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NIE:新聞づくり講座、読まれる条件助言--鳴門教育大 /徳島

 ◇「明りょう・正確・簡潔」

 読まれる新聞とは--。PTA公報や広報誌制作のノウハウ・ポイントを紹介する鳴門教育大の公開講座「市民のための新聞づくり講座」が14日、徳島市元町1の市シビックセンターで開かれた。

 小中学校教諭やPTA役員、社会福祉協議会などの担当者ら16人が参加。新聞を学校教材として活用するNIE(教育に新聞を)を推進する阪根健二・同大学大学院准教授(54)が講師を務めた。

 阪根准教授は、新聞の歴史やカラー印刷の仕組みを説明後、「読者の要求に応えた取材」「明りょう・正確・簡潔」など読まれる条件を示し、「大切なことは記事の最初に」と呼び掛けた。続いて、実際に記事と見出しを配置する新聞作りも。“話題提供役”として特別参加した上田昌義・読売新聞徳島支局長と広田正人・毎日新聞徳島支局次長が、逸話を披露したり、関心をひく原稿やレイアウトについて助言した。

 講座の最後は参加者一人一人の感想タイム。「勉強になった」「マンネリ化した紙面を変えたい」という声が目立ち、同市佐古地区に複数ある広報誌を一本化する責任者という森本政一さん(83)は「『オール佐古』と認められるよう頑張ります」と意気軒高だった。【広田正人】

毎日新聞 2009年6月16日 地方版

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