Q&A’05h・「ガイア・アセンション」シリーズ
頂いたメールへの応答の中から、共通の関心事と思われるものを抜粋して掲載しています。
原文のまま掲載していますが、固有名詞はアルファベットなどに置き換えてあります。
また、冒頭・末尾の挨拶やテーマに直接関係ない部分は省略してあります。
【目次】
(05/12)『「M」というサイトについて』への意見
(05/12)「M」というサイトについて
(05/11)「滑落プロセスの始動」を読んで
(05/11)滑落プロセスの始動
(05/11)鳥インフルエンザをめぐる狂乱
(05/10)出生の場所と姓名について
(05/10)小説を世に問いたい
(05/10)「不良的生徒」との関わりについて
(05/10)「D」の件で意見&質問
(05/10)「D」というサイトについて
(05/12)
『「 M 」というサイトについて』への意見
(Q) 数年前からあなたのサイトは興味深く拝見させていただいていました。今回かなり迷ったのですが初めてメールさしあげます。
「M」というのは「Mのひとり言」のことかと思えたものですから、私の体験を聞いていただければと思ったのです。私はこの方のワークには何度か出ています。動機は、長い間いわゆる精神世界系の本を読んできて、こういうことが本当なのか確かめたいと思ったからです。わからなかったら、こういう世界の本を読むのはもうやめにしようと思っていたのです。で、なんとなくこの方のセミナーを選びました。料金が当時としては格安なのも1つの理由ですが、文章が気に入ったことが大きな理由です。その頃から、この方を批判するサイトもありましたが、参加しようという気持ちは変わりませんでした。こういうセミナーに参加するのは初めてでした。冷ややかに見てやろうという気持ちで臨みました。
で、その結果私は何度か参加しています。リピーターです。実際参加して、とても感じの良い方々だと思いましたし、確かにエネルギーと思えるものを体感したのです。何ヶ月か過ぎた頃でした。それがどういうものなのかよくわかりませんが。
少し長くなりましたね。要点を言うと、私はこの方が「我は、ラームーの大王の云々」と言っているのを見たことも聞いたこともありません。レビューを投稿した方は聞いた、あるいは見たのかもしれませんが、少なくとも私は知りません。ちょっと不快な表現も含まれていますし、そのままあなたのHPに載せるのはいかがなものか、と感じたからです。
(A) 拝見しました。お名前はないのですか。
ちなみに、WebのHPで氏名を明示していないものは、最初から相手にしないことをお勧めします。
それは、責任をとらないことを、あらかじめ表明しているようなものです。
意図的に名乗らない者を、信用しないのは世渡りの常識ではないでしょうか。
それを簡単に放棄してしまう人は、玄関を入ったとたんに、酩酊させられたとしか考えられません。
ネット取引のことはご存知と思いますが、例えばGoogleで、「特定商取引法に基づく表示」を検索してみてください。物品の販売だけでなく、デザイナー・スクールや行政書士事務所などもルールに従って表示していることが分かるでしょう。
「特定商取引法」は、Webなどで不特定多数に対して事業を行う者を対象としており、営利の意思を持って反復継続して取引を行う者は、個人でも該当します。そして、営利の意思の有無については、その者の意思にかかわらず、客観的に判断されることになっています。
また同法には、誇大広告等を禁止する規定もあります。
当のHPは、本質は少しも違わないのに、いわば「法の網をかいくぐって」ビジネスをやっているわけです。
一片の良識があれば、このようなスタンスは採れないはずです。
それに、セミナー料が安いとは思えませんが、あなたの金銭感覚は大丈夫ですか?
18,000円は、例えば、時給750円のアルバイターやパートの方が、3日間フルに働いて得たお金のすべてを投じて、やっと払うことのできる金額です。
あなたがこれまで体験してきたことは、何であれ、あなたの現在に至るために必要なプロセスだったと考えればいいでしょう。覚醒への道は、人様々で無数にあります。
これからは、創造者としての自分を信頼することに絶えず意識の焦点を合わせるようにすれば、自力で必要な現実を創造することができるし、実際に日々それをやっていることが分かるでしょう。
注意しなければならないのは、いわゆる「精神世界」というものは、混乱の極致にあることです。
その最たるものは、肉体や物質領域から遠ざかるほど立派になるかのよう鼓舞されていることでしょう(もしそれが正当だとしたら、この物質地球の3次元世界で生きる意味が、どこにあるでしょうか)。
非物質領域は宇宙に本来存在し、それへのアクセスは誰にも自然に備わっているものだから、その存在を否定する科学や宗教の呪縛から心を開放しておけば自然に花開くものなのに、それ自体の追求を目的にしてしまう。
そして、(全宇宙が憧憬する《この時代》の地球での)最も実りの多い、現実に根差した生き方から離れようとする傾向がみられます。
これは、「アヌ謀略」とでもいうべきもので、ほとんどの人が、気付かないうちに教え込まれたり取り込んだりしています----私たちが本来持っている現実創造力に気付かせないことが、その狙いであることを知らないで。
その結果、何か超自然的なものや摩訶不思議な事のキッカケを掴むと、他者より一歩先んじたと有頂天になって、その狭くて実りの乏しい世界に、何年間も自分自身を閉じ込めてしまうのです。
思いのままに自分の現実を創ること----これ以上のヒーリングはないでしょう。
もし他の人を癒してあげたいと思うなら、この事実を教えてあげて、その先はその人の選択に任せるのがベストです。あなたには分からない、その人の目的やタイミングがあるので、あなたの勝手な判断で他人の人生に介入するのは、いい結果を生まないでしょう。
いま私たちに必要なことは、地球という物質世界でしか体験することのできない事を、社会や人とのかかわりの中で、徹底的に味わうようにすることです。
その過程で身につけた知恵だけが、次の世界へ持って行けるもので、この宇宙に寄与できる珠玉です。
(05/12)「M」というサイトについて
(Q) 実は、前々から、気になるホームページがあるのですが、小松様に、ちょっとお聞きしてもよろしいものでしょうか?
ここは、ヒーリング関係のHPなんですが、Mさんというすごいヒーラーらしいのですが、実際は、どういうものかと思いまして。
《URLを省略》
私としましては、最初読んでて、「なんだか偉そうだな」と思っていたんですが、読んでいるうちに、「なるほど、そのとおりだ!」と思うことが多く、納得できるのですが、ただ、ヒーリングがレイキなど気功よりも比べ物にならないぐらいすごいということを言っているのです。
でも、実際にそんなものがあるのでしょうか?
