が顔を出し、見えない身体がボロボロになってからは、一度誤った感情にとらわれるとなかなか抜け出せないので、どのように努力すればいいか分からず苦しんでいます。
最近では薬を飲んでも、効果が限定的または一時的になってしまいました。
なんとか、意識の采配を取り戻したいのですが、困難な状態です。
もし、気付きを促すヒントのようなものを頂けると幸いです。
このような状況なので藁にでもすがる思いで、日蓮宗のお坊さんに相談した所、先祖供養を勧められました(お金は、団扇太鼓と衣類以外、ほとんどかからないそうです)。
大昔まで辿れば、浮かばれない先祖は多数いるはずです。
(中略)
他にも、人を殺したり、逆に殺されたりして死んだ事に気付かず明るい世界に逝けない人が大勢いると思います。
もし、それらの人々を成仏させてあげれば、自分が救われる道が開かれるかもしれません。
父方・母方の実家ともに真言宗ですが、僕自身はなぜか日蓮宗のお坊さんと縁があります。
一つ目の質問は先祖供養に意味があるかどうかです。詳しい事はまだ分かりませんが、七面山に登ったり、法名をつけたりしたとしても、単なる儀式的なものに終わる可能性があるかもしれないということです。
二つ目の質問は、日蓮宗の排他的な性格です。日蓮の権力を恐れず信念を貫き通そうとする生き方には魅力を感じますし、天才的な宗教的才能もあったのだと思いますが、他宗派を盲目的に批判する日蓮の教えにはやはり疑問があります。
また、寝起きの数分間はある程度クリアな意識が保てるが、すぐにおかしくなってしまうこと、プラーナの流れを遮っているものを(身体を光で満たす方法や強引な方法[振魂など]で)追い出してクリアな意識に戻っても、数分で元に戻ってしまう事、などについてもアドバイスを頂けると幸いです。
(A) 拝見しました。
なかなか大変のようですが、客観的に見ると、あなたには大いに救いがあります。
それは、あなた自身が、何とかしてこの状態から脱出することを真剣に考えている点です。
外から手を貸して、それをやってあげようとしても、本人が本気になっていないかぎり、うまくいくものではありません。一時的に成功しても、いつの間にか「元の木阿弥」になるのがオチなのです。
一方、あなたは相変わらず、苦しくなると自分の外に答えを求める傾向から抜け出せないようですね(薬に頼ることも、その一部ですが)。
いずれにしても、これまでの経緯がどうであろうと、現状から前に進むことだけを考えればいいわけです。
その場合、先祖供養にはそれなりの意義はありますが、あなたが教えられた形の先祖供養は、(中身の無い部分を外観で飾った)宇宙的な真理に根差していない、いわば迷妄の産物です(各宗派の争いも、同じことです)。気休めは別として、何の実質的な効果もないでしょう。
しかし、あなたが感じているように、いまの世界で、病気や不健康あるいは精神障害のほとんどが、いわゆる「憑依」に起因していることも事実です。
そこで、「悪霊」のことに最も精通していた高橋信次さんの、『先祖供養』と『健康祈願』、またそれに関連する『心行』を実行することをお勧めします。ご参考までに、『病気平癒祈願』も紹介しておきましょう。
これらは、誰の手も借りずに、あなた1人で実行できるもので、即座に始めることが出来ます。
「心行」は全文が長いので、ファイルを添付します([注]:下記本文の中で「心行」の文字にリンクを設定)。それ以外については下記します。
このうち特に「心行」を読むと、『パス・オブ・エンパワーメント』で《すばる意識》が伝える宇宙真理(=正法)と、ほとんど同じことが述べられていることに気付くでしょう。
ただ、神やその使徒などについては、一般の人が理解しやすい言葉で説明していることに留意してください。本質的には、ほとんど違いはありません。
初めに、いくつかの用語について、ここでの「読み」を書いておきます。
