5/28 「 WISE先生登場!! 」

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今週の授業はPES先生&RYO-Z先生が登場!! ゲスト講師にあのサンママソングを歌う○○先生が登場!? さて誰がゲスト講師なのか!? そしてどんな授業だったのか、さっそく振り返っていきましょう!

物思いにふけっているRYO-Z先生が黒板にカツカツと文字を書いていきます。
ドン!

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RYO-Z「Thinking of・・・(てんてんてん)。オレさ、あいつのこと考えてたんだよね・・・」
PES「どいつ?? 」
RYO-Z「あいつしかいねーだろ。懐かしいなー錦糸町の河内音頭にも来たことあるよ」

その瞬間、教室のドアがガラガラガラ・・・

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「どもー!」

キターーーーーーーー!! そうです、「Thinking of・・・」といったら・・・WISE先生!! TERIYAKI BOYZ以来、久しぶりの登場です!!
母の日近辺ではSCHOOL OF LOCK! でもフル回転した曲、「Thinking of you」。校長、教頭もWISE先生に向かって感謝の気持ちをコメントで寄せてくれました・・・。

校長「サンママのときのね。お母さんに対する思い?」
教頭「ぶっちゃけねそれに背中を押されて母親に電話しちゃいましたし・・・」
校長「偉い! オレもメールした!」
教頭「やぱりね曲に背中押されてね」
校長「あれは押すね〜WISE先生の曲いいよねーグッときた。」

PES「どんだけ〜〜〜(笑)」
WISE「いや、嬉しいっすね、校長、教頭じきじきにそう言ってもらえると・・・」

さぁ! そんなこんなありまして、今日はお世話になった特別講師WISE先生を迎えて、『リンカップ (リンクアップ=リスナー生徒との電話) 』を取り入れて生徒の悩みに真っ向からぶつかっていきます。ではリスナー生徒に、早速リンカップ (電話) しちゃいましょう。

大阪府 / ゆーこ (18歳・女子)
「いつも自分を理解してくれて支えになってくれてる大好きな母にメールで「ありがとう」と素直な気持ちを伝えたいです。けど、変な距離があり、恥ずかしいです。今、ほんまにお母さんに悲しい思いばっかさせてしまってて、自分自身もすっごく辛いです。涙が止まりません」

ゆーこちゃんの追加情報としては・・・
* 兄と妹がいるけれど、夕食はお父さんとお母さんと3人で食べてる。
* 昔みたいに兄妹で楽しく会話できたら、お母さんの笑顔が戻ってくるのにと思っているゆーこちゃん。

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RYO-Z「何? お母さんに素直な気持ちが伝えられない?」
ゆーこ「はい。普段からお母さんに“ありがとう”っていえないんです」
PES「ちょうど、いいづらい時期だよね」
RYO-Z「そうだね、年を取れば取るほど、だんだん照れとか無くなっていくんだけど、今の時期は照れちゃうんだよね」
PES「お母さんに悲しい思いばっかさせてってどういうこと?」
ゆーこ「家庭環境。お母さんが思うような家庭環境になってない」
RYO-Z「じゃあ逆にお母さんはどういう風に思ってるとゆーこりんは思ってる?」
ゆーこ「兄妹みんなが仲良くなって家族みんなが仲良いいみたいな」

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どうやらゆーこちゃんがお母さんとうまくいってないのは、素直に“ありがとう”って言えないだけじゃなくて、兄妹のことも関係がある様子・・・とくに妹はTHE・思春期! 話しかけたり、遊びに誘うこともできないそうです。そんな悩めるゆーこちゃんに向けて、WISE先生が黒板にメッセージを書きます・・・

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PES「すごいよ、いいの書いてるよ(笑) 」

ジャン!

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「 家 族 の 歴 史 」

・・・とても重みのある言葉。その言葉にはどんな思いが込められているんでしょうか? WISE先生がその強い思いを自身の母親の話を交えてDROPします。

WISE「ゆーこちゃんの話しを聞いてて、すごく共感できる。僕も昔は思春期で母親に反抗ばかりしてて、母親と2人っきりで住んでた時期があって、うまくコミュニケーションが取れず、ケンカばっかしてた。
特にうちの母親はアメリカ人で僕は日本で生まれたハーフ。文化の違いとかうまく乗り越えることができない時期がどうしてもあって、でも今は母親がアメリカに戻ってしまって・・・たまに電話で話したり、メールで連絡取ることしかできなくて・・・特にメジャーになって忙しくなって家族と過ごす時間がなかなかないなーっていうときにすげー支えられてきたんだなーっていうのを今の年になって、初めて実感してこの曲 (Thinking of you) を書いたんですけど・・・
ゆーこちゃんも18歳でこれからどんどん大人になっていくにつれて、いろいろ母親のこととか理解できるようになってくるだろうし、兄妹とかもあんまり仲良くないかもしれないけど、こういうつらい時期があるからこそ、ゆーこちゃんがこういう感謝の気持ちをいつか伝えたいなって思うキモチがあれば、今を振り返れば家族の歴史なんだな。
この家族っていう結束の固い1つの枠の中でそういうことが起きたんだなっていうことが理解できていくんじゃないでしょうか? ゆーこちゃんどうでしょう」

ゆーこ「はい」
WISE「本当に、キモチがあるっていうのは大事だし、いつかそのキモチが伝えられるんじゃないかな?」

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RYO-Z「WISEのさぁ、話でスゲー好きな話があるんだけど、お母さんがハーフってことでいろいろ言われたりするかもしれないけど、お前はハーフじゃないんだ、ダブルなんだ。半分じゃないぞと。」
WISE「半分イコール1人前になれないっていうイメージがあるけど、二つの文化を合わせてダブルなんだ」
RYO-Z「なんていうお母さんの言葉をね、この曲 (Thinking of you) 聴くと想像しちゃうよね」

というワケでそろそろ今週の授業も終了・・いつもとはちょ〜っと違う雰囲気だったけど、なんといってもWISE先生の黒板・・・「家族の歴史」。WISE 先生の熱い思いは言葉と曲を通じてゆーこちゃんに届いたんじゃないでしょうか。教頭のコメントじゃないけど、いまさらお母さんに電話したくなっちゃいました!!!

(TEXT by ダンガリー先生)

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RYO-Z「レキの字がが違う(笑)、「歴」はね... 」

M-1 UNDERLINE NO.5 / RIP SLYME
M-2 Thinking of you / WISE