政府がIWC年次総会出席、日本の沿岸捕鯨支持方針
韓国はこの総会で、クジラ資源の利用と保全は、科学的根拠に基づき持続可能な水準で行われるべきだとの立場を表明し、日本の小規模沿岸捕鯨を支持する。すでに3月に開かれた中間会議でもこうした立場を示しており、これを再確認するものとなる。また、蔚山地域の伝統的な鯨肉食文化とクジラ文化保存のための努力も紹介する計画だ。
農林水産食品部関係者は、科学的調査で朝鮮半島周辺のクジラ資源が十分に利用できる水準と判明すれば、IWCが定めた手続きに従い、クジラを合法的に利用する問題に関心があるとの意味だと話している。
ことしのIWC年次総会には、加盟85カ国の政府代表と非政府組織(NGO)関係者らが出席し、日本の沿岸捕鯨容認の是非、科学調査捕鯨の縮小、南大西洋へのクジラ保護区設置などの一括妥結について協議する。