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元祖本番女優「クスリもうやめてる体ね」小向エール

高須基仁・人たらしの極意

 私も鑑賞した元グラビアアイドル、小向美奈子(24)の浅草ロック座でのストリップの“盗撮写真”が写真誌「フライデー」に掲載され、波紋を広げている。ロック座は怒り心頭のようだが、そんな矢先、元祖「本番女優」の愛染恭子と会った。

 愛染といえば、かつてロック座史上最高の動員を記録した小向の大先輩だ。51歳の熟女となった今、ますます艶っぽくなってきている。その愛染に「フライデー」に載った小向の写真を見てもらった。

 小向の見事な巨乳に、「シリコンを入れてるんじゃないか?」と言う私に「そうねえ」と、愛染は笑ってうなずきながらも、「でも、クスリはもうやめてる体ね」と、きっぱり言った。

 小向は今年2月に覚せい剤取締法違反(使用)で有罪判決を受け、執行猶予中だ。

 愛染は「クスリを続けていれば、もっとやせているはずだけど、以前みたいなムチムチした体形に戻ってきている。ステージを重ねて、お客さんの視線を浴びていくうちに、もっとしぼれて、きれいな体になってくるわよ」と話した。

 愛染がストリップデビューしたのは、小向とほぼ同じ年齢の23歳のころ。1981年に公開された本邦初のハードコアポルノ映画「白日夢」(武智鉄二監督)で、佐藤慶を相手に十数分間も性交してみせ、一躍、時の人になったころだ。

 「生の舞台に出たい」と言うと、周囲の答えは「ストリップしかないよ」。初舞台は、大阪・十三ミュージックだった。

 「すごく緊張して、自己紹介もうまくできなかった。お客さんには『お前、アホか』とヤジられちゃった。でも、何とか踊りきったら、そのヤジったお客さんに手を握られて『がんばりや』って、言ってもらったの」

 その後、公然わいせつ容疑で2度逮捕されながらも、1994年7月に渋谷の道頓堀劇場で引退するまでストリップを続けた。

 「舞台に立つと、頭のてっぺんからつま先まで神経が張りつめて、お客さんが注目しているのかも、していないのかもはっきりとわかる。私って、これでも恥ずかしがり屋だから、舞台では照明を見るの。目の前が真っ白で、まぶしくて涙が出てくる…」

 うっとりとした表情で話す愛染は、劇場で視姦される快感を思いだしているようだ。そして、こう続けた。

 「小向さんには、今後もストリップを続けてほしい。今回だけでやめてほしくない。少なくとも30歳まではやってほしいわね。そうしなきゃ世間に見くびられる」

 ストリップの世界の厳しさを、愛染は知り尽くしている。

 「今は話題になっていても、半年たったら、あとは実力勝負。1〜2年たてば、誰もチヤホヤしなくなる。ストリップの世界は、ライバルがたくさんいる。踊りの上手な人、きれいな人、プロポーションのいい人…。皆、裸をさらけ出して体を張ってるから、弱いコはすぐやめちゃう。私もどう見せるか、相当研究したわよ」

 小向がストリッパーとして生き続けるには、どうすればいいのか。

 「とにかく努力。自分にしかできない見せ方、技術を学んでほしい」

 小向のストリップ人生は始まったばかりだ。(出版プロデューサー)

 ■高須基仁の“百花繚乱”独り言=http://plaza.rakuten.co.jp/takasumotoji

ZAKZAK 2009/06/18

愛染恭子

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