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【新型インフルエンザ】

豊橋で新たに1人 東海学園大6人目

2009年6月17日

 愛知県豊橋市は17日、東海学園大三好キャンパス(同県三好町)に通う同市の1年生の男子学生(18)が新型インフルエンザに感染したと発表した。同大の学生で感染が確認されたのは6人目で、県内では14人目。

 市保健所によると、男子学生は13日に頭痛やだるさを感じながら、同県日進市で硬式野球部の試合に出場。14日にも同所で試合があったが、せきやのどの痛みなどがあったため試合には出なかった。15日午前1時ごろには37・8度まで発熱し、父親の車で豊橋市に帰省。午後5時ごろに市内の一般医療機関で検査を受け、17日未明、感染が確認された。現在は豊橋市民病院に入院し、発熱もなく容体は安定しているという。

 男子学生は家族5人暮らし。豊橋市は17日未明に対策本部会議を開き、学校や保育施設、公共施設の休業や市のイベント中止はせず、感染拡大防止に努めることなどを確認した。市保健所はコールセンター=電0532(48)1911=で、引き続き午前9時から午後5時まで発熱相談を受ける。

◆小中校閉鎖せず 豊明市

 16日に新型インフルエンザ感染が確認された中学2年の女子生徒=名古屋市在住=が通う愛知朝鮮中高級学校がある愛知県豊明市は17日、市内の公立小中学校、公共施設の閉鎖を行わないことを決めた。市の関連行事も中止しない。

 女子生徒が在籍する学校によると同日現在、ほかに体調を崩した生徒や教職員はいないという。名古屋市や県の指導を受け、同日から22日までの休校措置を取った。

 

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