心行(しんぎょう)、正法(しょうほう)、正道(しょうどう)、言霊(ことだま)、見聞(けんもん)、万世(ばんしょう)、当体(とうたい)、転生輪廻(てんしょうりんね)、過去世(かこせ)、現世(げんせ)、来世(らいせ)、三生(さんぜ)、菩提(ぼだい)、衆生(しゅじょう)、生老病死(しょうろうびょうし)、眼・耳・鼻・舌・身・意(げん・に・び・ぜつ・しん・い)、経文(きょうもん)
また、ここで使われている用語の意味について、少し補足しておきます。
・当体---意識の物質的表現形態、つまり人でいえば肉体、宇宙でいえば物質宇宙のこと
・現象界(現象の世界)---物質領域のことで、魂の勉強のための、いわば仮の世界
・実在界(実在の世界)---非物質領域のことで、こちらが本来の世界
・諸々の諸霊(みなここに集まれり)---ここでの意味は、現に地球で肉体を持っている存在たち、つまり私たちの魂こと
・大宇宙大神霊・仏---『パス・オブ・エンパワーメント』にある「宇宙知性」のこと、つまり「相互に結合した宇宙的な意識のネットワークの全体」のことで、「神」または「根本創造主」といってもよい
・実在界の光の天使---「宇宙知性」の意図を具現化するために、宇宙の秩序についての様々な役割を担っている、個別の意識を持つ高度に進化した存在たち。かつて地球での生を送ってアセンドした、「アセンディド・マスター(昇天した使徒)」も含む
・実在界の諸天善神---私たちに近い領域で、現実の構造保持や人類を含む生命体の指導・保護など、きめ細かい役割を担う存在たちで、エンジェルや牧神あるいは自然霊などといわれる存在たちも含む
・肉体を有する現世の天使---『パス・オブ・エンパワーメント』にある、「人類を上昇させるために探索し疑問を提起し説明することを使命としている者」に近い概念で、肉体を持つ使徒たちのこと。いわゆる「スターシード」や「ライトワーカー」を含む
先祖供養
先祖代々の諸霊よ
私たちに肉体をお与えくださいまして
ありがとうございました
私たちは神仏の子としての使命を悟り
正法の生活を実践しております
皆様の冥福を心からお祈りいたします
もし諸霊の中に
暗い世界におられる先祖がございましたら
よく私の申し上げる神理をお聴きください
皆様は
この世の肉体を持っておられませんが
私の話はおわかりいただけるはずです
暗い世界は地獄でございます
なぜ地獄で生活しておられるのか
おわかりになりますでしょうか
それは 人間として生活しておられたときに
神仏の子としての使命を
果たさなかったからでございます
自分のことばかりを考えて
心から人びとに
慈悲や愛を与えたでしょうか
人を恨んだり 妬んだり そしったり
怒ったりしたことをよく思い出されて
悪かったことを反省してください
自分でつくった過ちを反省し
神の許しをお願いしてください
心は安らぎ 必ず天上界に行けます
神理の経文を供養いたしますから
よく心に受けとめてください
(心行を朗読し、最後に)
大宇宙大神霊・仏よ
迷える霊に光をお与えください
諸霊の罪をお許しください
実在界の光の天使よ
迷える霊に光をお与えください
安らぎをお与えください
実在界の諸天善神よ
迷える霊をお救いください
いっさいの魔よりお守りください
大宇宙大神霊・仏よ(自分の氏名をいう)に
光をお与えください
私たちはこの現象界で
肉体という船に乗り 魂を磨き
神仏の体であるこの地上界に
平和と安らぎのある
ユートピアを建設せんがため
肉体を持ったのでありますが
眼・耳・鼻・舌・身・意の
六根煩悩に支配されて
多くの罪を犯してまいりました
私たちの罪をお許しください
私たちは正法に帰依し
自分の使命を悟りました
私たちの心に光をお与えください
心に安らぎをお与えください
当体に憑依しているいっさいの霊よ
あなたたちは人間に憑いてはいけません
あなたたちが憑依していると
精神的にも肉体的にも苦しみ
私たちは魂を磨くことができません
