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うちの弟がアニメーターの金田伊功さんの私設ファンクラブをやっていて、同人誌を作る、クラブの会報だと。
で、コミケで売るという。 いや、本を作るのは見た目より大変ですよ、でも忠告というのは「その時になってから、まずいことになってから」理解できる物であるものであるようで。 案の定、ページが埋まらないと。1ページ、残っちゃったと。こっちにかいてもらおうとして「嘘付いている」わけではないようだったので、エンデバー号デザインイラスト(HYPERWEAPON1未来の超兵器モノクロページに収録)を掲載、うちの同人誌の「広告?」みたいな感じにして、アニメ絵ページとの違和感を感じさせないようにしてみた。 で、後日、何故か苦虫を噛み潰したような顔をした彼が現れて言うことには、金田伊功さんが新作のアニメーションを監督しようとしていて、それはメカが出てくる。件のファンクラブ同人誌を持って行ったところ、エンデバー号イラストページをさして、いわく、「この人に頼めないかなあ、デザイン」ということに。彼としても折角作った有名アニメーターとの接点、「僕じゃだめですか?」と、当然売り込んだらしい。当然だ。こっちもビックリだ。「はあ?アニメーションですか?こんな複雑なもの、無理でしょう?」よく話を聞くと、普通のアニメーションっぽく無いデザインが欲しいのだと。ああそうですか。ってマジすか。 杉並区にある、通っていた高校に近いところにそのアニメーションを制作する予定のプロダクションがあるというので会いに行ってみる。 アニメーション作品のタイトルは「BIRTH(バース)」 金田伊功さんの他、貞光さん、影山さん、いのまたさん、会ったのはそんな人達。 実はそれ以前、バンダイグループの「マミート」という会社から「メカベンジャー」、昆虫型のチョロQパチリ玩具が既に存在、これをオリジナルのストーリーに登場させて商売したいという企画の元、それが合体する宇宙船をデザイン、このプロダクションでコミック化、アニメ化が進められていたので話は早かった。お手並みは既に拝見していましたよ、的な。 さて、僕がデザインを求められたのは、「機械生命体イノガニック」のデザイン。あと主人公の乗る飛行機。 イノガニックは宇宙の戦士の「バグ:蜘蛛野郎達」のように、役割によって、大きさ、形状が異なり、小は赤ん坊サイズ、大は惑星サイズのプラネットイーターまで、4〜5のバージョンが必要、主人公の乗り物は既に監督の描いたエアーボード的な物があり、それに合わせた形の数人用の物、さらにそれらの母艦になる大きな物。既にマクロスの影響下にある時代、変形させてみてくれ、みたいな。 どうも、この時点ではTVドラマとして進んでいたようで、登場メカやシチュエーションも数多く用意するつもりだったらしい。監督自らの描くコミック連載も「モーションコミック」という雑誌で始まっていた。変形、というのもスポンサー対策の一つだったと思う。僕のデザインの「線の多さ」は、監督から「シーンやカットに応じてこちらで取捨選択するから、いつも描いている感じで結構」と言っていただいたので、安心してデザインをスタートした。 で、HYPERWEAPON1にある宇宙戦闘機群をデザイン。主人公側としては一輪車が飛行機になる物と、巨大一輪車が三葉虫的宇宙船になる物、共にデザイン画と変形可能な模型を提出した。 ここまでは問題なく進む。が、「設定画」を清書する段階で地獄がこんにちは。 ・・・・続く。今日は吉祥寺、3DCG中。 ■リーディングユニット (drums + sampler,key + reading) 「裸で君の隣りにいると」 ライブのお知らせ 2008/2/28(thu) ■高円寺-ペンギンハウス open19:00 start19:30 〜20:00 料金1600yen+1drink ■ペンギンハウス http://www3.plala.or.jp/FREEDOM/PENGUIN.htm ■馴れてゆく http://www005.upp.so-net.ne.jp/nareteiku/ ■HYPERWEAPON2007「それぞれのHEAVEN」 ☆モデルアート2007年3月号増刊・通巻729号 ☆在庫僅少。 ■HYPERWEAPON2005「再生無き永遠の闇へ」 ☆モデルアート2005年4月号増刊・通巻679号 ☆2月20日発売(再生産) ----------------- sent from W-ZERO3 この記事のトラックバックURL:
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