また、実際にセミナーなどで体験した人が言われるには、ほとんどの不安が消えて、今もエネルギーが持続しているとか。
わたしもHPを読んでいると、気が出ている感じがしてくるし、プラクティスという項目のところで、ひとりで出来る気功みたいなのも公開していらっしゃいますので、やってみたりはしました。気のせいか楽になったりするような、しないような。ああいうのも、一種の暗示効果があるからでしょうか?
それとも、本当に、良いエネルギーが出ているからでしょうか?
でも、グッズは要らないとかいいながら、その人の書かれた本がヒーリンググッズになるといっているようだし、宗教や、セミナーなどで多額のお金をとるところはおかしいということを指摘していますが、結局セミナーなどでは、お金を取るみたいです。
18000円ぐらい。
それで、ある人が、リピーターも多いと言って勧めましたが、結局、そういう風にしているうちに、お金もかさむから、結局同じではないか?と、少々疑いも出てきてしまいます。だから、「私はセミナーを受けるまではしない」と言いました。そんな余裕はないし。
でもあのサイトは前から気になっていたので、小松様から見て、このHPは、どう思われますか?
お忙しいこととは思いますが、時間があるときにでも、ご意見をお聞かせいただければうれしいです!
どうか、よろしくお願いいたします!
(A) 私はHPの評論を仕事にしているわけではありませんが、正しい認識を広めることは使命の1つと考えています。
あなたは、そのサイトに関わることによって何を実現したいのかを、突き詰めて考えたことがあるでしょうか? あなたの人生での真の必要性や、その意義について。
あなた自身のことで何かを実現したいということなら、そのサイトが提供するサービスによって、満足することは決してないでしょう。
一旦こうしたものに手を染めると、次々と類似のものを捜し求めることになるでしょう。なぜなら、自己否定がベースにあるので、もっといいものが自分の外の、どこかにあるという思いを捨てきれないからです。----最終的に、最高のものを既に自分自身が持っていることに気付くまでは、その彷徨が続くでしょう。
外に答えを求める人は、最初から、自分が本来持っている力を放棄しています。そして自分への信頼を欠いています。
「良い結果」というものは、プロセスは何であっても、(表面意識がそれを認識しているかどうかに関係なく)常に自分が創っています。(自己)暗示は、その一部です。
換言すれば、自分の外の何かに依存しなくても、思い通りに自分の現実を創ることが出来る力を、あなたは既に持っているのです。
また、(地球人として生きている)今生での目的についての誤解が、あなたの質問や、こうしたサイトが繁盛する背景にあるようにみえます。
いま地球に転生してきているすべての人にとって、今生での最大の目的は、物質界(そして自分の肉体)をマスターすることです。その一環として、物質界に現実創造する力を自分が持っていることに気付いて、それをポジティブな創造に活用することがあります。しっかりグラウンディングすることが、そのベースになります。
超自然的な何かを追求しようとすると、本来の目的からそれて、地球からも遊離して、どこへも到達することができないでしょう。そしてそれを、ショートカットでやろうとすると、例外なく心身のバランスを崩して、ロクな結果になりません。
以上の認識をしっかり堅持していれば、Webサイトに氾濫する、どんな「病毒」に対しても免疫があります。
なお、念のために、少し補足しておきましょう。
エネルギーというものは宇宙に遍在[普遍的に存在]するもので、特定の個人だけに帰属するような特別のエネルギーはありません。
そうしたものの存在を主張するのは、宇宙の本質や構造を知らないか、あるいはセールストークとして利用している証拠です。
もし本人が頭からそのように誤信しているとしても、これがクスリの販売だったら、薬事法違反になるところです。
こうした部分に、簡単に馬脚が現れているわけですね。
おそらく、あなたが、このサイトが「前から気になっていた」というのは、そこに並んでいる言葉に酔っていただけではないでしょうか。
もしそれが、同じ言葉でも、新聞への「折り込み広告」や郵便受けへの「投げ込みチラシ」だったら、あなたは決して酔ったりしないし、表面的な巧言令色に心を動かされることもないでしょう。
インターネットを利用するビジネスの危険性は、それが「小技[こわざ]を効かせる」ことができる点にあります。それが、【リンク】というテクニックです。
まさに【リンクを張る】とは、【ワナを仕掛ける】と同義です。
それによって、あなたを少しづつ酔わせていって、「その気」になるように誘導することができるのです。これは、「折り込み広告」や「投げ込みチラシ」では決して達成することができない「小技」です。
どこかのWebサイトに、気になる(気を引かされる)用語や概念の羅列があって、それらが【リンク】になっていたら、直ちに「凶器が並んでいる」と察知するような感性を持つことが大切です。
あなたが今回、一線を越えず、危ういところで踏みとどまっているのは、あなたの感性の働きでしょう。それを更にリファインして、磐石のものにするように努めてみてください。
なお、一般論として、インターネットを暇つぶしでやるのは、「巧妙に仕組まれた集金マシーン」のワナに嵌る最短コースです。
ヒマがなければ、いちいちリンクをたどって、その先を読んだりしないでしょう。
もしヒマで困るようなら、例えば、家事に精励しましょう。
それでも余裕があるなら、外に出て散歩や運動をするか、ボランティアでもすることをお勧めします。
(Q) お返事をありがとうございます!