この現象界は
あなたたちの住む世界ではありません
あなたたちはいっさいの執着から離れなさい
あなたたちも正法を悟って
光の世界へ帰りなさい
実在界の諸如来 諸菩薩(光の天使)よ
この迷える霊をお救いください
実在界の諸天善神よ
迷える霊をいっさいの魔よりお守りください
迷える霊よ
人間界の人々に憑いていては
安らぎを得ることはできないのです
神仏に祈願して
よく自分自身を反省しなさい
神理の心行を供養しますから
心によく銘記してください
(心行を朗読する)
病気平癒祈願
大宇宙大神霊・仏よ
わが心に光をお与えください
心に安らぎをお与えください
実在界の諸如来 諸菩薩(光の天使)よ
わが心に光をお与えください
心に安らぎをお与えください
実在界の諸天善神よ
わが心をいっさいの魔よりお守りください
私たちは正法に帰依して
日々を正しい想念と行為によって
調和と安らぎのある世界を築きます
《まず自分自身の心に光を受けてから、
両方の手のひらを体の悪いところに向け、
体より1センチぐらい離して健康祈願する。
そしてさらに、次のようにいう。》
当体の意識(患部)よ
あなたたちは肉体舟としての使命を
この現象界に出るときに
神仏と約束したはずです
あなたたち細胞集団は
魂修行の目的を果たしてください
大宇宙大神霊・仏よ
当体(患部)に光をお与えください
安らぎと調和をお与えください
《約30分ぐらいで現象が出てくる。
神理を悟った生活をしていれば、
こうした現象はさらに大きく現れてくる。》
(Q)お返事ありがとうございます。
私のパソコンの調子が悪く添付ファイルを見ることはできませんでした。
高橋信次氏のことは以前から知っていました。
心行の全文は(URLを省略)をそのまま採用してもいいのでしょうか?
高橋信次氏の霊的能力については本物だと思いますし、当時の政財界にも多数の信者がいたことからも、すばらしい人物であったのだと思います。
しかし、http://www.shoho.com/をみると、自分は釈迦の生まれ変わり、22世紀にシカゴにキリストが転生する、などと述べています。
心行の内容はすばらしいと思いますが、(全体を見れば)眉唾な部分もあります(揚げ足取りになってしまうかもしれませんが)。
どちらにしろ、心行の内容については宇宙の真理に根ざしたものだと思うので、教えていただいた方法を実践します。
昨夜実践した所、気落ち的なものかもしれませんが、今日は目覚めてから正常な意識を保てている時間がいつもより長いと思います。
なお、現在の形骸化した仏教教団のあり方には疑問を感じますが、お題目や真言を唱えるということも、心行と平行して実践を続けていくつもりです。よこしま心で唱えても意味がないと思いますが、正しい心で唱えればそれなりに高い世界に意識がつながると思います。
(A) 拝見しました。
「心行」の本文は同じですが、HPにあるものは、行間に余計なものが挿入されていて使い勝手が悪いので、下にオリジナルを貼り付けます(Wordなどにコピーして利用してください)。
([注]:上記本文の中で「心行」の文字にリンクを設定)。
誰でも、人間の肉体を持った以上、細部まで完璧ということはありません。
特に、高橋信次のように、「受信」しながら講演するというケースでは、意識の狭間で「誤情報」をキャッチして、それを本人も真正のものと思って何気なく話してしまう。話した瞬間からその情報が一人歩きする、という危険が常にあります。
だからといって、その部分に拘って全体を否定してしまうと、「珠玉」を拾い損ねるケースも多くなるでしょう。
したがって、具体的なファクトに関する部分はいっさい無視して、その精神だけを汲み取るようにするのがいいでしょう。
HPにある「心行」の簡易訳(解説)も、完全に無視するか、細部にとらわれないようにしてください。
「心行」の含意は、本文そのものから感知するようにしてください。そうでないと、「宇宙原理」から離れて、一介の宗派に堕してしまいます。
