2009年6月17日20時55分
噴煙を上げる桜島=17日午後5時13分、鹿児島市
噴煙を上げる桜島=17日午後5時21分、鹿児島市
17日午後5時6分、鹿児島市の桜島昭和火口で爆発的噴火があった。鹿児島地方気象台によると、噴煙は高さ約2500メートルまで達し、直径1メートルほどの噴石が火口から約800メートル離れた付近まで飛んだ。けが人は出ていない。
噴煙が2500メートルまで達したのは5月30日以来。晴れた夕方だったことから鹿児島市中心部からもよく見え、携帯電話のカメラで記念撮影をする人の姿が目立った。
桜島は現在、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)。気象台は「同規模の噴火が頻発すればレベルの引き上げもあり得るが、現時点ではレベル2の範囲内」としている。