《あなたは、そのサイトに関わることによって何を実現したいのかを、突き詰めて考えたことがあるでしょうか? あなたの人生での真の必要性や、その意義について。》
小松様のおっしゃるように、ただ私は、参考にさせていただくぐらいに思っているのですが、ただ、どこかで、癒されたいという気持ちがあるからだと思います。また、波動を高めたいなどと思っているところがあるからです。
でも、私はどうやら見当違いをしていたようですね。
《 あなた自身のことで何かを実現したいということなら、そのサイトが提供するサービスによって、満足することは決してないでしょう。
一旦こうしたものに手を染めると、次々と類似のものを捜し求めることになるでしょう。なぜなら、自己否定がベースにあるので、もっといいものが自分の外の、どこかにあるという思いを捨てきれないからです。》
宗教と何の変わりもないという風に判断することなんですね。
わたしも、突き詰めていくと、少し引っかかっており、丸め込まれているような気はしなくもなかったのです。その辺の明確な判断が、まだまだ未熟でして。
《----最終的に、最高のものを既に自分自身が持っていることに気付くまでは、その彷徨が続くでしょう。
外に答えを求める人は、最初から、自分が本来持っている力を放棄しています。そして自分への信頼を欠いています。
》
私は、小松様のおっしゃることが、頭ではなるほど、と思っていながら、気休めに占いをしてみたり、いまだにしていますから、結局、ちゃんとわかっていないのですね。今いわれてみて、改めて思いました。
《 「良い結果」というものは、プロセスは何であっても、(表面意識がそれを認識しているかどうかに関係なく)常に自分が創っています。(自己)暗示は、その一部です。
換言すれば、自分の外の何かに依存しなくても、思い通りに自分の現実を創ることが出来る力を、あなたは既に持っているのです。》
自分のハイヤーセルフを信用せずに、占いや外の情報に頼りきっているということがよく見えてきました。
すぐに自分のハイヤーセルフだけを信じるように、切り替えが出来たらいいなと思います。
《また、(地球人として生きている)今生での目的についての誤解が、あなたの質問や、こうしたサイトが繁盛する背景にあるようにみえます。
いま地球に転生してきているすべての人にとって、今生での最大の目的は、物質界(そして自分の肉体)をマスターすることです。その一環として、物質界に現実創造する力を自分が持っていることに気付いて、それをポジティブな創造に活用することがあります。しっかりグラウンディングすることが、そのベースになります。
超自然的な何かを追求しようとすると、本来の目的からそれて、地球からも遊離して、どこへも到達することができないでしょう。そしてそれを、ショートカットでやろうとすると、例外なく心身のバランスを崩して、ロクな結果になりません。》
超自然な力という意味合いでは人間誰しもがそういう力は持っていると思っていますが、ただ、そういったサイトは、引き金になるものと思ってしまっていました。私は、自分の波動を高めたいとか、向上したいと思うあまり、そういうサイトを見ていたんですが、結局、自分はやっぱり超自然な力が身につけば楽なのに、って思っていた証拠ですよね。
《以上の認識をしっかり堅持していれば、Webサイトに氾濫する、どんな「病毒」に対しても免疫があります。》
なんとなく思うのは、小松様のHPに書いてあることが究極において、踏みとどまらせているように思います。のめりこまずいられるのはありがたいと思っております。
《なお、念のために、少し補足しておきましょう。
エネルギーというものは宇宙に遍在[普遍的に存在]するもので、特定の個人だけに帰属するような特別のエネルギーはありません。
そうしたものの存在を主張するのは、宇宙の本質や構造を知らないか、あるいはセールストークとして利用している証拠です。
もし本人が頭からそのように誤信しているとしても、これがクスリの販売だったら、薬事法違反になるところです。
こうした部分に、簡単に馬脚が現れているわけですね。》
わたしもそれはちょっと思いました。
「効く」とかいう言葉を使われていたからです。薬事法には大丈夫なのかな、と。
それに、以前、そのHPの主の本についての、アマゾンのカスタマレビューを読んでみたんです。
そうしたら、多数は、褒めちぎっていたんですが、一名の方が、酷評をしておりました。
「美辞麗句でぬりかためたものに対してあたかもその逆をついているが、言葉巧みに操り、人々を煙に巻くキチガイです。我は、ラームーの大王の生まれ変わりだといっているから笑っちゃう(笑)。」
とかいう風なことを書いていた方がいましたが、それも一理あるなぁ、と思いました。でもその自分の判断力のなさ、人の意見に振り回されやすいところがあると自分でも思います。
結局その酷評をしていた人には、ちゃんとした洞察力が備わっていたんですよね。
《おそらく、あなたが、このサイトが「前から気になっていた」というのは、そこに並んでいる言葉に酔っていただけではないでしょうか。
もしそれが、同じ言葉でも、新聞への「折り込み広告」や郵便受けへの「投げ込みチラシ」だったら、あなたは決して酔ったりしないし、表面的な巧言令色に心を動かされることもないでしょう。
インターネットを利用するビジネスの危険性は、それが「小技[こわざ]を効かせる」ことができる点にあります。それが、【リンク】というテクニックです。
まさに【リンクを張る】とは、【ワナを仕掛ける】と同義です。
それによって、あなたを少しづつ酔わせていって、「その気」になるように誘導することができるのです。これは、「折り込み広告」や「投げ込みチラシ」では決して達成することができない「小技」です。
どこかのWebサイトに、気になる(気を引かれる)用語や概念の羅列があって、それらが【リンク】になっていたら、直ちに「凶器が並んでいる」と察知するような感性を持つことが大切です。》
おっしゃいますように、わたしもやたらリンクを押す事は好きじゃないです。
危なっかしいので。これからも、その辺は気をつけたいですね。
それよりも、近頃はあまり、ネットサーフィンをしません。
検索は、必要な情報が欲しい時だけにしています。
《あなたが今回、一線を越えず、危ういところで踏みとどまっているのは、あなたの感性の働きでしょう。それを更にリファインして、磐石のものにするように努めてみてください。》
的確なご指導を、ありがとうございます!
小松様のサイトのお陰でもあると思います。
もし、一度でも目を通したことがなければ、まんまと引っかかり、のめりこんでいたところです。
ただ、まだ自分に迷いが有り、本当のところはどうなんだろう?と、自分の感性を信用しきっていないばかりに、こうしてまた、小松様にうかがわざるを得ませんでした。
《なお、一般論として、インターネットを暇つぶしでやるのは、「巧妙に仕組まれた集金マシーン」のワナに嵌る最短コースです。
ヒマがなければ、いちいちリンクをたどって、その先を読んだりしないでしょう。
もしヒマで困るようなら、例えば、家事に精励しましょう。
それでも余裕があるなら、外に出て散歩や運動をするか、ボランティアでもすることをお勧めします。》
本当におっしゃるとおりですね。
ネットは生活の一部であって、中心ではない、ということを改めて考えさせられます。
当分の私の課題は、ハイヤーセルフを信じきれるようになることですね。
その辺で、行ったりきたりしているので、ちゃんと切り替えるようにしたいです。
(A) 大切なポイントは把握されたようですから、かなり免疫力が強くなっていると思います。
これからは、類似のものに遭遇しても、もう大丈夫でしょう。
あとは、あなたに対して「リピーターも多いと言って勧め」たような方ですね。
