【2009年06月18日00時13分 更新】


1.県内初の新型インフル患者確認
 (06/17 23:55)

県は、17日、日南市の40代の女性が、新型インフルエンザに感染していたことを確認したと発表しました。新型インフルエンザの感染確認は、県内では初めてです。この女性は、14日から15日にかけて、大阪市に滞在。日南市に戻った後、発熱などの症状を訴え、簡易検査でインフルエンザA型の陽性反応が出たため、県が遺伝子検査を行っていました。また、新型インフルエンザの感染が疑われていた都城市の20代の女性と同居している30代の男性は、遺伝子検査の結果、いずれも陰性でした。


2.「大政奉還」の真意は?古川氏に直撃
 (06/17 18:50)

県選出の古川禎久衆議院議員の「大政奉還」発言をめぐるニュースです。16日、麻生総理の目の前で飛び出した古川氏の発言は、各メディアに大きく取り上げられ、波紋が広がっています。その真意を、17日、電話で本人に直撃インタビューしました。(古川禎久衆院議員)「われわれ自民党は、この際、『大政奉還』を決断して、国民の懐深く帰るべきだ」16日の自民党代議士会。宮崎3区選出の古川禎久衆議院議員は、麻生総理の目の前で、江戸時代末期の歴史になぞらえ、「大政奉還を決断すべき」と訴えました。麻生総理に、退陣を求めたとも、受けとられた今回の発言。一夜明けて、古川氏にその真意を聞きました。(古川衆院議員)「自民党が、国民の信を失ったというのであれば、お預かりしている政権は、返上しなきゃいけない。それくらいの覚悟で本気になって党再生のために頑張るべきだ、頑張りたいということ。政治家としての発言であるし、(麻生)総理が、横にいたので生半可な気持ちで言ったのではない。」一方、東国原知事は、古川氏の発言についてー(東国原知事)「鳩山さんの辞職を受けてのご発言だと思うんですが、党内の若手の方たちから、そういった意見が出てくることが党内がどうも揺れ動いているなという印象は受けました」(古川衆院議員)「内閣改造とか、総理の顔変えれば、選挙が戦いやすくなるとか、そういう小手先の話がいっぱい聞こえてくるが、歴史の大事な場面だからこそ、後世の人に笑われない、きちんとした姿勢を持ってやらなきゃいかんと。」古川氏だけでなく、ほかの出席者からも、麻生政権への批判が相次いだ、16日の代議士会。衆議院選挙が近づく中、更迭された鳩山前総務大臣に近い、古川氏の動向にも、注目が集まっています。


3.知事退職金めぐり論戦スタート
 (06/17 18:52)

知事の退職金をカットする条例案で注目を集める、6月県議会の一般質問が始まりました。17日、質問に立った4人のうち、3人が取り上げた知事の退職金問題。どんな論戦が繰り広げられたのでしょうか。6月定例県議会に提出された、知事の退職金、約4000万円を半額に減額する条例案。17日の一般質問では、社民党の満行潤一議員が、退職金そのものの見直しを迫りました。(社民党・満行潤一議員)「0か100かという議論は知事はされなかったのか。廃止、見直しというのも検討されてもいいのでは」(東国原知事)「現時点のところ周りのバランス、他府県等のかねあい等も考え、50%という数字を判断したところであります」自民党の中野一則議員は、条例案提出の時期に関して知事の考えを質しました。(自民党・中野一則議員)「なぜ、この時期に退職金削減の条例かといいたいわけでありますが、いつでも知事を辞める準備をされているのでは?今度ある衆議院選挙、これへの出馬の準備ではなかろうか」(東国原知事)「今回の提案は、国政転出を意識したものではございません」(一般質問を終え知事はー)「私の退職金に対する考え方は、きちんとお示しできたかなと思います」知事の退職金を半減する条例案については、引き続き、23日までの一般質問で論戦が繰り広げられたあと、24日からの常任委員会でも、審議されることになっています。


4.ミツバチ伝染病、細菌に予防効果
 (06/17 18:53)

池などに広く分布する細菌に、ミツバチの伝染病を、予防する効果があることが、宮崎大学の研究で分かりました。ミツバチの異変が深刻化する中、今回の研究成果は、養蜂業界からも、注目を集めています。今回の研究に取り組んだのは、宮崎大学農学部の前田昌調教授です。17日の前田教授の発表によりますと、淡水や海水、それに土壌などに、広く分布している細菌、「シュウドモナス菌」を、えさなどに混ぜてミツバチに与えると、伝染病の予防効果があったということです。また、シュウドモナス菌は、伝染病の予防だけでなく、ミツバチの群れを増やす効果もあるとしています。ミツバチの異変が、世界的に深刻化する中、前田教授は、今回の研究成果で、「ミツバチの減少自体を、抑制することが期待できる」と、話しています。(宮崎大学農学部・前田昌調教授)「ストレス軽減や、ウイルス抑制効果のため、蜂群崩壊の抑制が期待できます」シュウドモナス菌を使った飼料は、今月22日から、販売されることになっています。


5.日南市でトンビ救出劇
 (06/17 18:57)