なお、このHPのことは知りませんでしたが、なかなか興味深い中身があると思います(アクセス数の多さを、むやみに強調しているので、それしか特長がないように見えてしまいますが)。
ここでも、枝葉末節にとらわれず、エッセンスだけを汲み取るようにすることが大切です。
ちなみに、高橋信次の著作の中での最高傑作は、『人間・釈迦』だと考えていますが、途中で絶筆となったのは、たいへん残念です。
氏は、「あせりの心」と「恐怖心」の2つを戒めていて、けだし至言だと思いますが、ご本人は早く走りすぎたようですね(自分の使命に気付いたのが40歳の時で、同時に自分の余命が8年しかないことを知ってしまったこともあるでしょうが)。
存命中から既に始まっていたGLA教団の混乱は、高橋信次自身が造ったともいえます。
ともかく、近年の思想家で、高橋信次ほど「憑依」の問題に精通していた人は他になく、「心行」「先祖供養」「健康祈願」のトリオは、「憑依対策」として、これ以上のものはないと考えています。
(05/10)「ガイア・アセンション」の内容を、授業で引用、発表させていただきたい
(Q) 初めまして、こんにちは。Aと申します。15歳(中3)です。よろしくお願いします。
HPの内容は非常に参考になっています。ありがとうございます。
今回は「ガイア・アセンション」のページの内容、特にテレビなどに浸る危険性についての内容を、総合の授業で引用、発表させていただきたくてメールしました。
もし使用させていただける場合、波動等の言葉はわかりやすい言葉に変えたいと思います。ガイア・アセンション、小松さんの名前も書き添えたいと思います。
皆に少しでも気付きを与え、良き方向へ向かう事ができたらと思って取り組んでいるつもりです。
HPの内容を引用してもよろしいでしょうか?お願いします。
(A) 拝見しました。ご提案の通りで結構です(出版物やHPに引用する場合は、話しは別ですが---)。
パソコンを持っている人には、《ガイア・アセンション》で検索してHPを見ることをお勧めしてください。
(05/10)感情というものについて
(Q)年初に「妄想に悩む」の質問をさせていただいた者です。
いつも小松様のHPを読ませていただいております。
小松様のお話も、点から線・面として理解できたような気がいたします。
色々と悩み多き日々を送っておりますが、これを指針に今後に役立てたいと思っております。
そこで、「感情というものの重み」の最後の文章について、もう少し詳しくご説明いただきたいと思います。
《この責任ある仕事は、2012年またはその先まで待たず、今のうちからどんどん進める必要がありますが、どんなにがんばっても「膨大な集積」を、それまでに全て「解き放つ」ことはとても出来ないでしょう。そこで、あなたが「乗った時」に(というより《乗る》前提として)、「最終的に解き放つことができる遺伝子記号を決めることになる」わけですが、その時点で、《残った全てのガラクタ》を「最終的に解き放つことができる」かどうかは、必ずしも保障されていないというニュアンスがあります。》
とあります。
これは「アセンション後、生き残る生物(特に人間)で、ふさわしくない人物まで生存する可能性がある」ということを意味しているのでしょうか。そこが疑問点です。
もちろん、アセンション後の地球には、大切な人たちを中心として私も一員として生き続けたいと願っております。しかし、私の気持からして、アセンション後の地球には、自分には資格(資質)がないのであれば、生き延びても苦しむだけであろうと。資格が無いのであれば、自分の生は淘汰されるべきであると思っております。資格の無い人間がその後のこの星に生き続けることは本人にとってつらいことになるのではないかと思っているのが理由です。