一般に、お金や時間をかけたものへの執着は、かなり根深いものがあります。
それで、手にしたものを後生大事にして、何年間も同じレベルにとどまるのです。
それどころか、このケースでは、やればやるほど地球から浮き上がっていきます。
アセンションは、あくまでも地球と一体になって行うものです。
紐の切れた風船が、最終的にどこへ着地することになるのかは想像がつきません。
(05/11)「滑落プロセスの始動」を読んで
(Q) いよいよ本格的に米国の「悪」が暴かれ始めた、と私も喜んでいるのですが、今回の内部崩壊に関して、少し違った見方をしている人もいるようです。
[URLを省略](国際情勢解説者のTさんのサイトです。)
ホワイトハウス・スキャンダルの深層
米英を内側から崩壊させたい人々
足抜けを許されないイスラエル
この人の見解によると、米国内には、「世界多極化主義」を推進したい勢力があり、その勢力が望んでいるのは、成長しすぎて経済発展が難しくなっている欧米だけが世界の中心である体制を廃止し、中国、インド、ブラジル、ロシアなど、今後経済発展する余地のある地域の台頭を誘発することによって投資家を儲けさせることであり、それを実行するには現ブッシュ政権の「一国覇権主義」は不都合なので、「故意に」現政権が崩壊する方向に加担している、ということらしいのです。
この人の分析が正しければ、私が思っているような「善が悪を裁く」という構図の裏で、さらに「金儲け」を狙って身内(及び国家間)で騙し合いが繰り広げられているということになります。
ここでは途上国が経済発展することによる貧富の差のさらなる拡大、工業化による環境汚染や環境破壊のことは全く無視されています。
こういう連中は金儲け以外は頭にないようですね。
いずれにせよ、ブッシュ政権の悪事の数々が明るみに出ることは、当然でしょう。
そして、どこかの国のように、ただ盲目的に米国に追従するだけでは、後でバカを見るのは明らかです。
そんな中、フィッツジェラルド氏や、シーハンさんのように、「真実」を追究しようと勇気を持って行動する人達には心を打たれます。
「悪」の一方でこういう人達の出現も認める米国社会は、他人と違う意見を言うことが憚られる日本より健全ですね。
ある意味、今、一番危険なのは日本社会かもしれません。
(A) Tさんは、1999年に『K---』という本をF社から出されていますが、今では全編が「ガラクタ情報の墓場」のようになっています。
《この時代》において、アセンションという視座を持たず、表面(インターネット)に出ている情報だけを追いかけていると、こうなるという見本として評価しています。
(05/11)滑落プロセスの始動
(Q) CIA情報漏洩事件で副大統領補佐官が起訴されたのは既にご存知だと思うのですが、タイミング的にも、相次ぐハリケーンとその事後処理とそれに対する批判、イラク派遣兵2000人死亡、ハリエット・マイヤーズの辞退劇、などブッシュへの批判は高まるばかりのようです。
ブッシュの浄化のようなものでしょうか。
チェイニー副大統領補佐官はメディアにはなじみがありませんが、側近ということで、「操っている」人間の一人ということになるのでしょうか。
ブッシュ政権はこれからどうなるのか見ものです。本当に、ドドドドッときた感じです。もちろん、最後の最後まで抵抗するのでしょうが。
(A) 政権滑落のプロセスが、いよいよ始まった感じですね。
日本には、ブッシュ退陣でみっともないことになる前に、自らの任期を終了させようと目論むヒトがいますが、そうは問屋が卸さないでしょう。
それにしても、ジュリアーニ前市長の決断は素早かったですね。隠遁すれば(自ら主導して巨費を投じ、第7ビルに構築した無傷の「市長の危機管理オフィス」を、正に危機の最中にビルごと破壊させた)罪が軽くなるというものではないでしょうが、公人と私人では、風当たりが違うことは間違いないでしょう。彼独特のサバイバル本能でしょうか。
チェイニー副大統領のルイス・リビー首席補佐官が起訴された件で、つくづく思うのは、公正な社会のための検察官(制度)の重要性です。
たまたま、パトリック・フィッツジェラルド特別検察官の記者会見の一部をラジオで聞く機会がありましたが、記者たちの矢継ぎ早の質問に丁寧に、しかも毅然たる態度で答えていて、大変立派な人物だと思いました。例の『JFK』のジム・ギャリソン独立検察官もそうでしたが(もし彼がルイジアナ州でなく、ダラスがあるテキサス州の独立検察官だったら、アメリカの歴史は別のものになっていたでしょう)。
かつてウオーターゲート事件の際、ニクソン大統領が、陰険な手段でコックス特別検察官を解任した事例があるように(これが議会などの猛反発の引き金となって、結局ニクソンは退陣に追い込まれた)、また時の政府の都合によって制度自体が何度か改変された歴史もあり、アメリカの検察官制度も万全ではありません。
しかし、(すべての検察官が完全に法務大臣の指揮下にあり、実際に指揮権が発動されたこともある)日本より、はるかに中立性が保たれています。
総じてアメリカは、国会議員が党の方針より個人としての判断を優先させるなど、議会がかなりマトモに機能しており、メディアも日本ほどは堕落しておらず、社会全体として自浄能力があります。
今は暗雲が垂れこめていても、間違いなく内部から自浄を達成するでしょう。
一方、残念ながら日本は、内部からの浄化は期待できそうにありません。
これまでの歴史が示す通り、大きい転換のキッカケは、すべて外部からの力または(バブル崩壊のような)自壊です。
均質的な国民は、簡単に時流に「乗せられてしまう」(そして最後まで事の本質に気付かない)という弱点を抱えています。
いま司法に関しては、アメリカの表面だけを真似た「裁判員制度」の導入が喧伝されています。
しかし、検察官(制度)を見直すことこそが肝腎で、それが無ければ実質的には何の前進もなく、憲法違反を含む巨悪は放置され続けることになるでしょう。
この際、すべての日本国民が、オリバー・ストーン監督の映画「JFK」を見て、メディアの軽薄を見破り真実を見通す力を身につける、ヒントにして欲しいと思っています。
(Q) お返事、有難うございます。
>>たまたま、パトリック・フィッツジェラルド特別検察官の記者会見の一部をラジオで聞く機会がありましたが、記者たちの矢継ぎ早の質問に丁寧に、しかも毅然たる態度で答えていて、大変立派な人物だと思いました。
私も急にスポットライトを浴びている感があるフィッツジェラルド特別検察官を見て、少し驚きました。
「わが道を行く」ではありませんが、任務をこなしている様子と堂々たる態度に、「こんな人がいたのか」と思いました。
メディアも「フィッツジェラルド氏とは何ぞや?」という特集を組んでいたようです。
アメリカは醜悪な部分は本当に救いようが無いですが、どの分野にも必ず反対意見などを持つ人々がいて、多くの場合、「こういう人もいるんだな」と思わせてくれるような意見に出会います。
小松様もおっしゃっているように、個人的見解を党の方針を無視してでもトークショーなどで発言する政治家もいます。
>>均質的な国民は、簡単に時流に「乗せられてしまう」(そして最後まで事の本質に気付かない)という弱点を抱えています。
いま司法に関しては、アメリカの表面だけを真似た「裁判員制度」の導入が喧伝されています。
この点は本当に危険だと思います。
人々も劣悪なメディアに汚染されて、真実を見極める能力はおろか、自分の意見さえ持っていない状態になっているように思います。
無関心の人にいたっては言葉もありません。
この「裁判員制度」というのは、アメリカのように個人が意見を持つことが当然の社会で(たとえ間違った意見であってもそれなりに考えて)、しかも他人との意見の相違を自然なこととして受け入れる土壌があってこそ成り立つものなのではないでしょうか。