日南市で、落石防止用の金網の間に、トンビが紛れ込んでいるのを、住民が発見しました。通報を受けて、17日、消防のレスキュー隊などが出動し、大掛かりな救出作業が行われました。今月12日、日南市鵜戸の市道沿いで、落石防止用の金網の間に、トンビが紛れ込んでいるのを、住民が見つけました。住民は、16日から魚の切り身などの餌を与えていましたが、かなり衰弱している様子だったということです。(日南市鵜戸地区区長・長友治さん)「動物愛護ということで、救助しないといけないと思うんですよね。市に連絡とって金網を破らんと、ちょっと救出できないんじゃないかと」。そこで、17日、住民がトンビの救出を、日南市に要請。消防のレスキュー隊などが出動し、救出作業にあたりました。トンビは、隊員が、金網を専用のカッターで切り、無事、救出され、そのまま自力で飛び去っていっていきました。心配そうに見守っていた住民たちも、ほっと胸をなでおろしていました。


6.世界水泳へ!松田選手が出発
 (06/17 19:00)

来月、イタリアで開催される世界水泳選手権に向けて、松田丈志選手が、早くも、17日、地元、延岡を出発しました。松田選手と久世コーチを激励しようと、JR延岡駅前で行われた出発式。一緒に練習している、東海スイミングクラブの子どもたちや、見送りに訪れた市民を前に、松田選手は、大会での活躍を力強く誓いました。(松田選手)「この世界選手権が、また新たな第一歩だと思うので、しっかり結果を出し、また帰ってきたい」松田選手は、今回の世界水泳で、200メートルバタフライと400メートル自由形の2種目に出場します。今月開かれたジャパンオープンでも、両種目で優勝。ふるさと、延岡でも、久世コーチとともに、リラックスした雰囲気の中、精力的に練習をこなし、仕上がりは順調です。(松田丈志選手)「レースに出ながら強化していければというところが、一つの目標としてあって、それはうまくできたと思う。」去年の北京オリンピックで銅メダルを獲得し、今年を、「ロンドンへの第一歩」と位置づける松田選手。今シーズンは、さらに記録をのばすため、レースの「前半のスピード」を磨く、練習に力を入れてきました。今回の世界水泳では、400メートル自由形で、決勝進出と自己記録の更新。そして、200メートルバタフライで、北京オリンピック以上の成績を残すことを、目標に掲げています。(松田丈志選手)「最近のレースでは、後半が少し落ちている部分はあるので、そこをもう一回強化していきたいと思う。(バタフライは)予選・準決勝を余裕を持っていけるくらいの力をつけて、決勝では、またメダルをとって、去年以上の結果を残せるように頑張りたいと思います」今回の世界水泳で、日本選手団の主将も務める松田選手。チームに勢いをつけるため、そして、3年後のロンドンオリンピックにつなげるためにも、結果が求められる大会になります。(松田丈志選手)「やはり結果をしっかり出したいという気持ちはありますね。僕が結果を出せば、またみなさんに喜んでもらえると思うし、僕がメダルをとりたいと思います」


7.振り込め詐欺で200万円の被害
 (06/17 20:24)

今月15日、宮崎市の60代の女性が、息子を装った振り込め詐欺で、現金200万円の被害に遭っていたことがわかりました。警察の調べよりますと、今月15日の午前、宮崎市福島町に住む60代の女性の自宅に、息子を名乗る男から、「会社の金を横領した。金を何とかしないと大変な事になる」と、電話がありました。この女性は、息子からの電話と信じ、宮崎市内の金融機関の窓口で、指定された口座に、現金200万円を振り込みましたが、その後、息子に確認したところ、振り込め詐欺だったことがわかりました。県内では、今年に入って先月末までに、17件の振り込め詐欺事件が発生していて、あわせておよそ900万円の被害が出ています。警察では、振り込め詐欺事件として、捜査するとともに、注意を呼びかけています。


8.高鍋で住宅全焼 高校生やけど
 (06/17 17:35)

17日未明、高鍋町で、住宅1棟を全焼する火事があり、この家に住む高校生が、やけどを負いました。17日午前1時ごろ、高鍋町上江の会社員、谷川勝利さん44歳の自宅から火が出て、木造平屋建ての住宅1棟、約66平方メートルを全焼しました。この火事で、谷川さんの高校1年生の長男が、逃げる際に煙を吸い込み、気道に、全治10日間のやけどを負いました。出火原因は、警察と消防で調べています。


9.タカミメロン出荷始まる
 (06/17 17:34)

日南市南郷町では、お中元用として人気の高い、タカミメロンの出荷が始まりました。日南市南郷町では、30年ほど前からきゅうりの後作として、タカミメロンを栽培していて、県内では、小林市に次ぐ生産地となっています。今年もタカミメロンの出荷が始まり、このうち潟上地区の永倉晴義さんのハウスでは、直径15センチ前後に育ったメロンを、一個一個ていねいに収穫する作業が行われています。今年は、天候に恵まれたことから、品質は上々で、甘さ、大きさともに、申し分ないということです。タカミメロンは、上品な甘さとさわやかな後味が特徴で、マスクメロンに比べて安いことから、お中元用として人気が高く、県内を中心に、5キロ・2000円前後で出荷されています。日南市では、旧南郷町を中心に、15戸の農家がタカミメロンを栽培していて、来月上旬まで出荷は続きます。


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