私は、来るべきタイミングまでに、上記の文章にあるように、「責任ある仕事」(=ネガティブな思考・感情を無くす。愛を感じる、身につける)を進めるべく、日々努力してゆきたいと思っておりますし(それが十分に出来ていないことが日々の苦しみでありますが)、日々ささやかながら真剣に努力しております。しかし、開放しなくてはならない自分の心の負の資産は、小松様のお話のようにそう簡単には無くすことは出来ません。ただ、もし、「そのタイミング」までに間に合わないようであれば、そこで自分にふさわしいステージに移り変わるのであろう、それまで今生を頑張り、少しでも自分を高めてゆきたいというのが自分の考えでした。
今一度、この文章をもう少し詳しくご解説いただけますようお願い申し上げます。以下の点を中心にお教えいただきたいと思っております。
・ガラクタを解き放つことができなかった人は、その残された(ネガティブな? )遺伝子記号から、どのような影響を受けるのか。
・完全に解き放つことが出来た人との差は。
・完全に解き放つことが出来た人と出来なかった人が同じ世界に同居する ことにより発生する問題点。
・そうならないために(すべてを解き放てるために)今のうちからすべきこと。
(A) 拝見しました。
ふさわしくない人が、新しい世界へ移行することはありません。
実はこの部分は、わざと、ぼかして書いてあります。
それは、(あなたの質問の背後にある感情を読むと)あなたも自身も該当するようですが、「人の死」というものを、地球人の意識で、つまり肉体意識でしか捉えられない人が少なくないからです。
「自由意志と選択」にある次の文章の意味を、しっかり汲み取ってください。
そうすれば、迷いも疑問も消えるはずです。
あなたの地球での旅は、あなたの精神的遺産の一部でもあります。というのは、人の死は意識を破壊してしまうわけではなく、時間の無数のサイクルの中で、あなたは引き続き学び、成長し、《いのち》の体験をするからです。生きることの一部には、どう死ぬかということを含みます。つまり、意図的に未知の恐怖をかいくぐり、意志と意図を使って、あなたの意識を別の現実へ運び、あなたの肉体を丁重に後に残す――ということを、あなたは学ぶことができるのです。死は、生の一部です。それは決してランダムな行為ではなく、むしろタイムリーな合意です。あなたは、あなたが思っている以上に、自分の生と死に対して、力を持っているのです。あなたは、あなたの現実を、目的と意図で満ちている多次元の視点から、解釈することを学ぶべきです。そうでなければ、あなたを無力にするシナリオに引きずり込まれることになるでしょう。例えば、戦争、飢餓、病気、またはその他の、あなたが自分自身に限界を設けるために選ぶ魔法的な手段です。誰もが直面する選択は、とどのつまりは、恐れの波動か、愛の波動かの選択です。愛は燃料で、世界へのあなたの最高の贈り物は、あなたのバージョンの愛の波動です。
念のために補足すれば、これからの人類を待ち受けているものは、宇宙、地球そして世界の、文字通り驚天動地の変化でしょう。
それによって、人間も自然界の生き物も、劇的な変化を遂げていくでしょう。
その様相を、あなたがどんなにがんばって想定しても、百分の1も当たらないでしょう。
したがって、いま現在で、つまり毎日毎日の生活のなかで、最善を尽くして結果は天に任せる、というスタンスが最もお勧めです。
くれぐれも、「あなたを無力にするシナリオ」を、自作しないようにしてください。
(05/10)ある伝道師
(Q)こちらはハリケーン続きでニュースもその話題ばかりです。
FEMAの前ディレクター、ブラウン氏の責任問題が問われていますが、相変わらず責任逃れゲームになっています。
また、最高裁長官にロバーツ氏が納まりそうです。ブッシュの友人でしかも若いため、これから何十年と重要なポストに座ることに危惧する声も聞かれます。
さて、話は本題に入りますが、小松様はDr. Wayne Dyer という人物をご存知ですか?