プレッシャーを感じて多数に合わせることにしたり、自分の意見が否定された場合に個人的に攻撃されたかのように受け取る人が多い日本では、肝腎な部分はダメなまま、更に、マネだけの、ろくでもない制度が増えるだけだと思います。
オリバー・ストーン監督の映画「JFK」は随分前に観て、ちょっと内容が難しい部分があったせいか、きちんと頭に残っていないので、再度、レンタルしようと思います。
(A) おっしゃるように日本では、「合意」の裏にある「日本人のセンチメント」に注意する必要があります。
最近の例では、米国産牛肉の輸入再開の件で、内閣府の食品安全委員会の「プリオン専門調査委員会」が輸入を容認する線で答申をまとめた経緯に、不自然な点があります。
つまり、審議の途中までは、委員によって見解が決して一様ではない姿が見え隠れしていたのに、最終答申では、あたかも全員の一致した結論であるかのように発表されています(これによって、アメリカでの食肉処理や検査体制の《杜撰さ加減》に関係なく、「安全」が一人歩きするでしょう。そもそもそれが、この委員会を組織し、それに付託した狙いでしょうから)。
「大勢順応型」という用語が米語にあるかどうか知りませんが、日本では、この条件に適合する「専門家」を見付けるのは極めて簡単なことでしょう(そうでなければ、そもそも「専門家」として認定されない)。
今回、疑問を抱きながらも、結局は大勢に押し流されたというのが、多くの委員の実情だと思います(その例外として、実質的に全頭検査が続く国産牛と、生後20か月以下の若い牛に限るとした米産牛の危険度を、《科学的に》比べてくれという諮問の仕方自体が、「初めに《再開する》という結論ありき」ではないのかということで、一貫して審議を欠席している委員が1名いるとのことですが)。
ちなみに、直前の世論調査で、約3分の2の人が輸入再開反対(賛成は約20%)というデータがあります。
また、この答申に従って輸入が再開された場合について、「すき家」と「吉野屋」の牛丼チェーン大手2社の対応が分かれるという、興味深い事実があります。前者は、再開後も米国産牛の使用を、当面は見合わせるという方針を明らかにしています(また、1頭当り僅か20ドルで出来るのだから、アメリカでも全頭検査をやればいいとも提言しています)。
提供する食品の安全性の確保について独自のポリシーを貫くか、それとも落ち込んだ売上を一刻も早く回復させようとするか---企業理念の差が出ています。
食材の処理や調理の現場の実情を考えれば、牛肉と他の食材との混合・接触を完全に防止することは不可能でしょう。
そこで私なら、牛丼でなく豚丼を食べるにしても、前者の店を選ぶでしょう。
(05/11)鳥インフルエンザをめぐる狂乱
(Q) ここにきて、どこもかしこも鳥インフルエンザの恐怖を伝えていますが、小松様は鳥インフルエンザ自体について、また、関連報道についてどう思われますか?
(A) 世界的に狂乱状態になってきましたね。
近くでウイルスが発見されただけで、何十万・何百万という健康な、生きている鶏を殺す。
一方では、タミフルのような抗ウイルス薬の在庫が底をつく騒ぎが起こる。
何か、状況が作為的に造られている感じもあります。
しかし、免疫力を落とさないように注意していれば、何も心配することはありません。
適当に体を動かすことと食事のバランスに気をつけること。そして夜は出来るだけ早く寝るのを習慣にすること(メラトニン)。恐怖感を抱かず、健康に自信を持つことです。また、刺絡も、大いに有効です。
日本で行われている狂気の沙汰は、国が補助金を出して、鶏に抵抗力を失わせるように指導していることです。
つまり、開放型の鶏舎を、ウィンドレス鶏舎に改造する費用に、補助金を出しているわけです。
本来すべての生物は、様々な自然の環境変化に曝される中で、必要な免疫力を獲得していくものです。
ウィンドレス鶏舎を、どんなに密閉し消毒したところで、換気を行い人間が出入りする以上、ウイルスの進入を防ぐことは不可能です。
そして、いったんウイルスが進入すると、(スーパーへの卵の納入時刻に合わせて産卵や起床時刻まで管理されるなど)「飼育装置の部品」にされ、ストレスから免疫力を失っている鶏は、簡単に大量にやられてしまうのです。その事例には、こと欠きません。
唯一の救いは、その狂気の行政指導を、一笑に付して相手にしない健全な養鶏農家が、(私の近くでも)まだがんばっていることです。
卵を買うときは、出来れば、養鶏の現場を知っているところから買うようにしたいものです。
それが難しいなら、行きつけのスーパーのサービスカウンターなどで確認をとって、開放型の鶏舎で育てられた鶏の卵だけを買うことをお勧めします。外観は同じように見えても、食品としての生命力が全く違います。
(Q) こちらではブッシュ政権の更なるボロが出てきているような報道もありますが、今に始まったことではない鳥インフルエンザを、今になって恐怖感を煽るようなかたちで報道しています。
免疫力を落とさないようにすれば大丈夫だということは言わず、「今のところは手立てがない」という言い方をするので、ますます人々は恐怖を感じているようです。
日本の行政指導がそんなに筋違いなものになっているとは知りませんでした。呆れてものもいえないとはこのことですね。
卵は青空市場の農家から買っています。
こだわりの農家で開放型を採用し、雌鳥たちを「マイ・ガールズ」と愛情を込めて呼ぶ農家の方から買っています。
大量生産ができないので、売り切れていたり、雌鳥たちがたくさん産んでいなかったりで手に入らないときもありますが、「オメガ3」が豊富な色の濃い黄身で味も良いです。
同じ青空市場の卵でも店によって飼育方法が違ったり、卵の質も違ったりします。
(A) 鳥インフルエンザについては、11月1日に、ブッシュ大統領が包括戦略を発表しましたね。
抗ウイルス剤やワクチンの開発・備蓄が中心で、恐怖感を煽り、国民医療費を膨張させるだけ。
ヒトや家畜の免疫力を上げるという視点をまったく欠いた見当違いの方向に、国家・国民を誘導しようとしています。
万事アメリカの真似ばかりする日本の行政からも、似たようなものが出てくるでしょう。
(05/10)出生の場所と姓名について
(Q) 現在は海外の任務を終えて現地の男性と結婚し、今年2歳になる一児の母です。
さて今回も少し質問をさせていただきたく筆をとりました。お忙しいとはお察し致しますが是非よろしくお願いします。
1.出生地と名前について2年前の妊娠中、息子を日本で産もうか当地で産もうかと悩みました。
瞑想中に息子の魂に聞いてみたところ、「あなたはどちらで僕を産みたいですか?」と聞かれました。
その質問から発展して、「母親というレッテルにまとわりつく犠牲者の罠に嵌らないように」と教えられました。
「僕のためにではなく自分のために何でも選択してください。そして僕はあなたの選択を全て知っています。そしてそれを全て受け入れています」と何度も繰り返し話してくれました。
そこで自分の感覚に任せて当地で産みました。名前は(省略)です。
今二人目を妊娠する予感がしています。今回は女の子のイメージがあり、こんなメッセージを受け取りました。
「私は白龍の使いです。日本の結界を守っています。私は日本で産まれるでしょう。夏に生まれるので(省略)という名か、龍のころもが(省略)のようなので(省略)という名をなのるでしょう」息子の時とは違う、自分の主張の強いメッセージに驚きました。
静けさの中に力強いエネルギーを感じます。名前は(省略)を考えています。
そこで質問なのですが、人間が生まれる場所というのはどうやって選んでいるのでしょうか?
