広島市のマンションで無理心中を図ったとみられる男性と3人の子どもの遺体が16日、見つかりましたが、男性は今年1月、児童相談所に「子どもが3人いて困っている」と相談していたことが関係者への取材でわかりました。
41歳の無職の男性と3歳から4歳の3人の子どもの遺体は16日午後、広島市西区庚午中の自宅マンションで見つかりました。
男性は妻と別居していて、生活保護を受けていました。広島市児童相談所によりますと、男性は今年1月、「子どもが3人いて、仕事もあるし困っている」と相談。相談所では子どもの一時保護を勧めましたが、男性は申請しなかったということです。
相談所の担当者は毎月1回電話をかけ、先月下旬には家庭訪問していましたが、変わった様子はなかったということです。
警察は自宅の現場検証と遺体の司法解剖を行い、死因などを調べることにしています。(6/17 11:56) |