国連安保理の新制裁決議採択に対し、北朝鮮・ピョンヤンで市民10万人の抗議集会
国連の安全保障理事会が北朝鮮に対する新たな制裁決議を採択したことに抗議して、15日、大規模な集会が北朝鮮・ピョンヤンで開かれ、市民10万人が大集結した。
朝鮮労働党の金己男(キム・ギナム)書記は「われわれは、国連安保理の制裁決議を断固として許すことができない」と述べた。
会場となった金日成(キム・イルソン)広場には、兵士や学生などおよそ10万人が集結した。
「制裁には報復を、対決には全面対決を」と書かれたプラカードを掲げ、国連安保理の決議を強く非難した。
演説を行った労働党の金己男書記は、「わが国を孤立させようとするアメリカや日本などに対して、万端の戦闘準備を整え、敵が襲いかかってくるなら、無慈悲な報復によって懲罰しなくてはならない」と述べ、国民が一致団結するよう呼びかけた。
(06/16 13:05)