またその後の人生や魂の成長に与える影響はどういった意味をもつのでしょうか?
よく「土地が呼んでいる」という言い方をしたりしますがその土地に及ぼす影響などもあるのでしょうか?
人の名前は神名と同じく魂を表現するエネルギーだと思いますが、その特別な意味や日本語かスペイン語かという違いはどう考えたらよろしいのでしょうか?
(A) お子さんの成長が楽しみですね。
名前は親が付けていると一般に信じられているようですが、実際には、生まれてくる子供自身や、その子の「(魂の)出身地」の存在たちが、両親にインスピレーションを与えているケースが少なくないとみています。
それは、本人の今生での目的や、潜在的に持っている傾向を反映したものでしょう。
名前については、それぞれの言語が意味を持っているので、言語の種類が違うことは、本質的な区別を生むものではありません。
出生の土地については、土地が呼ぶというより、(それに強い拘りがあるとすれば)過去生や魂の目的によって、何かの因縁がある場合でしょう。それによって、その土地に惹かれるわけです。
しかし、生まれてくる魂への影響という意味では、出生時の太陽や惑星の配列から来る影響が圧倒的に大きいので、土地との関係をあまり過大に捉えない方がいいと思います。
生まれた後で住む場所を変えることは、その気になりさえすれば、いくらでもできるわけですから。
(05/10)小説を世に問いたい
(Q) 小松様のHPを拝見するようになってもう数年が経ちました。多くのものを参考にさせていただき、それらは私の今という時にしっかりと息づいています。ありがとうございます。
今回は実に厚かましい話なのですが、一つお願いがあり思い切ってお便り申し上げました。
まずは簡単な自己紹介から。
(中略)
「おとなしく、気の弱わそうな、変なヤツ」というのが私の子どもの頃からの一般的な評価だったと思われます。
いわゆる、飲む、打つ、買うにほとんど関心を示さないばかりか、集団で何かをするのがとても苦痛でしたから無理もありません。
今思えば、世間の価値観とは相容れない何かが私の中心を占めていたからなのでしょう。
決して馴染むことのできない環境を変えるために、私の人生は常に挑戦の連続でした。
そんな中10年前あたりから、ただでさえ大変だった私の人生はさらに激変します。
当時私はA業に従事していましたがバブルの崩壊以降、会社の業績は下がり続けます。
同様に下がり続ける給与は、会社組織の中いる私個人の努力ではどうしようもありません。
そして9×年に(まだかなりの高値で)購入した家の支払いも、家計を大きく圧迫するようになってきました。
家庭では妻がAをはじめとした高額のねずみ講にはまり、毎月のように驚くような金額を使ってしまいます。
さらに9年前、私の左耳は突然聞こえなくなります。耳鼻咽喉科で観てもらうと悪性の中耳炎と診断され、完全な回復は無理と宣告されました。
知人の紹介で、ある鍼灸師の方の治療を受けるようになりました。その方は本業の鍼灸の他に不思議なエネルギーを扱うことができる人でした。
その方のおかげで、完治しないと診断された私の左耳の機能はすっかり快復します。
そしてその方から「ライトワーカー」という言葉を初めて聞きました。
大変なことばかりが連続する人生の謎を解明したくて、そのころからニューエイジと呼ばれる分野の多くの書物を読み始めました。
その後の私は会社を辞め、崩壊寸前の家庭を立て直すために、妻がしていた現在の仕事を手伝う形で独立します。
何とかしようと努力を重ねた家庭は、筆舌に尽くしがたい日々を積み重ねたあげく崩壊します。
一人になり未経験で始めた仕事は苦労の連続でした。
ゼロからの出発から3年、ようやく仕事は軌道に乗り法人化を果たしてわずかに3ヶ月、今度は二つある主力先の一つが倒産、そしてもう一つには取引の停止を余儀なくされる出来事がおこります。
これでもかと連続する信じがたい出来事の中、原因不明の熱で2ヶ月ほど寝込んだ後、私は新しい何かの感覚を感じるようになりました。
「なんだろう、これは?」それはかすかな何かとしか説明できないもので、最初はその不思議な感覚を楽しんでいた時もありました。
本で読んだ多くの人のようにチャネリングが始まるわけではなく、その感覚は日増しに強くなっていきます。
やがてその感覚は楽しむどころではない酷い頭痛に変わります。その酷さは苦痛に耐えるため噛みしめていた親不知がグラグラになり抜け落ちるほどでした。
エネルギーの質が変わったのか、私の体が変化したのか(きっとその両方なのでしょう)酷い痛みという感覚はなくなってますが、今もどこからかやってくるこのエネルギーはさらに強力になっています。
今は胸のあたりに熱源のような光を感じるようになっています。
そして気づいてみば、私のすべての感覚が違っていました。
五感の先、第六感、いえ、七、八、九、…どこまで感覚が拡がったのか定かでありませんが、ただ単純に見えていたものの向こう側、聞こえるものの向こう側、触れたものの向こう側にある真実を感じられるようになっていることに気づきました。
(余談になりますが、常にできるとは限らないのですが、この不思議なエネルギーで何度かパートナーの病気を治したことがあります。そのメカニズムはまるで解らないのですが、遠く欧州の地で彼女の病状が手に取るように解ったり、理由はないのですがイメージの中で「うまく直せた」と確信できるのです。するとほんの少しの時間差はあっても彼女の病気は確実に治っていました)
そして必死に過ごす日々の中ふと周囲を見渡せば、決して多いとはいえなかった友人・知人、親子関係まで含めた血縁、今まで私という存在を支えてきたすべての関係が消えようとしています。
もう何が起ころうとも、私には今更嘆くことも驚くこともありません。
ここからが今回のお願いの本題ですが、私はこの1年の間に3本の長編小説を書き上げました。
多くの人にどうしても伝えたいことでしたから、どの作品にも、読む人が楽しめるようにエンターテイメント性を随所に盛り込んだつもりです。
そしていくつかの懸賞小説に応募しました。
結果はいくつかの賞で最終審査(一次審査通過のみもあります)まで残りましたが、残念ながら受賞には至りませんでした。
