スゴ腕ママは女子高生、売り上げ月２００万

　民主党・小沢一郎代表代行（６７）も真っ青の豪腕を発揮。堂々「ママ」として年上のホステスを使いこなし、店を切り盛りしていた女子高校生の少女（１８）が、札幌・厚別署に風営法違反（無許可営業）の疑いで逮捕、送検されていたことが１７日、分かった。

　１００年に１度の経済危機で東京・銀座のクラブから客足が遠のく中、少女はヤル気とアイデアで店の売り上げに貢献していた。

　逮捕容疑は５月２５日、風俗店経営者（３４）と共謀し、北海道公安委員会の許可を受けずに幌市厚別区の「スナックムーン」を営業した疑い。

　厚別署によると、少女は札幌市内の通信制高校に在籍する一方、１６歳ごろからホステスなどとして飲食店で勤務。「スナックムーン」には昨年１０月ごろに入店したとみられている。

　今年１月に入ってからママに抜てきされ、１７歳から３０歳のホステス７人を使いこなす日々。売上金の管理や従業員採用も任されていた。

　将来自分で店を持つことも考え、食品衛生責任者の資格も取得。新たに飲み放題メニューを設定するなど工夫し、多い時は月約２００万円を売り上げていたという。

　同署によると、最近１年間は通学しておらず「仕事との両立が面倒で行かなくなってしまった」と供述しているという。