消防団員として出動していた少年を逮捕です。東京・杉並区で先月から不審火がおよそ10件相次いでいましたが、警視庁は19歳の少年を逮捕しました。少年は放火直後に消防団員として現場に出動、JNNの取材に応じていました。
放火の疑いで逮捕されたのは、東京・杉並区に住む荻窪消防団員の19歳の少年です。
警視庁の調べによりますと、少年は今月12日の深夜、杉並区久我山の住宅敷地内のゴミ置き場で、ポリバケツなどに放火した疑いが持たれています。
この事件発生直後、少年は自ら119番通報し、さらに消防団員として現場に出動、JNNの取材を受けていました。
「詳しくわからない。自分は(現場に)行っていないので、ちょっとわからない。詳しいことはわからない。消防(隊員)じゃなく、(消防)団の方なので」(逮捕された消防団員の少年)
警視庁の取り調べに対し、少年は容疑を認めたうえで、「彼女とけんかして、むしゃくしゃしてやりました」などと供述しているということです。
杉並区では、先月から物置やゴミなどが焼ける不審火がおよそ10件相次いでいますが、ほとんどの現場で少年は目撃されていて、警視庁は余罪も追及する方針です。(18日11:27)