石川のニュース 【6月19日03時54分更新】

「石川五右衛門」名乗り民家に盗み？　金沢市内、「もう入りません」と手紙残す
　金沢市内で今月中旬、民家から現金が盗まれる被害があり、室内から「もうお宅には２ 度と入りません。石川五右衛門」と記された手紙が見つかったことが１８日、捜査関係者 への取材で分かった。金沢中署は民家に侵入した何者かが残した疑いがあるとして、この 手紙を証拠品として押収。安土桃山時代の盗賊を名乗る「大泥棒」の割り出しを急いでい る。

　捜査関係者によると、同市泉が丘周辺の民家に今月中旬、夜間から未明にかけて何者か が侵入し、室内から現金約１万円が盗まれた。民家の窓ガラスにたたき割られた形跡があ り、通報で駆け付けた署員が室内から置き手紙を見つけたという。

　現場周辺では、家人が寝静まった時間帯に民家が荒らされる窃盗被害が数件確認されて おり、同署は関連を調べている。捜査関係者は「容疑者が書き残した手紙とみられるが、 挑発的な内容で許されない」と話している。


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