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2009年6月17日(水) 19:05 |
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ホーム突き落し事件で少年に判決
去年3月JR岡山駅のホームに男性が突き落とされ死亡した事件で、殺人などの罪に問われている当時18歳の少年に判決です。
岡山地裁は、少年の発達障害はもともと重くなく責任の重さを自覚させた上で更生につとめさせるのが相当であるとして懲役5年以上10年以下という不定期刑の判決を言い渡しました 被告の少年は、裁判長の「判決を言い渡します」という言葉に軽くうなずき、ほとんど身動きをせず判決を聞いていました。 少年が起こした無差別殺人事件、判決公判には一般の人やマスコミなどが傍聴券を求めて長い列を作りました。 事件は去年3月25日深夜、大阪府に住む当時18歳の少年がJR岡山駅で岡山県職員の假谷国明さんをホームに突き落とし、死亡させたとして殺人などの罪に問われているものです。 判決公判で岡山地裁の磯貝祐一裁判長は「少年の発達障害はもともと重くなく、自分の行為について責任の重さを自覚させた上で改善更生に努めさせるのが相当」として懲役5年以上10年以下という不定期刑の判決を言い渡しました。 判決が言い渡されている間、少年はうつむき気味で裁判長の言葉を聞いていました。 また、被害者・假谷さんの父親は、少し震えながらも厳しい表情で判決の理由に耳を傾け、被告の父親は、まっすぐに被告の少年を見つめていました。
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