もともとは心理学者か何かだったようですが、現在は自己啓蒙などの講演や執筆で有名な方のようです。アメリカ国内外で活躍されているようです。
この方に傾倒している友人から、このダイヤー博士について教えられ、彼のラジオショーなどを聞いてみたのですが、言っていることが、“Path of Empowerment”に共通するものがあると思いました。
「私達は神(宇宙)の創造物であり、神(宇宙)そのものである。神をレモンとするならば、私達はレモンスライスのようなものだ」、「私達の望むことと神の望むことが一致している場合は、その望みはすぐに現実となる(神のそれと一致するというのは、自分のエゴのためなどではなく、人類社会に役立つ希望であるということ)」、「思考はそれが望むものか否かにかかわらず現実化する」、「神に絶大なる信頼をおくことで、すべては上手くいく」、などなど、発言は多くあります。
ただ、アセンションなどの話題は今のところ(私はまだ一部しか視聴していない)出てきていません。
ダイヤー博士のウェブサイトは、http://www.drwaynedyer.com/ で、ラジオ番組は、http://www.hayhouseradio.com/show_details.php?show_id=16 で聞くことができます。また、過去のラジオ番組はアーカイブから聞けます。
ちなみに私の友人は、ダイヤー博士が提唱する瞑想を何年かやっていて、望んだことはすべて現実化していると言っています。
特に驚きはしませんでしたが、ダイヤー博士の言っていることは、なるほどと思う点も多いです。
この友人は、「人生はすばらしい、どんな人にも愛を」を地でいく人のようです。恥ずかしながら、私はまだそこまで大人ではありませんが……。
ダイヤー博士を崇拝するアメリカ人のファンも数多くいるようで、本当にこの国の人間の価値観は幅広いと思わされます。
ダイヤー博士はキリスト教信者なのかどうか分かりませんが、よく、「神」という言葉を使います。それを「宇宙」や「自然」に置き換えると、よりしっくりくるかな、と思いました。
(A) ロバーツ氏任命の件は、大いに関心をもって見ていましたが、野党の査問も中途半端に終わって、遂に就任しましたね。
1975年にフォード大統領が任命した85歳の判事を始め、レーガン、父ブッシュ、クリントンの各大統領が任命した60歳代から70歳代の錚々たる判事が居並ぶなかで、わずか50歳の最高裁長官を造るのは、前代未聞のことでしょう。
ロバーツ氏の人物ではなく、彼をそこに座らせる「必要」があったと見るのが常識というものでしょう。
何が問題の本質かについて、メディアは、まったく見る目を持っていないですね(見えないフリをしているのか)。代表的なものとして、次です。
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?file=/c/a/2005/10/02/MNGN2F1B6F1.DTL
しかし、アメリカのメディアは、日本に比べると、まだマシな方です。
アメリカのメディアでさえ、“Iraq invasion”を多用するのに、日本のメディアは決して「イラク侵略」と言わない。----これは、ほんの一例ですが、日本のメディアの堕落ぶりは世界でも突出しているように見えます。
ところで、ダイヤー博士の件ですが、宇宙の原理は1つの定まった体系なので、誰が説いても本質は同じであるはずです。そこで、本質をきちんと捉えている場合、その説明の手順や提示の仕方、また表現方法などで違いが出てくるだけでしょう。
問題は、人々の、ご存知の依頼心や好奇心に、簡単に火が付いてしまう点にあります。
それを、その気になれば、様々なことに利用できるわけです。
逆に、人々が自分の本来の力に気付き、それを生かすようにするキッカケを与えることに徹するなら、「この時代」に対して、ポジティブな貢献が出来るでしょう。
もし「効果があった」とすれば、常に自分が気付いて自分の力を使った――自分の現実を自分で創造した――のです。
言っている内容が立派だから信頼できる、とは限りません。
かのA・Sさんも、たいへん立派なことを(今ならHPでしょうが、当時は著書などで)説いていました。だから大勢の信者が集まったのです。
したがって、説いたり教えたりする側のスタンスが、たいへん重要になります。
例えば、「勘違いさん」を諭したり丁重にお引取り願ったりするか、大いに歓迎するかの違いのように。