数社から供出出版(費用の折半)での出版依頼もあり、数人の編集者と話をする機会もありましたが、驚いたことに彼らのほとんどは作品を読むことなく話を進めようとします。
日々何かに追いまくられている彼らの様子も垣間見えるのですが、内容も解らない人が本のプロデュースなどできるとは到底思われません。
Aというニューエイジ系の出版社に至っては、送った原稿を紛失している始末でした。呆れて怒る気にもなれませんでした。
自費で出版できれば一番良いのでしょうが、取引先の倒産以来、私の現在の仕事で大きな好転はなく、経済状況も厳しいままです。
本を出版するに当たって何かいい方法はないでしょうか。お知恵をお貸し下さい。
また、仮に自費で出版する機会が訪れたとしても、私の知る出版社は信頼に欠けています。
優れた編集者のいる出版社をご紹介いただけないでしょうか。
初めてのお便りで勝手なお願いですが、今の私のたっての願いです。日々忙しくされていることと思われますが、お時間のあるときにご検討くださいますようお願い申し上げます。(ホームページで新たな試みを始めました。ご笑覧ください。)
(A) あなたのメールにリンクがあった、あなたのHPを拝見しました。
文章に、あなたの趣味性が色濃く出て、何かアピールに欠けるものを感じました。
言葉や観念が借り物のようで、新鮮な感興を呼ぶものがありません。
画期的な新しい視点を提供するわけでもなく、文章のテンポも悪く、読みづらい。
表現方法にユニークな点が認められないわけではありませんが、大勢を左右するほどのものではありません。
----ということで失礼ながら、(一事が万事で)小説の方も想像できますが、出版しても評判を呼ぶことは難しいと思います。各出版社は、その点を読んでいるのでしょう。
「多くの人にどうしても伝えたいこと」という、あなたの思い込みとは違って、(表現様式は違っても)同じことを既に、多くの人が言っています。
どうも、小説の世界は、あなたが目指す方向ではない感じです。
そもそも、現在の出版界の現実は、よほど名声の確立した著者でないかぎり、事実上の「自費出版のお手伝い」で確実に利益が出る形に持ち込むか、あるいは『世界の中心で、愛をさけぶ』のように中身がカラッポでも、メディアを絡めた徹底的なイメージ作戦で「衆愚」を踊らせるかのどちらかです。
お気付きと思いますが、他の分野でも、こうした手法が増えてきましたね。
そんな世界で、何を達成しようというのですか?
一方、あなたのビジネスの方も、趣味の世界で浮遊している感じがします。
そもそも、何かを売ろうとしているのかどうかさえ、よほど目を凝らさないと分からない。
一般の人は、そこまでしてHPを読む余裕はないでしょう。
また、それを買った人にとって何が嬉しいのかが、雲を掴むような話になっている。
価格相当の商品なのかどうかが、最後まで分からない。
ということで、こちらも、あなたの感性を活かせる分野ではないようです。
それよりも、もしあなたが獲得したヒーリングの力が本物なら、最初は人助けのつもりで、近くにいる人たちの病気を、どんどん治してあげればいいでしょう。
そのうちに必ず、評判が評判を呼んで、仕事として成り立つようになるでしょう。
こちらの方が、あなたにとって本筋のようにみえます。
(05/10)「不良的生徒」との関わりについて
(Q) 中学校の教師をしています。
日曜の夜 9時過ぎから一時間半ほど、直接関わりのない、一般に言う「不良」と電話で話をしました。
担任する子がその子と関わりを持ち、私の所にクレームの電話というわけです。
始めの30分ほどは、こちらもイライラしてしまい説教じみたことを言ってしまったのですが、途中から意識を変え、彼の言うことを受け入れるようにしました。教師批判、警察批判等々でした。
しかし、話が終わる頃には、彼は私の人格を受け入れてくれたように感じます。また、私も彼の良さを何となく感じました。なんだか、楽しい電話であったようにも思います。
先生にお聞きしたいのですが、高圧的に、批判的に教師に対して向かってくる生徒には、どう対処するのがよいのでしょうか。今回のように、すべてを受け入れてやることでしょうか。(彼の言い分にも筋の通る部分がいくつかあったのです。)
みんな人間、同じ人間、今置かれている立場が違うだけの存在。良い方向に導こう、教えてやろうとするのは、こちらの思い上がりなのですよね。
彼と次に話をするのはいつになるか分かりません。ただ、顔を見てしっかり話がしたいと思います。
(A) 俗に不良と言われる生徒は、この世のパターンや価値基準にはまらず、持って生まれた独自性をきちんと保持していることが多いものです。
それは、本人にとっても社会にとっても貴重な資産なので、それを発見し認めてあげることが教師の務めといえるでしょう。
一方、高圧的に、批判的に教師に向かってくる生徒に対しては、あなたが、それを上回る説得力のある説明を(即座に)冷静に提示することが出来るかどうかが分かれ目になるでしょう。
あなたにとって、いい勉強の機会になるわけで、ありがたい存在と考えるべきでしょう。
(05/10)「D」の件で意見&質問
(Q)意見ですが、「D」のサイトを「人々を煙に巻き、いわゆる愉快犯のように」というのは言い過ぎだと思います。
天使からの預言で当初は真面目に警告を発していたのですが、すっぽかされて最近はヤケになっているとは思いますし、人類全てが気付くような事が未だに起きないことに焦っているとは思います。
ただ私の場合は最初から、そういうことがあるかも知れないし無いかも知れないと達観して見ておりますが、確かにアクがあり準備のない初心者は、頭を混乱させられるかも知れません。
しかし情報の寄せ集めに見えても、結構核心をついており並外れた直観力は確かにある人だと思いますし、今がどういう時期なのかを人々に気付かせたいという思いも伝わってきます。
アセンションが実際にどう展開していくかなど誰にもわからない事ですので、霊感に基づく預言がはずれていると他のサイトをコケにして斬って捨てるのも早計かと思います。
(別件)
子供の頃の記憶では草や木の匂いがもっと強烈だったと思います。ドクダミなど離れていても匂ったし葉に触れただけで青臭さが染み付きました。
ところが今はほとんど感じません。何故でしょうか?
