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心臓手術のミス認定、7500万円賠償命令 横浜地裁
大和成和病院(神奈川県大和市)で平成16年、心臓手術後に死亡した会社社長=当時(57)=の遺族2人が、死亡は手術中のミスが原因として、病院側に計約1億3300万円の賠償を求めた訴訟の判決で、横浜地裁は18日、医師側の過失を認め、経営する医療法人と医師2人に計約7500万円の支払いを命じた。
小林正裁判長(異動のため鶴岡稔彦裁判長代読)は判決理由で「手術中、保護液を注入するタイミングが遅れたため心筋の保護が不十分となり、心筋梗塞(こうそく)を引き起こした」と指摘、医師の注意義務違反が死亡につながったと判断した。
判決によると、男性は平成16年4月20日、同病院で心臓の弁を治す手術を受け、4日後に多臓器不全で死亡した。
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