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大阪の誇り回復を 観光シンポ

 大阪の観光を考えるシンポジウム「観光は大阪を元気にする」が29日、大阪市中央区のOMMビルで開かれ、約150人が出席した。

 府立大に今年度発足した観光産業戦略研究所が主催した。橋爪紳也所長が基調講演で昭和初期に「東洋のベニス」などと呼ばれていた大阪の水辺の風景などを紹介。大阪観光の活性化には「歴史や文化を知り、大阪人としての誇りを取り戻すことが重要」と指摘し、大阪商工会議所が6月に実施する「なにわなんでも大阪検定」への期待を示した。

 講談師の旭堂南陵さんが「大阪の誤解」としてメディアで取り上げられるイメージとのギャップについて講演した。コナモンと呼ばれるたこ焼きやお好み焼きだけでなく奥深い食文化があることを強調。「お笑い」や「コテコテ」な側面だけでなく、大阪の伝統をアピールすることが大事だと述べた。
 

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