近大ボクシング部廃部　２部員強盗容疑で

近畿大学のボクシング部員２人が強盗の疑いで逮捕されたことが明らかになり大学側は１８日、多くの名選手を生み名門で知られるボクシング部の廃部を決定した。１９歳、２年生にしてレギュラーで明るく後輩に慕われていたという２人は今月６日、大阪府東大阪市の路上で通りがかった男性に殴るけるの暴行を加え現金７千円を奪い、さらに男性をコンビニへ連れて行き「金をおろして来い」と脅したとされ１７日までに逮捕された。２人は犯行を認め「ほかにも１０数件やった。パチスロなど遊ぶ金に使った」と供述しているという。大学側は１７日「厳しく指導にあたったつもりですが、こういった事態に陥りまして本当に申し訳なく思っている」と述べ、一夜明けた１８日には伝統あるボクシング部の廃部を決断。さらに「競技のために鍛え上げた拳を犯行に使った事実を重く受け止めた」とし、２人が起訴されれば退学処分にするとしている。(06/18 17:59)