教育現場での改革を報告する佐伯市蒲江小学校の岡松寛校長(右端)=12日午後、県教委
県教育委員会の麻生益直委員長は12日、県民に向けてメッセージを出し、あらためて教育改革への決意を示した。
メッセージは「失われた信頼を取り戻すため、教育の現場で着実に実績を積み重ねることが重要。事件を風化させないよう、PTAや学校現場との意見交換を進め、改革を迅速に進める」という内容。
この日は臨時教育委員会があり、汚職事件で前校長が逮捕された佐伯市蒲江小学校の岡松寛校長が、現在の児童の様子や学校教育の再生に向けた取り組みを報告した。住民ときずなを深めるために始めた広報紙「蒲江小だより」の配布などの取り組みを紹介。「子どもたちに明るさが戻った。地域とともにある学校という教育の原点に返ることができた」と話した。
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