以上は一般論ですが、ダイヤー博士の場合、説いていることは大きく間違ってはいないかもしれませんが、HPをみると、「事業家」という感じです。
何かのキッカケで、このテーマを事業化できることに気付いたのでしょう。
今の時代を覆っている混迷のなかで、何かこれまでと違うものを求めようとする人々の「ニーズ」に応える「オーガナイザー」ともいえます。
ビジネスが一律に悪いというわけではありませんが、節度というものがあります。
何でも“Products”仕立て上げてビジネスに結びつけ、(適当に設定したに違いない)定価を割引して販売するなどの手法を見ると、少し度を越している感じがします。
いま世界中で無数に勃興している、この種のビジネスの1つとみるべきでしょう。
《ほんもの》は極めて少なく、その識別は、かなり慎重に行う必要があります。
なお、「神」という言い方は、それぞれの人が持っている(間違った)既成観念に直結して理解を歪めてしまうので、事前に正確な定義を与えている場合を除いて、避けるのが望ましいでしょうね。
しかし、それを使わないと、(特に西洋人やアラブ世界の人々には)インパクトが小さいかもしれません。
侵略戦争を開始するに当たって、「神」を引用した大統領がいましたね。
(Q)お返事有難うございます。メールを差し上げてすぐに、ロバーツ氏就任のニュースを聞きました。
本当に呆れるくらい流れに押されている感じがします。
野党もメディアも国民も、わずかな抵抗であっさり押されているという感じです。
ダイヤー博士の件についての説明、有難うございます。
私は、他人のことを偉そうに言える立場でもなければ、他人のことにクビを突っ込む必要もないわけですが、ダイヤー博士に助言を求める人たちの中には勘違いしている人も多くいるように思います。
博士は基本的にはその勘違いを修正しようとする路線をとっているようですが、受け取る側の視聴者にそれだけの力量があるかは別問題だと思います。彼のおかげで人生が好転したという視聴者に対し、「あなた自身が気づいただけで私は何もしていない。あなたの力ですよ」のようなことを言ってはいましたが。
ただ、彼の仕事(人助けの形をとっている)が大きくビジネス化している点には私も、呆れるとまではいかなくても、やっぱりアメリカだな(何でもビジネスにする)とは思いました。
私が行った学校の講師達も立派なことを言ってはいますが、一旦、有名になると(なりはじめると)、ご多分に漏れず、「はしゃいで浮かれる人」になってしまうようです。
立派なことを言っていても、結局は名声や富を得ることに意識が向いてしまう人は多いものですね。
ホームページの製品割引きですが、調べてみましたら、アマゾンなどのほかのサイトで、もっと割引きで買えるようです。
「勘違い」しているような人たちが全てを鵜呑みにせず、自分で調べて考える力をもっていれば、すぐ気づくようなことですが。
私も未熟ながら、いろいろなものを見て比較検討していますが、本物は極めて少なく、識別もよほど訓練された目をもっていなければ困難を極めると思います。
やはり何か一つ、または一人の言うことに、どっぷりと浸るというのは避けたほうが賢明だと思います(見る目が養われていない人間にとっては。しかし、そういう人に限ってそういう行動に走る)。
自分で共感できる、自分の心に響くメッセージを選んで(私の場合、内容もさることながら、感覚で選んだりします)、それを自己鍛錬の助けにするというスタンスが良いのかもしれません。
(A) ロバーツ氏の最高裁長官就任が実現すると、待ってましたとばかり、サンドラ・オコーナー判事の後任に、ハリエット・マイヤーズ氏(ホワイトハウスの法律顧問で、大統領就任前のブッシュ氏の顧問弁護士)を指名しましたね。
オコーナー氏の辞意表明は、かなり前のことなのに、後任の指名を遅らせてきたのは、まずロバーツ氏の件を片付けるという作戦だったのでしょう。そして、(難航するとみていたに違いない)その件が、意外にあっさり実現したので、「こちらも行ける」と読んだのでしょう。
まさに、《恥も外聞もない》とは、こういうことを指すのではないでしょうか。
ダイヤー博士の件に関しては、確かに、日本人の感性では測り知れない、アメリカ独特の風土があるのでしょうね。
しかし、真にアセンションを目指す者の感性は《宇宙共通》で、国や風土または宗教などは、まったく関係ありません。
そういう観点でみれば、《ほんもの》を識別できるでしょう。
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