(A) 拝見しました。
このサイトの内容から判断すると、あなたのように考える方は少なくないと思います。
しかし、あなたにしても、混乱の波紋が際限なく広がるのが望ましいとは考えていないでしょう。
確かに、あなたがおっしゃるように、的を射ている部分も、賛同できる部分も少なからずあります。
けれども、情報撹乱のイロハは、各所に真実を織り混ぜること。それに加えて、こういう分野では、「愛」という言葉を多用することです。
私がみるところ、「天使からの予言」というその「天使(大天使〇〇)」そのものが、また「予言」が当たらない責任の「他者(天上界の現執行部)」への押し付けなど肝腎の部分が、この方の創作です。
そしてこれが、このHPを読む側の、混乱の種の1つになっているようです。ご存知のように、「天使」と聞いただけで無条件に崇拝する人が少なくないのが現実です。
もし仮に(創作ではなく)、「霊感に基づく予言」であるとすれば、その「霊感」が繋がっている相手のレベルが問題です。とても立派な口上を並べて人類を混乱させアセンションを妨害しようとする、「ペ天使」つまり「偽神」に、多大の影響を受けているのがこの世界の実情ですから。
また、このサイトの特徴の1つに、地球人類(特に日本人)の耳に心地よい言葉に織り混ぜて、批判を封じる文言を、予め文中の随所にちりばめてある点があります。その一部として、アンマを利用しているようにもみえます。
『この時代!』をご覧ください。人類の現在のあり方に対する批判が山のようにあります。だからといって、彼らが、人類への思いやりを持っていないとは思わないでしょう。
よく考えてください。このサイトが全体として、アセンションに寄与しているか、それともブレーキをかけているのか。別の言葉で言えば、人類に「希望」を抱かせているか、それとも「恐怖心」や「あせりの心」を植え付けているのかを。
そして、言いっ放しで姿を隠しシッポを掴ませない、類例のないHPのスタイルを採る「必要」が、どこにあるのかも考えてみてください。
別件のご質問については、2つの大きい原因があります。
第1に、ご存知のような、大気・水・土地の汚染の広がりで、植物たちは以前のような溌剌とした生命力を発現できなくなり、それこそ「やっとの思いで」生きているわけです。
栽培植物は、農薬の多用や、植物成長ホルモンの投与による促成栽培など、輪を掛けて本来の生命力を奪われる状況にあります。
アセンションの一環として地球が、大気、水系、そして陸地の大規模な浄化を必要としているのは、この点にあります。
第2に、私たちの感覚そのものが、以前のように働かなくなっていることがあります。
万葉の昔を引き合いに出さなくも、大正や昭和の始めでさえ、詩や歌に自然をテーマにしたものが圧倒的に多かったはずです。
ところが今は、私たちの関心が印刷物や、テレビやパソコン(若者はケータイ)、あるいはクルマなどメカニックなものに向かって多様化すると共に散乱しています。
そして大多数の人の日常生活そのものが、自然から遠く離れた都市型のものになっている点があります。
結局、これらの状況はすべて人間が造ったもので、あなたが感じていることは、この百年足らずの間に大規模に起こっている、地球とその生き物に対する加害と人類の自害行為の1局面といえるでしょう。
(05/10)「D」というサイトについて
(Q) このサイト(URLを省略)の内容の信憑性についてコメントを頂ければ、幸いです。
(A) お問い合わせの件ですが、私に尋ねてきた動機と、あなた自身が、このサイトをどう思っているかを、まず教えてください。
(Q) あのサイトの件ですが、情報として素直に受け入れた場合に、自分の中のネガティブな意味でのアセンションを求める気持ちと結びついてしまったように思います。
真偽のほどは私には判断のしようがありません。また、仮に小松さんのコメントをいただけましても、それすらも私には真偽のほどが判断のしようがありません。よって、たとえ、お聞きしても、単に情報の量が増えて、なんら意味がないことであったかも知れません。
実際のところ、ちまたには、いろいろなアセンションに関する情報があふれておりますので、その中のどれが本当であるのか、あまり荒唐無稽なものを除いて、いつ何が起こるなどと言われても、どうにも、分かりません。
私自身は祈りによって、被害は少なくなると思っております。
(A) 実は、このサイトについて、何人かの方から問い合わせを頂いています。
これまでは、質問の内容だけで判断できたので、実際にサイトを覗いてみたのは今回が初めてです。
人によって受け取り方に差はありますが、かなり混乱させられているようですね。
あなたが私に尋ねてきたのも、このHPから受けた疑念を、はっきりさせたいという気持ちがあったのではないでしょうか(情報というものに対するあなたの姿勢自体は健全だと思います)。
このサイトは、私が見るところ、理念も方向も合っていますが、独断的な極論が多く、具体的なファクトについて、「はずれ」が多いという結果になっているようです。
「核爆発」や「彗星衝突」、あるいは「3日間のヌルゾーン」礼賛、あるいはアセンション出来る人・出来ない人の境界線などを、安易に提示するのはいただけません。
世間では、高邁な話と同時に(それに関連付けた)様々なファクトが提示された場合、後者についても信憑性が高いと考えて、鵜呑みにする人が少なくないのが実情ですから。
どうも、この方は、あちこちから集めた情報に自分の創作を加えて、人々を煙に巻き、いわゆる愉快犯のように、1人で楽しんでおられるようにみえます。
おそらく、提示したファクトについて、ご本人も確信が持てないのではないでしょうか。
自分の発言に責任を持てるなら、堂々と氏名(本名)を明かせばいいわけですから。
ちなみに、Googleの情報検索で、「悪役の殿堂入り間近」「徹底検証 アンマ以外」「波動気功研究所」のどれを入力しても(最初の2つは2005年4月に出版すると予告されていた本のタイトル)、このサイトのメインページが現れて、説明欄に「所長プロフィール」の文字が見えます。
したがって、この方は、「所長プロフィール」を、このHPにいったん掲載した後で削除したようです。
ご存知かと思いますが、Googleの検索情報は完全なリアルタイムではなく、ロボットが定期的に世界中のサイトから情報を拾い上げる仕組みなので、このように、やや古いサイト情報が垣間見えることがあるわけです。
「所長プロフィール」は(いま現在でもGoogleが持つ中身を読む手段はありませんが)、やがて、Googleのデータベースからも完全に消えるでしょう。
なお、あなたが「祈りによって」、被害は少なくなるとしている認識は、「自分が本来持っている力に気付いて、それをポジティブな現実創造に使うことによって」、に入れ替えることをお勧めします。
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