岡山放送局

2009年6月18日 18時32分更新

「ウラン残土レンガに反対」


鳥取県でウランを採掘した際に出たいわゆるウラン残土でできたレンガを鏡野町が受け入れると表明したことについて、石井知事は18日の県議会で、県として、受け入れに引き続き反対していく考えを強調しました。

これは18日の県議会の一般質問で石井知事が議員の質問に答えて明らかにしたものです。

日本原子力研究開発機構が鳥取県でウランを採掘した際に出たいわゆるウラン残土を加工してつくったレンガについて、鏡野町は、町内に受け入れて町の施設の整備に使うことを決めています。
これについて、18日の県議会で、議員が県の対応をただしたのに対し、石井知事は「鳥取県でいらないと言うものを岡山県で受け入れることはできないという考えに変わりはない。鏡野町や原子力機構に対しては県の考え方を強く伝えたい」と述べ、県として、レンガの受け入れに引き続き反対していく考えを強調しました。