第24回日本国際保健医療学会学術大会
サテライト・ワークショップ in 弘前 ワークショップ参加&青森ねぶた祭り見学ツアー
「通称:KITAGUNI TOUR」
(協力 東北国際保健研究会&東北国際保健学生ネットワーク)

今回は宿泊施設の予約が大変困難な青森ねぶた祭り期間中に宿泊を確保しました。更にねぶた祭りはゆっくり「桟敷席」で見学頂ける様配慮しました。是非この機会に東北の「夏の熱さ」をご体験下さい。

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ツアー概要

ツアー名:
東北夏の風物詩 青森 ねぶた祭 & 弘前大学ワークショップ「北国ツアー」
日程:
2009年8月3日(月)〜8月4日(火)
会場:
弘前大学
ご旅行代金
28,000円
ご旅行代金に含まれるもの:
貸切バス代、ねぶた祭桟敷席券、高速道路代、宿泊代(和室・相部屋)
食事代(朝食1回・昼弁当2回・夕弁当1回)
最少催行人員:
20名

【日程表】

月日曜  行程
8月3日
(月)
東北大学星陵キャンパス(11:00発)===(東北自動車道)===(17:30)青森ねぶた祭会場
桟敷席にて青森ねぶた祭鑑賞<19:10開始〜21:00終了>
※渋滞・車両規制・駐車場からの移動時間の理由にて17:00までに青森市に到着される予定組を致しました。
※お祭りシーズンでもあり、移動時間は通常の1・5倍〜2倍にてスケジュール算出をしています
青森市ねぶた祭会場(22:00発)===(23:00〜23:30)弘 前 [ご宿泊 : さくら温泉]
8月4日
(火)
(10:00〜発)弘前大学にてワークショップ(12:00発)===(東北自動車道)===(17:30着)東北大学星陵キャンパス
*昼食弁当:車中

ねぶたご説明

【ねぶたの由来】

青森ねぶた祭は、七夕様の灯籠流しの変形であろう。七夕まつりは七月七日の夜に、けがれを川や海に流す禊の行事だが、ねぶた祭も同様に七日目にはねぶた人形を川や海へ流す習わしがある。
七夕まつりの行事が全国各地でいろいろと型を変え、その土地独自の祭になったわけで、それらの中でも日本海側にねぶた祭に似た祭りが多い。
日本海沿岸各地に伝わるこれらの祭りは共通点が多い。昔、京の都の文化は日本海を伝わって、津軽へ運ばれたという。
京都祇園まつりの宵山は、山、鉾に提灯を飾るもので、珠洲の「キリコ」魚津の「たてもん」に似ている。また、提灯の配列は秋田の「竿燈」の下げ方と同じ、など北上するにつれて祇園まつりの飾り山が簡略されている。しかし、その運行方法は囃し方、曳き方、車方など同様である。果たしてこれらの祭りは「祇園まつり」が源流なのであろうか・・・。

イメージ【青森ねぶたの変遷】

青森ねぶた祭は、日本各地の祭りの中でも屈指の大きな祭典に発展した。
今から約270〜290年前、享保年間の頃に、油川町付近で弘前のねぷた祭を真似て灯籠を持ち歩き踊った記録があるが、果たしてこれほどの祭りになろうとは、当時の人びとは夢にも思わなかったことだろう。その頃のねぶたは「奥民図彙(右図参照)」に見られるように、京都の祇園祭の山車に似ていたと思われる。

現在のような歌舞伎などを題材にした灯籠(ねぶた)が登場したのは、平民芸術が爛熟期を迎えた文化年間であろう。その様子を江戸の風流人滑稽舎語仏(こっけいしゃごぶつ)が「奥ノしをり」に書いているという。郷土史家の松野武雄さんが、昭和41年8月の東奥日報に書いている。
《天保13年(1843)秋田の能代で七夕祭りを見た。それはねむたながし≠ニ称して人形を出している。高さ3丈ぐらい(約十m)大きさ三間(約6m)四方の神功皇后三韓統一や加藤清正朝鮮遠征の人形で、ロウソクをともして、地車でひいている。人びとはカネ、太鼓、ホラガイではやしたて踊り騒いでいた。
まことに珍しいことで、これは津軽の弘前や黒石、それに青盛(青森)のあたりにもあるとのことである。》
秋田県能代市のねぶたは、現在では名古屋城を模したという城型で、大きさは青森ねぶたと変わらず、ほぼ同型のものが7〜8台出て市街を練り歩く。

青森ねぶた祭の特色の一つに、はねとの大乱舞がある。昔はおどりこ(踊子)といった。いつの頃からはねと≠ニ呼ぶようになったかは定かでない。しかし青森ねぶたに踊りがついていたことは、安永年間「1772年〜1781年」の記録に残されている。
《青森では男女たび素足にカネをたたいてはやしながら、衣裳を着飾って踊っていて、しかも店ではこのカネも7月2日まで大販売≠ニある。》(前出・松野)

今純三画伯がまとめた青森県画譜(東奥日報・昭和8年発行48年再刊)に、昭和3年の青森ねぶたの様子が画かれている。(右図参照)
当時すでに車で引くものもあったが、大半は担ぎねぶただったようである。一人がねぶたを担ぎ上げ、四方から支えている。
「昔はどこの小路を見ても、ねぶたがゆれていたもんだス。言いかえればどんな小路っコへども入って行けだ。町の隅っコから隅っコまで祭り気分で、今のように特定のコースを時間まで決められて、見せるためにやるんではなくて、真に楽しかったスナ」 当時のねぶた師の長老、北川啓三さん(故人)はそう語った。

話は前後するが、明治時代に入って青森ねぶたは一層大型化した。明治3年の浜町のねぶたは、高さ十一間のもので百人で担いだという。約20mもあるねぶたをどうして担いだものか、とにかく4kmも離れた横内から見えたと記録されている。
しかし明治新政府から任命された青森県令(今の知事)菱田重喜は、地方の旧習を悪習ときめつけ、ねぶたを始め盆踊りなどまかりならんと、明治六年、禁止令を出した。

明治15年に解禁されたが、ねぶた祭が9年間も姿を消した時があったのである。
大正の末期から昭和の初めにかけて仮装(ばけと)が大流行した。青森県にとっては、凶作、金融恐慌、労働運動の目ざめ、そして生活の洋風化が著しい時代であった。不安を茶化したり、社会を批判する姿勢が、ばけと(化け人)の数を多くしたのだろ
うか。
祭りは、青森市が戦災を受けた昭和20年には中止されたが、翌21年には油川や旭町で出された。進駐軍に気がねしながらの運行だったという。
青森ねぶたが、現在のように大型化したのは戦後である。その歩みは、観光化という大きな流れに乗り、どんどん巨大化して
きた。
そして今、祭の本来性を問われるようになった。
日本を代表する祭りとして、観光客に見せようとする意識と共に、市民が心から楽しく、喜びに満ちて参加できる祭りにしなければならない。そして古くからの伝統を後世に伝えていかなければならないと思う。


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    『第24回日本国際保健医療学会学術大会』係
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    宿泊申込専用E-mail: yoshida951227@mb.knt.co.jp
    担当者: 蛯名(えびな) / 吉田
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